外こもりとは「物価の安い国でのんびり暮らす」というスタイルです。
日本は給料が低いと言われることが多いですが、物価は特に安くはありません。
だから日本国内では「そこに存在する」だけで大金が消えていきます。
働いても働いても苦しまなければならないなら、物価の安い国に逃げちゃいましょう。
ちなみに、外こもりは一般的な企業では「海外で遊んでいた」と考えられているため空白期間扱いです。
バイトなら別ですが正社員には戻れないと思っていたほうがいいです。
なので正社員から逃げて外こもりになるのであれば、もう一度正社員時代に戻ることができないことは覚悟しておきましょう。
ブラック企業で搾取されていたり、非正規雇用やバイトで日銭を稼いでいる方々は空白期間があっても戻れます。
心が壊れる前に「最悪逃げればいい」の精神で外こもりを満喫してみてはいかがでしょうか。
なお、当然ですが2020年はあの未曾有の大災害によって海外に渡航することは事実上不可能となっています。
まずは日本で準備をしましょう。
最悪逃げてもいい
今いる場所がすでに地獄なのであれば、逃げてもたいして変わりません。
「逃げた先は地獄だぞ」と警告する人は多いですが、もしあなたが今地獄にいるのなら気にしなくて大丈夫です。
ブラック企業で心を壊すくらいなら、逃げていいんです。
労働条件がブラックでも給料が高かったり、将来の昇給が約束されているのであればしがみついてもいいかもしれませんが、そうでなく60歳70歳になっても同じような状況になるのであれば、さっさと逃げましょう。
非正規やバイトであればしばらく休んでも似たような待遇の仕事はたくさんあるので気兼ねなく休みましょう。
今いる状況で何かしらの成長が見込めるのであれば耐えるのもいいですが、ただ日銭を稼ぐために時間と心を捨てるのはもったいないです。
外こもりはいつでも逃げられる
外こもりという生き方ができるようになると、無意味な壁にぶつかった際・理不尽な困難に遭遇した際にいつでも逃げられるようになります。
さらに、外こもり先は固定する必要がないため、滞在先が合わなければすぐにでも別の国へと逃げることができます。
逃げた先に待っているもの
「逃げる」というのはネガティブな表現なので、逃げ続けた先は最悪の結末しか待っていないように感じますよね。
ですが「理不尽」で「無意味」なものから逃げ、「好きなこと」「やってみたいこと」に挑戦したらどうなるでしょうか。
外こもりは時間だけはたくさんあります。
今の世の中、ネットさえ繋がっていればいくらでも情報が入ってきますし、物価の安い「途上国」であってもオンラインで習い事をすることもできます。
そして外こもり中に得た新しいスキルを使って、ネットを介して収入を得ることだってできます。
逃げた先には「好きな事を仕事にする世界」が待っています。
ただし、当然ながら外こもり中に何もせずただ漠然と日々を過ごした人には最悪の結末が待っています。
「逃げる」というのは「理不尽なこと」や「嫌なこと」に対してだけであって、全てから逃げて何もしないことではありません。
逃げるために用意したほうがいいもの
もしあなたが今社会人で外こもりという逃げ方を望むのであれば、クレジットカードを作ってください。
「お金を限界まで借りましょう」なんていう話ではありません。
今の時代、デビットカードがあればクレジットカードとほぼ同じ使い方が可能ですが、海外旅行保険への加入や航空券の購入に関しては一部の会社ではクレジットカードのみとなっています。
外こもりをスタートしてからクレジットカードを作るのは難しいので、会社員のうちに作っておきましょう。
お金はいくら必要?
外こもりする国によりますが、私が好んで過ごしているタイ・ウクライナ・ジョージアであればそれぞれ渡航費を除き月あたり10万円あれば初めてでも快適に過ごせるでしょう。
慣れたらさらに数万円削ることもできます。
私はU-NEXTなどの日本のサブスクにたくさん加入しており、毎月電子書籍を買い漁っていますが、それでも保険代を含めて月7万円でお釣りが来ます。
ネットで月10万稼ぐ
今の時代、物価の安い国でもwifiなどネット環境が一切ないという場所はありません。
ですのでネット経由で収入を得ることで、半永久的に外こもりが可能です。
上述の通り、物価の安い国なら10万円未満で生活が可能です。
そしてネットで10万円稼ぐのは「きちんと努力すれば」誰にでもできます。
「1日1時間も行動せず、たいした知識も持たずに稼ぐ」には才能が必要です。
ですが「王道の手法をきちんと理解し、それを実践していく」のであれば10万円は才能が必要な世界ではありません。
最後に
外こもりにはノルマも責任もなく、自由な時間だけが存在します。
その自由な時間をどう使うかは個人の自由です。
誰の目も気にしなくていいんです。
自分のやってみたいことを始めてもいいですし、何もせずにゴロゴロしても大丈夫です。
生活費が安いので日本に帰らずに好きな事で収入を得るという選択肢も敷居が低いです。
そして外こもりという生き方自体に飽きたらそこから逃げてまた日本で非正規で働いたりバイトしたりすればいいでしょう。
正社員に戻るのはとても難しいですが、それ以外ならそれほど問題はありません。
外こもり中に新しいスキルを身に着ければ、日本に戻ってからもそのジャンルで働くことだってできるかもしれません。
もしあなたが日本で苦しんでいるのであれば、そこにしがみつくことで将来得られるメリットと、そこから離れることによるデメリットを天秤にかけて選択してください。
最後に念のため言っておきますが、私は「外こもりこそが至高、日本で消耗しているヤツはバカ」などと言う気はありません。
日本で会社員として働いている方がいるおかげで日本が先進国として世界中で認められています。
毎日朝から晩まで働いていることは本当にすごいことだと思います。
「それがどうしてもできない人は逃げてもいいよ」というだけの話です。