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情報商材は詐欺?当たり前のことしか書いていない理由とは 金の無駄なの?

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情報商材ブームとでもいうのか、昨今は情報が有料で売られていたり、コンサルやサロンという名目で何十万円もの会費を要求するケースが多いですね。

 

やっぱり詐欺なのでしょうか。

 

私は様々な有料情報に手を出しましたし、コンサルに参加した経験もあります。

 

その経験から、「情報商材は詐欺なのか?」「情報商材は金の無駄なのか?」という点を考えてみます。

 

 

 

情報商材は大きく分けて3つある

 

私が購入・参加した情報商材やコンサルは3種類に分けられます。

 

それぞれ紹介していきます。

 

 

明らかに詐欺なもの

 

残念なことに比率としてはかなり高いのですが、明らかに詐欺なものは多いです。

 

たとえば私が参加を迷っていたものの一つに「3か月でプロイラストレーターにさせるコンサル」というものがありました。

※Twitter上で炎上した「100万円くれたら3か月でプロにする」とは別の講座です

 

これは参加する前に詐欺だと判断したのですが、理由は「講師が1度も自作の絵を見せなかった」からです。

 

誰でもプロレベルになれるのであれば、少なくとも講師は絵が描けなくてはいけません。

 

トップレベルに上手な必要はありませんが、少なくとも「自分が教える内容を実践した結果」を見せられる程度には上手い必要があります。

 

ですが勧誘時点で1度も絵を描いていないどころか、なんと商業漫画をコピペしたものを使っていたのです。

 

イラストレーターを育成しようとした人が著作権を守る意識がないことも信じがたいですよね。

 

ちなみにこのコンサルは現在サイトは閉鎖され、宣伝用だったTwitterは仮想通貨の体験談がツイートされています。

 

 

他にも、「1日3クリックで月収30万円」という広告が一時期流行していました。

 

これはおそらく「瞬間風速」を月収換算したものなのでしょう。

 

1日8時間20日働くと考えると、総労働時間を秒にすれば57万6千秒です。

 

3クリックが10秒かかると想定した場合、3クリックで5.2円稼げれば月収換算で30万円になります。

 

もちろん1日8時間クリックし続けるのは現実には不可能ですよね。

 

この「瞬間風速」というのは多くの詐欺師が使っています。

 

サラリーマンでない稼ぎ方をしていると、たくさん稼げるときもちょっとしか稼げないときもあります。

 

たくさん稼げる一瞬を切り取り、それがもし1か月や1年続いたらいくらになるかという計算で導き出された瞬間風速理論は現実では到達するのがとても難しいです。

 

 

当たり前のことしか書かれていない情報商材

 

2パターン目は、詐欺ではないものの既知の情報しか書かれていないパターンです。

 

これは詐欺ではありませんが、がっかりしますよね。

 

一発逆転を夢見てかき集めたお金が無駄になったような気になってしまいます。

 

ただし、「当たり前のことを長期間続ける」というのは簡単に見えてとても難しいです。

 

 

本当にブルーオーシャンな情報

 

極々まれに、簡単にできてライバルがいないジャンルの「本当に稼げる情報」が売られていたりします。

 

ただしほとんどの場合、短期間しか稼げません。

 

なぜなら簡単にできるのですぐにライバルが参入してくるからです。

 

 

じゃあ情報商材は金の無駄ってことでOK?

 

実は上記3つのうち、ある条件が整えば有効な情報になるものがあります。

 

それは2番目の「当たり前のことが書かれている情報商材」です。

 

当たり前に見えるのは、それが王道の方法だからです。

 

無料で書かれていることやそのジャンルの著名人が語った内容の寄せ集めに見えますが、体系的に順序立てて書かれているなら有用です。

 

ネットの無料情報をかき集める場合、間違った情報が紛れ込んだり順番がわからなかったりします。

 

「この順にやっていけばいい」という道順がわかるのは有用です。

 

当たり前のことを素直に順番にやっていくのは、情報商材やコンサルを購入して一攫千金を目指す人にはかなり難しいでしょう。

 

だからこそ、愚直にそれができる人は成功しやすいです。

 

 

コンサルはお金を払う価値がある

 

「当たり前のことしか言わないコンサル」も実は価値があります。

 

もちろん講師側も実践しているのが大前提です。

 

講師が実践しているのであれば、初心者が躓いたときにどうすればいいのか正確に教えてもらえます。

 

初心者の段階では、ネットの無料情報だけでトラブルを解決するのは困難です。

 

ある程度コンサルの経験を積んでいる講師なら、教えた人の失敗談が蓄積されているため解決が速いです。

 

 

払うべき価値があるのは?

 

私が思う「お金を払う価値がある情報商材・コンサル」は以下の通りです。

・講師がリアルタイムで実践していること(実践の様子を見せていること)

・情報を売って終わりではなく、実際に質問に答えてくれること

最低でもこの2点は必須です。

 

また、可能であれば

・当初謳っていた結果が出なかった場合にコンサル料が返ってくること

・返金手順や条件がわかりやすいこと

という返金保証があればより安心です。

 

 

いくらまでなら払ってもいい?

 

一般的に、稼げている人の投資の月額は収入の1割から3割とされています。

 

情報商材やコンサルなどであれば、今の月収ではなくコンサル後に増える月収の1割から3割を想定すべきでしょう。

 

月10万円稼げるようになる副業のコンサルであれば、1か月あたり1万から3万円がコンサルに払える額と言えます。

 

半年コースであれば6万円から18万円ということになりますね。

 

 

そんなお金ない?

 

この程度の額を捻出できないのであれば、おそらくそのコンサルに入っても結果は出せません。

 

なぜなら「本気度が足りない」からです。

 

今の日本において、月1万から3万という金額を捻出するのは難しいことではありません。

 

普段の給料が全て生活費に消えるのだとしても、本気で学びたいならどこかの休日に日雇いバイトでもすればいいんです。

 

もし休日が存在せず毎日30日働き詰めで、なおかつ全収入が生活費に消えるのであれば、それは仕事を変えるか生活スタイルを変えることからスタートすべきです。

 

また、趣味に忙しくて日雇いバイトができないというのであれば、コンサルへの本気度はそこまでということです。

 

「日本は終わった」などと言われていますが、職業を選択する自由はありますし、最近では副業を禁止している会社は少ないです。

 

やる気さえあればできます。

 

 

最後に

 

情報商材やコンサルは全て詐欺だと思っている人も多いようです。

 

確かに胡散臭いものが多く、講師が初心者や完全に未経験ということも少なくありません。

 

その見極めは情報商材購入前やコンサル入会前にはなかなか見極められません。

 

私が指標としているのは

・講師自身がリアルタイムで実践していること

・質疑応答ができること

を備えており、講師が信用できない場合には

・結果が出なければ返金できること

・返金手順が明確で、返金条件もわかりやすいこと

が揃っている場合ならば挑戦する価値があると判断しています。

 

金額としては、「そのコンサルで得られるであろう月額の1割から3割」です。

 

その程度の額が出せないのならコンサルで成長することはできないので諦めましょう。

 

なんとしても叶えたいのでなければ無理をする必要はありません。

 

「あわよくば一発逆転を」という考え方なら稼げる情報商材を手にしても失敗します。

 

無理をせずに今の仕事の収入を増やすための資格でも取ってください。

 

 

 

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