フジテレビドラマ「悪魔の弁護人」の第１章は夫殺しの裁判です。
被害者である津田伸吾を演じる俳優は誰でしょうか。
当初は「妻は不倫相手と一緒になるために旦那を殺害した」とされていましたが、真実はどうやら異なるようです。
当記事では原作小説を基にしたネタバレが含まれています。
ドラマ版はややマイルドな表現になるため、一部設定に変更がある可能性があります。
被告の夫・被害者の津田伸吾役の俳優は誰？
渡辺慎一郎です。
演劇ユニット「FunnyFarm」の主宰です。
とても多くの大河ドラマに出演しています。
「徳川慶喜」「葵 徳川三代」「北条時宗」「利家とまつ～加賀百万石物語～」「武蔵 MUSASHI」「新選組！」「功名が辻」「風林火山」「篤姫」「天地人」「江～姫たちの戦国～」「軍師官兵衛」の12作品です。
朝ドラ「さくら」にも出演経験があります。
最近では「ハケン占い師アタル」などに出演しているようです。
プロフィール
名前：渡辺慎一郎（わたなべしんいちろう）
生年月日：1974年2月10日（45歳）
身長：172cm
血液型：B型
事務所：セントラル
津田伸吾とは
第１章の被告である津田亜希子の夫です。
元プログラマーでしたがリストラされ、デイトレーダーという名のニート生活を送っています。
ちなみにデイトレーダーとは一時期人気があった「株やFXなどで頻繁に取引をして利ザヤを稼ぐ仕事」です。
当然ながら世界中の機関投資家と同じ土俵で対決することになり、資金力も知識も豊富なプロと戦うため勝率は低いです。
ちなみに機関投資家というのは「人」ではなく証券会社や銀行を指します。
組織で動いているため情報量などの前提となる武器が違うため、素人がデイトレで生活費を稼ぐのはかなり難しいです。
津田伸吾のクズエピソード
この津田伸吾という人物に関して、原作小説を基にクズっぷりを紹介します。
まず、この男はＤＶをしています。
奥さんの亜希子だけでなく次女の倫子にも手をあげています。
ちなみに長女の美雪には手をあげることはせずかわいがっていたとされています。
※この「かわいがっていた」は文字通りの意味で父性愛以上の意味はありません
もともとはプログラマーとしてＩＴ企業に勤めており、当時は高収入でした。
ただしそれは伸吾自身の能力ではなく、会社が偶然時流に乗れただけです。
伸吾はリーマンショックのあおりを受けて会社の経営が苦しくなったためリストラ候補に挙げられました。
そのことにプライドを傷つけられ、自分から退職を言い出しています。
その後、起業して見返そうとするも銀行に提出する「事業計画書」の時点で頓挫し、当時話題になっていたデイトレーダーの道へ進みます。
根拠のない自信を持った人物なのでロクに勉強もせずに取引をはじめ、退職金のほとんどを溶かしてしまいます。
そしてデイトレのくせになぜか大量の塩漬け株（購入時より極端に値が下がって売るに売れない株）を保有し、何度も追証（追加の担保を差し入れること）を要求されていました。
美雪への最悪の裏切り行為
前述の通り、伸吾は美雪を「父として」かわいがっていました。
しかしデイトレで大損害を出し、金銭的に限界を越えたことでとんでもない行動に出ます。
美雪を「売った」のです。
ちなみに売った相手というのは津田家の身近にいる人物です。
最後に
フジテレビドラマ「悪魔の弁護人」の第１章で被害者となった津田伸吾を演じる俳優は渡辺慎一郎です。
名前のある有名な役ではありませんが、大河ドラマに12作品も出演しています。
渡辺慎一郎が演じる津田伸吾はかなりのクズです。
プライドだけは高く、リストラ候補にあがったことで会社を辞めた後は再就職せずに起業しようとしては失敗しデイトレをしては大損害を被っています。
そのストレスから家族に暴力を振るうようになり、最終的に美雪をとんでもない目にあわせたことがきっかけで事件が発生します。
ちなみに法廷でもこの事実が明かされる頃には被告である妻の津田亜希子の心証は大きく変化しています。
なお、「悪魔の弁護人」および「津田伸吾」はフィクションであり現実のいかなる人物・事件とも関係はありません。
渡辺慎一郎は津田伸吾を演じているだけです。
フィクションと現実を混同しないように気を付けましょう。