当記事は「トレース~科捜研の男」の
原作漫画のあらすじです。
現実の人物・団体・事件とは一切関係が
ありません。
また、フジテレビのドラマとは設定や
登場人物等がやや異なっています。
とはいえドラマでのネタバレが含まれる
可能性もありますのでご注意ください。
前回のあらすじはこちらです。
真野礼二の姉の秘密が語られます。
そしてこれまで何度か登場した真野礼二へ
復讐相手の情報を渡していた情報屋の
正体とは・・・?
真野礼二の復讐劇の内容がじわりじわりと
見え初めてきます。
真野礼二の姉・源仁美
23年前の回想です。
当時高校1年生だった真野礼二の姉は
副担任の教師に休学届けをしたいとの
相談を持ちかけます。
その理由は、当時のさらに5ヶ月前に
兄の同級生から受けた乱暴でした。
真野礼二の姉は乱暴を受けた結果妊娠
していました。
できた子に罪はないとして産む決意を
しているようです。
前話の回想で兄が父に殴られていたのは
この件に原因がありそうですね。
しかし・・・
休学する1ヶ月前に真野礼二家の事件が
発生し、姉・兄・両親の4人は帰らぬ人と
なりました。
事件は兄・義一による無理心中だとされ
義一のいじめや姉・仁美の妊娠については
報道されませんでした。
義一のいじめや仁美の妊娠を知っていた
教師は、もし警察に届けていれば事件は
起こらなかったかもしれないと後悔し
教師を辞めてしまいます。
情報屋
これまで何度か真野礼二に接触していた
情報屋は、このときの教師です。
源仁美(真野礼二も当時の名字は源)に
真実を打ち明けられておきながら助ける
ことができなかった後悔に苛まれている
ときに真野礼二から「真犯人は別にいる」
と教えられ、復讐に手を貸すことが
償いだと思うようになったのです。
現代・真野礼二、姉の解剖をした医師へ会いに行く
前回、先生から情報を受けた真野礼二は
早速姉の仁美を解剖したという医師の
元へと尋ねていきます。
ちょうど前日に診療所を畳んだところ
だったようです。
23年前の事件を聞きにきた真野礼二に
当初は興味本位のマスゴミと勘違いして
嫌悪感を示しますが、源仁美の弟である
ことを伝えると態度を一変し同情的な
表情となります。
大木先生の残したもの
「父親を知りたい」として当時の資料を
求める真野礼二に大木先生が渡したのは
解剖時に採取した絨毛でした。
絨毛は胎盤のもとであり、胎児の細胞から
できています。
ですのでこれのDNA型と父親と思われる
男性のDNA型を照らし合わせれば父親が
誰かわかるのです。
佐保優作
すでに疑いのある3人のうちの1人、
佐保優作のDNAは採取済みです。
早朝、まだ誰も出社していない科捜研の
研究室で調べたところ、残念ながら
佐保優作のDNAは合致せず父親では
ないことがわかりました。
「焦らず冷静に」と自分に言い聞かせて
いると沢口ノンナがやってきます。
前回まで鑑識に研修に行っていましたが
修了し科捜研に復帰したようです。
次回へ続きます。
個人的感想
真野礼二の姉・仁美は兄・義一のいじめ
グループに乱暴され妊娠していました。
その子どもを産むという決意はすごい
ですね。
私が当事者ならその判断はできそうに
ありません。
真野礼二は姉・仁美を妊娠した相手に
復讐しようとしているようです。
ただ、おそらくは3人ともが仁美に
乱暴していたのでしょうし、誰の子どもか
というのはあまり関係がないような気が
します。
「子どもの父親が3人のうち誰かであれば
当時の乱暴したという事実が証明でき
復讐することができる」と考えている
のでしょうか。
これだけでは兄・義一の無理心中(または
そう見せかけた相手)の話と結びつかない
気がします。
まだ何かあるようですね。
最後に
フジテレビ「トレース~科捜研の男」の
原作漫画・第12話のあらすじを紹介
しました。
これまで何度か真野礼二と接触していた
情報屋は姉・源仁美の高校の副担任
でした。
仁美から事情を知らされていたにも
関わらず助けられなかったことに後悔
しているようです。
仁美の妊娠相手は佐保優作ではありま
せんでした。
残るターゲットは新妻大介と壇浩輝
です。
まだまだ謎だらけではありますが
じわりと真相に近づいている気配が
しますね。
次回に続きます。