こんにちは。
猫の下僕です。
「耳をすませば」は中学生たちの青春ストーリー。
かわいい物の怪が出てくることの多いジブリ
作品の中では珍しく現実味のある登場人物
たちですよね。
リアルな現実ということで、イケメンの
天沢聖司にも、ただかっこいいだけじゃ
ない、危険な狂気が内在しているという
都市伝説があります。
※バロン男爵は月島雫の妄想内でしか
喋っていないので除く
目次
天沢聖司はストーカーだった!
イケメンで頭脳優秀な天沢聖司ですが、
実は月島雫をモノにするために、狂気
すれすれのストーカー行為を繰り返し
ていたと話題です。
具体的に見ていきましょう。
雫の先に本を借りていた
後に借りていたならわかりますが、
先に借りていたのなら、ストークして
いるのは客観的に見たら雫に見えます。
このカラクリは、劇中で天沢聖司の
言うとおり、大量の本を読んでいると
いう種が明かされています。
つまり、雫の読みそうな本を片っ端から
借りていたということです。
雫自身もかなりの本好きで、長期休みに
20冊読破したり市立図書館が休みだから
という理由で、閉館中の学校の図書室を
開けてもらったりしています。
本の虫に勝つための読書量、どのくらい
だったのか気になりますね。
後から思えば劇中での初対面時も?
序盤で月島雫が本をベンチに置き忘れ、
取りに戻ったら聖司が読んでいたという
シーンも、影からずっとチャンスを伺っ
ていたために実行できたと考えられます。
バイオリン作者を目指しているが弾ける
元々バイオリン奏者を目指していたが
断念して製作者へと転向した可能性も
ありますし、この点についてはかなり
弱い説になります。
ただ、最初に「コンクリートロード」の
約詩を知ったため、この曲をどこかで
演奏して一緒に歌うことで親密度を上げ
ようとしていた可能性が若干ありますね。
隣の席に座ったことがある
だまってこっそり後をつけて近くに
座るというのは、今なら完全に事案扱い
ですよね。
子供らしく囃し立てる同級生はたくさん
いましたが、あの時代にストーカーという
言葉はまだ中学生には浸透していない
ということでしょう。
ラストシーンで雫の部屋の位置を把握していた
聖司がクレモーナから帰ってきて
最後の自転車で待っていたシーン。
奇跡じゃなく待ち伏せです。
たしかに、心で祈っていたら雫が
窓を開けたわけですが、そもそもの
アパートの下で待っていた行為自体は
奇跡ではないですよね。
そもそも、実は天沢聖司は雫自身から
自宅の住所を聞いたという描写は
ありません。
自宅まで送ったこともありませんしね。
さらに、狭い家で姉と同居してはいまし
たが、両親とは別の部屋ですし、居間も
存在しました。
そんな状況で、雫の部屋をわかって
いるというのは奇妙です。
どうやって知った?
まずそもそも、劇中では途中までしか
送ったことがありません。
「ここでいいよ」と、家まで送ることを
拒否しているため、雫が自分から住所を
伝えているとは考えにくいです。
ただし、その途中まで送った際、聖司は
自転車に乗っていました。
女の子が走る速度と比較すれば、自転車で
追いつくのは容易です。
後ろからついていって、部屋の明かりが
つく瞬間を外から観察していたとしたら。
ちょっとした狂気を感じますね。
イケメン無罪
なによりも天沢聖司くんがめっちゃかっこ
いいので、イケメン無罪の法則が発動して
いるのかもしれません。
これを現実でやったらやはり相当気味悪
がられてしまうでしょう。
物語だからこそ成立しているのですね。
物語だからこそ、ストーカーだなんだと
難癖をつけず、素直な気持ちで観るべき
かもしれません。
最後に
ストーカーと見做されても不思議では
ない行動もたくさん見られますが、
あくまで同級生へ対する積極的な
アプローチです。
ヴァイオリン製作者の夢への積極性を
考えると、同様の熱意を恋にも向けた
と考えれば、狂気というほどでは
ないのかもしれませんね。
みなさんも異性へアプローチする際は
ストーカーにならない程度に積極的に
アタックしてみましょう。