悩み

努力したのに結果が出ない意識高い系と努力してないじゃんと指摘する人たちの前提の違い

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「自分なりに努力してんすけどねー」という意識高い系に対し、私はこれまで「全然努力してないじゃん」とバカにしてきました。

 

※私は「口先だけで行動が伴っていない人」のことを意識高い系と呼んでおり、結果が出ていなくても結果につながる行動をしている人は意識高い人(系をつけない)と呼ぶいう明確な区別をしています

 

ですが、そもそもの前提が違うためどちらの主張も間違っていないのではないかと思うようになりました。

 

いえ、より細かく言えば私の側が正しい表現で指摘していないからおかしなことになっているようです。

 

 

 

「努力してないじゃん」とは

 

私はこの言葉を「努力し終えてないじゃん」という意味で使っていました。

 

要は「完了形」的な用法です。

 

このセリフをもっと正確に言うならば「目的に到達するためにやるべき努力はまだ残っているよね。だからまだ努力が足りないじゃん」ということになります。

 

それを「努力してない」と表現しています。

 

 

「自分なりに努力してんすよ」とは

 

一方の「自分なりに努力してんすけどねー」の場合、単純な過去形です。

 

つまり過去の一時点(または一期間)において、(一瞬でも)努力(勉強・練習)をしたことがあるということのようです。

 

多くの場合、「それで目的に十分到達できる量・質だったか」という点が考慮されていません。

 

そこに注目しておらず「(一瞬でも)やったかどうか」という動作そのものに重点が置かれています。

 

 

何が目的か

 

努力している姿をSNSなどに投稿してイイネを貰いたいのであれば、目的に到達せずともその瞬間だけ頑張っているように見えればOKです。

 

具体的な例で言えば、おしゃれな雑貨屋ヴァンガード的なところで買ったおしゃれなノートをおしゃれなかっふぇーで広げて「今から勉強します」と写真をSNSに載せるところまででOKです。

 

いわゆる「承認欲求を満たす」というのが目的になっているパターンですね。

 

一方、もし何か叶えたい目的があるのであれば、そこに到達できるように計画を立ててその道筋通りに努力することになります。

 

そうであればそもそも「努力したんす」とはなりません。

 

計画が破綻しているのなら努力以前の問題ですし、計画通りにできなかったのならそれはそれで「努力したんす」にはならないですよね。

 

少なくとも過去形ではなく「(まだ結果は出ていないけど)今も努力してる最中っす」になるのではないでしょうか。

 

 

目的と計画の重要性

 

意識高いと呼ばれる人たちは、「億り人」だの「天下を取る」だのとざっくりした大きな夢を語りたがりますよね。

 

それを本気で叶えたいのなら別にいいのですが、ほとんどの場合は本気ではありません。

 

本気でないので当然目標も曖昧で、目標が曖昧だから計画もありません。

 

 

目的に到達したいのなら最終的なゴールと現在地を明確にし、不足している部分を改善しなくてはなりません。

 

そこからさらに目的地に到達したい時期を決めれば、今日やるべきことが明確になります。

 

どんなに大きな夢でも内容と期間を細分化することで今やるべきこと(努力すべき内容)ははっきりします。

 

これが「計画」です。

 

中間目標もやるべきことも洗いだしていない「俺はいつかでっかくなる」と言っているのは計画ではなく目的でも目標でもなく、ただの妄想です。

 

 

明確な目的と正しい努力

 

「努力とは何か?」には明確な答えがあります。

 

それは「その努力を続けていけば目的に近づける行動」です。

 

もちろん目的に到達するためには不足部分が複数個所に渡ることが多いため、一つの努力だけを続けていても目的に到達はできません。

 

ですが不足を解決できれば確実に近づけてはいますね。

 

 

たとえば「アメリカで働いてみたい」という夢があるとしましょう。

 

現時点で「英語が喋れない」「アメリカ支部に配属されるためのコネクションがない」などの不足部分がでてきたとします。

 

この状態で努力すべきは「英会話」や「社内でアメリカ支部に興味があることを匂わせる事」だったり「アメリカ支部で足りていない(欲しがっている)人材になる事」だったりするはずです。

 

この状況で「ダイエット」という努力を繰り返したらどうでしょうか。

 

「努力してんすけど全然報われないんすよー」と言われても「そりゃそうだろ」となりませんか?

 

何がしたいのかわかりませんよね。

 

何がしたいのかをはっきりさせ(目的を明確にさせ)、それに近づけるような努力をすべきです。

 

 

最後に

 

「努力してんすよねー」と言った際に「いやお前努力してないじゃん」と言われた場合「そもそも目的に沿った努力じゃない」ケースが大半です。

 

目的に対して質・量のどちらかが違っていると判断されています。

 

おそらくは英語などの「完了形」を使えば正しい意図になるのではないかと思います。

※それでも正確ではありませんが

 

日本語には完了形が存在せず「努力してないじゃん」が二つの意味で受け取れてしまいます。

 

私を含め「努力してないじゃん」と指摘する場合は正しい意味で受け取れるように言い方を考えなければいけませんね。

 

「努力してないじゃん」は「過去の努力した瞬間をカウントしていない」という意味ではなく、「目的に向かって行動しきれていない」という意味です。

 

もちろんこれは「目的に到達していなければどんな状況でも努力したとは言わない」という意味ではありません。

 

「1年後に目的に到達したい場合、今の努力を続ければ高確率で達成可能である」という状況であれば、現在結果が出ていなくても「努力している」と表現します。

 

これを正しく伝える短くて簡潔な文章が欲しいところです。

 

 

 

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