ゲームにのめり込む人はとても多いですよね。
「その時間を勉強に当てられたら」なんて考える人もいるかもしれませんが、楽しい時間を辛い時間に変換するのは至難の業です。
そこでオススメなのがオーディオブックです。
オーディオブックとは
AmazonのAudibleなどに代表される、書籍を読んでくれるサービスです。
ゲーム中、目はテレビ画面やスマホモニタを見ていますが耳は暇をしています。
脳もほとんど活動していません。
文字を読むのはゲーム画面から目を離さなければなりませんが、聴くだけならゲームを一切中断せずに平行してできます。
有効な使い方
ゲームをしながら本を聴くだけです。
このとき、真剣に内容を理解しようとしなくても大丈夫です。
とりあえず最後まで通して聴いたら、次は普通に目で読書します。
「結局本を読むのか」と思うかもしれませんが、いきなり読書を始めるよりも一度聞き流しているほうが圧倒的に頭に入ってきますし、一度ざっくり内容を予習した状態なのでいきなり読むより圧倒的に速く読めます。
具体的には3時間かかるようなビジネス書が1時間で読めたりします。
ゲームをしながらであっても脳には断片的な情報が残っていくので全体の主張の流れや繰り返し登場する重要語句などがなんとなく記憶されています。
このなんとなく耳に残っている語句が文章内に登場することで「なんとなく知っている内容」という認識になり、理解が早まるのです。
聴くときはいい加減な気持ちで聴く
オーディオブックは「ながら聴き」で十分です。
目で読む前の予習なので、一発で理解する必要はありませんし、聞き取れなかった場所を巻き戻す必要もありません。
ゲームのBGM代わりくらいの気持ちで聴きましょう。
勉強するという意識でやると疲れます。
当然ですが、この方法だと聴くだけではきちんと理解できません。
聴いて終わりではなく、その後もう一度読むのが重要です。
耳で聴くのは2回目に目で読む際の予習である点を意識しましょう。
ゲーム以外でも使える
たとえば毎日の通勤・通学時、疲れていて本を読む気力がない状況でBGM代わりに聴いてみましょう。
ダイエットで運動する際に聴いてみましょう。
料理中、お風呂など、耳が空いている時にBGMにしてみましょう。
常に耳に集中して内容を理解しようとしたら疲れますが、聞き流すつもりであれば疲れていても大丈夫です。
忙しい現代人にとって読書をする時間を確保するのは難しいですが、耳が暇している時間はかなり存在します。
「一発で理解する必要はない」という緩い気持ちで、音楽の代わりに本を聴きましょう。
Audibleは不要
AmazonにはAudibleという声優が読んでくれるオーディオブックサービスがあります。
プロが読んでくれるので聞き取りやすいのですが、そもそも本の種類が少ないです。
しかもまだちょっと値段が高いです。
実はAudibleを使わなくても、AmazonのKindleをオーディオブック化する方法があります。
ただしこちらは機械音声なのでやや聞き取り難く、小説などには不向きです。
また、画像および画像内に書かれた文字は読み上げてくれないので、漫画や図解入りの書籍には向いていません。
ですがビジネス書などは機械音声に慣れれば頭に入ってくるようになります。
Kindleのオーディオブック化には、iPhoneならばVoice Over、AndroidならTalk backという標準機能を使います。
機械音声なので受け付けない人もいるかもしれませんが、速度やピッチを変えて試してみてください。
KindleのUnlimitedを契約すれば大量の書籍が読み放題です。
それを片っ端からオーディオブック化していけば毎月何冊も本が読めます。
最後に
ゲーム中や通勤・通学中など、脳や耳が暇をしているときは多いですよね。
オーディオブックで本を聴いてみませんか?
ビジネス書などは1度聴いただけではなかなか頭に入ってきませんが、ざっくり聴いた後に普通に目で読むと驚くほど頭に入ってきます。
内容が多少頭に入っているため、通常の読書のスピードがあがりますし、理解力も上がります。
「ゲームを辞めて読書をする」というのは辛いという人であっても、ゲームをしながら本を聴くのはできるでしょう。
本のながら聴き、オススメです。