当記事はフジテレビ版「犬神家の一族」の
登場人物およびストーリーについて
記述したものです。
現実の人物・団体・事件とは一切関係が
ありません。
フジテレビ版の那須神社神主・大山泰輔を
演じる俳優や爆弾発言などについて
解説していきます。
「犬神家の一族」はすでにたくさんの映画や
ドラマ、マンガなどになっていますが
当記事では横溝正史の原作小説を基に
記述しています。
フジテレビドラマにオリジナル要素が
あった場合やや設定が異なる可能性が
あることをご理解ください。
那須神社神主・大山泰輔を演じる俳優は誰?
品川徹です。
白い巨頭の大河内教授で有名です。
大河ドラマではおんな城主・直虎で
北条幻庵を演じています。
最近ではあの下町ロケットで帝国重工の
沖田会長を演じていますね。
渋い魅力を持ったご老人という役が
似合う俳優です。
ですが今回は・・・
プロフィール
名前:品川徹(しながわとおる)
生年月日:1935年12月14日(82歳)
出身地:北海道旭川市
血液型:B型
事務所:ノックアウト
ミーハーな神主・大山泰輔
那須神社の神主である大山泰輔。
神官の職なので真面目な人なのかと
思いきや、実はかなりミーハーです。
犬神家は神道のためお通夜などは
大山神主がとりしきるのですが
第一の被害者・スケタケのお通夜で
酔った勢いで犬神佐兵衛の秘密を
金田一耕助に語って聞かせています。
その秘密とは佐兵衛と恩人である先代の
神主・野々宮大弐との衆道の話です。
かなり下世話な話ですが実は犬神佐兵衛を
知る人であれば公然の秘密のようなもの
でした。
大山神主は那須神社でその根拠となる
ものを見つけて浮かれており金田一耕助に
自慢しているのです。
根拠となるのは厳重に封印されていた
唐櫃の中にあった日記です。
大山神主はこの日記をもとに犬神佐兵衛の
伝記を書くという野望があるようです。
すでに「犬神佐兵衛伝」という伝記は
あるのですがそちらはきれいな側面しか
語られておらず、衆道や妾との確執などの
恥になるようなことは割愛されていました。
大山神主はそちらの側面を赤裸々にすることで
本来の犬神佐兵衛を伝えたいと考えた
ようです。
大山神主による爆弾発言
その後、実際に日記を調査した大山神主は
犬神佐兵衛のとんでもない秘密を発見します。
それは「犬神佐兵衛と珠世の関係」です。
珠世は先代の神主である野々宮大弐の孫
ということになっていますが、なんと
野々宮大弐の妻・晴世と犬神佐兵衛の間に
出来た娘の子供だったというのです。
つまり佐兵衛が不倫して作った子供の
子孫が珠世ということになります。
側室(妾)を持つことは当時でも寛容では
ありましたが不倫となるとやや状況が変わり
ますね。
さらに言えば、遺言状によれば珠世が
結婚した相手が遺産を相続するとされて
います。
ですが珠世が佐兵衛の孫ということであれば
スケキヨ、スケタケ、スケトモとも従兄弟
ということになります。
これまでは「恩人の娘」だったため近親では
なかったわけですが状況が大きく変わって
きます。
スケキヨに成りすましていた青沼静馬は
佐兵衛の愛人である青沼菊乃の息子です。
つまり静馬と珠世は叔父・姪の関係に
なるのです。
当初はスケキヨになりすましたまま珠世と
結婚し遺産を相続する腹積もりだった静馬は
叔父・姪の関係であることを知り躊躇して
います。
最後に
フジテレビ版犬神家の一族で那須神社の
神主の大山泰輔を演じるのは品川徹です。
下町ロケットでは帝国重工の沖田会長を
演じており渋い魅力に溢れたご老人でした。
犬神家の一族の大山神主はかなりミーハーな
人物です。
フジテレビでも同様だとすればだいぶ雰囲気の
違う役柄になりそうですね。