アニメ ジブリ

借りぐらしのアリエッティ 翔が読んでいる本が切なすぎる!タイトルはコチラ!

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人から物を借りて床下に住む小人と

心臓の病気に苦しむ人間の少年・翔との

ストーリーを描いたジブリの映画作品、

借りぐらしのアリエッティ

 

結局翔はどうなったのか、そもそも

どんな病気だったのかなど、色々と

語られていない部分が多く、少し

モヤっとする映画ですよね。

 

そんなみなさんの疑問を少しだけ解決

できそうなことを調べましたので

ご覧ください。

 

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翔の読んでいる本は?

 

アリエッティが住んでいる家に、病気の

療養のためにやってきた翔。

 

心臓が悪く、手術を控えた状態で、

小走りで移動するだけでも胸に刺さる

ような激痛が走る状態です。

 

そのため、できるだけ興奮せず、一日の

ほとんどをベッドの上ですごしたり、

自然に囲まれた丘の上に寝転んで過ごし

ています。

 

そんな翔がよく読んでいる本は、1911年

に初版が発行された、イギリスの小説です。

 

古い本ですが、新装版が楽天やアマゾン

で売られています。

翔が読んでいた本

 

 

【ネタバレあり?】ストーリー概要

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この本のストーリーを簡単に説明して

みます。

 

ネタバレを含んでしまいますので、読ん

でみたい方は次へ進んでください。

 

翔の手術はどうなった?

 

 

 

舞台はイギリス植民地時代のインド。

 

一人の少女を残し、コレラの流行で

両親や使用人たちが亡くなってしまい

ます。

 

一人では生きていけないため、叔父に

引き取られます。

 

 

最初は生活に馴染めなかったものの、

次第に使用人たちと仲良くなっていき、

明るい性格になっていきます。

 

引き取られた家は、立派なお屋敷だった

のですが、自分の使う部屋以外の多くの

部屋には鍵が掛けられており、屋敷の

外にある花園の扉も施錠されています。

 

 

ある日、庭を散歩していたときに、

花園の扉を開く鍵を見つけました。

 

明るい性格がさらに明るくなり、お転婆

といってもいいほどになっていた少女は

入ってはいけないと言われていた花園に

踏み込みます。

 

10年も放置されていた秘密の花園は

荒れ放題でした。

 

少女は仲良くなった使用人たちと、

花園の整備を始めます。

 

 

そんな日が続いたある日、存在を隠され

ていた「叔父の息子」の存在を知ります。

 

少年は、病気で毎日寝たきりの生活を

しています。

 

周囲から存在を隠され、邪険に扱われて

いたであろう少年は、生きる気力を失っ

ていました。

 

 

少年のもとへ何度も何度も訪れる少女。

 

最初は心を閉ざしていた少年も、次第に

少女の明るさに凍りついた気持ちが

ほぐれていきます。

 

そして、少年と少女は秘密の花園へ

でかけます。

 

少年は花園で車椅子から降り、大地を

踏みしめます。

 

一時は生きる気力を失っていた少年は

再び前を向き歩き出します。

 

 

それから後、少年は徐々に回復し、

花園の手入れを手伝えるほどまで

癒えていきます―――

 

 

少年と翔の境遇が似ている

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存在を隠されてきた少年と、手術直前

にもかかわらず、母親が帰ってこない

翔。

 

ベッドで寝たきりで、生きる気力が

なくなっている少年と、心臓が悪く

手術の成功率も低いとされている翔。

 

 

少年と翔の境遇がよく似ていますよね。

 

なお、前述の通り少年は少女と出会い

徐々に体も回復し、生きる気力を

取り戻しています

 

 

翔はアリエッティに会うまでは一人

ぼっちでした。

 

「秘密の花園」を読んで、物語の少年

のように、誰かに部屋から連れ出して

欲しいと願っていたのでしょうね。

 

そんな想いを秘めていた翔が、あの

屋敷にやってきたその日にアリエッティ

を目撃しています。

 

そのときの心情を考えると、胸が

締め付けられますね

 

アリエッティからは「もう私たちに

関わらないで」と、拒絶するような

言葉をかけられますが、それでも翔は

角砂糖を届けたり、カラスから守ったり

と、なんとか仲良くなろうとしています。

 

なぜあそこまでアリエッティと仲良く

なろうとしていたのか。

 

翔の心の叫びが聞こえてきそうです。

 

 

アリエッティがいなかったら、翔は

手術を受ける気力ももてなかったかも

しれませんね。

 

 

君は僕の心臓の一部だ

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愛読していた本のように、自分を照らす

明るい少女と出会った翔でしたが、

よかれと思って行ったことが原因で、

アリエッティたちが引っ越さなければ

ならなくなってしまいます

 

アリエッティとの別れの日、翔は

君は僕の心臓の一部だ

と、告白をしています。

 

そこには男女の恋仲以上の想いがあった

ことでしょう。

 

アリエッティと出会う前の翔は、

半ば自暴自棄となり、生きる気力を失っ

ていました。

 

欠けた心臓を埋め、生きる糧となって

いたアリエッティとの別れは辛かった

でしょうね。

 

最後にアリエッティから手渡された

髪留めのせんたくバサミは、きっと

手術の際にもお守りとして持っていた

はずです。

 

 

翔の手術の結果はどうなった?

 

作中では、翔の手術の結果や、その後

アリエッティたちと再会できたのか

などが描かれていませんよね。

 

ハッピーエンドとは言い難い、かと

いってバッドエンドではない、なんとも

消化不良な終わり方と感じた方も多い

ようです。

 

では、翔の手術は一体どうなったので

しょうか。

 

次のページへ続きます。

 

次へ:翔の手術の結果は?二人は再会できた?

 

 

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