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海外ノマドになれる人の条件 社会人より厳しい?悠々自適な生活は無理?

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「ノマド」というのは本来遊牧民を意味する英語ですが、それが転じて会社や住居などの拠点を持たずに仕事をする人を指すようになりました。

 

さらに自国以外を旅しながらノマド生活を送る人は海外ノマドと呼ばれたりします。

 

2019年頃まで、TwitterなどのSNSで海外ノマドを自称する人たちがおしゃれな風景などを投稿していたことを覚えている方も多いでしょう。

 

まだまだ新型コロナウイルスが終息する気配はありませんが、会社をクビになった等で経済的に苦しくなった人から「(海外)ノマドのなり方」を質問されることが増えてきました。

 

「どうすればなれるか?」の前に、ノマドとしてやっていくための資質のようなものがあります。

 

向き不向きがありますので、(海外)ノマドに興味がある方は頭の片隅に入れておいてください。

 

 

 

海外ノマドになれる人の条件

 

技術(スキル)云々を語る前に、絶対になくてはならないことが一つあります。

 

それは「自分で行動できる」ということです。

 

一人で海外に行き自分で航空券や宿の手配をして、現地の人に道を聞いたり英語や現地語で買い物をするといったことができる...

 

ということではなく、それ以前に「自分でスケジュールを立てて自ら仕事をすることができる」ということが必要です。

 

 

海外ノマドは社会人と同じくらい厳しい

 

もちろん社会人もとても大変です。

 

ですが、海外ノマドも社会人生活とは別のジャンルの厳しさがあります。

 

何よりもまず、上司も親もいない中で自分で生活費を稼ぐために行動しなくてはなりません。

 

会社に所属していないと、今日も明日も24時間ずっと自由です。

 

そのため、面倒なことは後回しにしてしまいがちです。

 

生活費のための仕事は面倒ですよね。

 

だから意識して動かないと、生活費が稼げません。

 

「時間に縛られない」というのは仕事をしなくていいということではありません。

 

 

悠々自適な生活は難しい

 

(2019年までの)SNSでは海外の素敵な風景の写真やキレイなお姉さんの写真を投稿している人がたくさんいました。

 

それを見た人たちは「ほとんど遊んでいる」と感じたことでしょう。

 

「物価の安い国なら仕事もせず好きなことだけして悠々自適な生活が送れる」と思った人も多いはずです。

 

ですが、物価の安い国であっても生活費はゼロ円ではありません。

 

削りに削れば月5万円以下にはなります。

 

ですが、「海外ノマド初心者」にとって会社に所属せずに5万円稼ぐことはそんな簡単なことではありません。

 

 

月5万円は簡単じゃない

 

「月5万円で生活できる」というとすごく安く感じますが、自力で稼ぐ5万円はそこそこの大金です。

 

多くの「海外ノマドになりたいと言い出した人」が想定する「1日1時間程度の仕事」ではまず不可能です。

 

1日1時間ということは、土日祝日一切なしで毎日続けたとしても月30時間です。

 

ということは5万円は時給換算で1666円以上の活動が必要ということになります。

 

土日祝日を休んで月20日働き、1日あたり2時間とするならば時給換算で1250円です。

 

当然ながら遊びや趣味のために追加のお金が必要なら働く時間が増えます。

 

ついでに言えば、ノマドに初挑戦する人が最初から時給1000円超えの成果物は生み出せるケースは超レアです。

 

それは才能云々の前に、単純にやり方を知らないからです。

 

方法論を正しく学び、それを実践できるようになるのに半年程度はかかります。

 

 

1日2時間ですら重労働?

 

多くの人にとって、「誰にも指図されない状態で1日2時間仕事をする」というのは大変です。

 

特に海外ノマドは、窓の外に魅力的な風景が広がっており、たくさんの面白そうなことが誘惑してきます。

 

子どもの頃に毎日家で2時間勉強を続けられた人はどのくらいいるでしょうか。

 

社会人になって、資格の勉強を毎日家で2時間し続けた人はどのくらいいるのでしょうか。

 

学校や塾、会社などの時間は含めません。

 

それらは周囲の目があって半強制的にやらされているからです。

 

自分の意思で行動するのは別物です。

 

まれに「ブラックで毎日12時間働いてる。辞めたらその時間を使えるから海外ノマドになれる」と言う人がいますが、無理です。

 

ブラック企業で強制されるような過酷な労働を自らの意思で毎日続けられる人は超レアです。

 

 

ストック式収入の罠

 

海外ノマドと相性のいいブログやYouTubeは単純な時給制ではなく、繰り返し再生・閲覧されるモノがあれば自分が働かなくてもお金を生み出します。

 

これらは「ストック式収入」と呼ばれ、放置していても収入が発生します。

 

ですがそれは初心者には無理です。

 

ネットコンサルの謳い文句でよく「10記事で100万円」だの「10本で100万再生」だのと言ったものを見かけますが、あれは「数千記事・数千本の動画のトップの10記事・10本」です。

 

ブログならブログの、YouTubeならYouTubeの、それぞれに対応したスキルを身に着けた上で相当な数の記事や動画を作らなければいけません。

 

もちろん、中には本当に最初からバズりまくっているブロガーやYouTuberはいます。

 

ですがそういう人は元々別のジャンルで人気がある人だったり、本当に偶然だったりします。

 

つまり初心者が狙ってやるべきことではありません。

 

 

最後に

 

海外ノマドに夢を見過ぎている方に警鐘を鳴らすためにネガティブな話をしました。

 

私自身は社会人を辞めてノマド生活をしています。

 

もちろん「ノマドは難しいけどできている私を褒めて」という話ではありません。

 

社会人もノマドもどちらも大変だよと言いたいのです。

 

その大変な内容の方向性が違うため、社会人生活に馴染まなくてもノマド生活なら頑張れる人はたくさんいると思います。

 

ただ、「社会人が大変だからラクそうなノマドになろう」と安易な気持ちで挑戦して「想像と違った!!」という状況を減らしたいとは思います。

 

SNSなどで悠々自適な海外ノマドに憧れるのはいいですが、あの状況になるにはそれ相応の努力が必要ですし、彼らだっておしゃれな写真を撮る影でしっかり行動しています。

 

スタバで最新のiPhoneとマックを広げてYouTubeを見ているだけでは憧れの悠々自適なノマド生活は手に入りません。

 

 

 

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