ネットニュースでタイトルのみを読んで勘違いしたコメントをする人を揶揄する人は多いですよね。
果たしてそれは正しいのでしょうか。
(当ブログを含めた)個人ブログは「目立ってナンボ」なので「逆張りタイトル」や「過剰表現」をしがちです。
※もちろん「個人ブログだからいい」とはならず不評ですし改めていくべきだと思います。ただ当記事の趣旨からはずれるので今回は深くは追求しません
いつの頃からか、yahoo newsのような大手ニュースサイトの記事もタイトル詐欺が増えてきました。
それでもタイトルだけ読むのはNGなのでしょうか。
タイトルしか読まない若者はバカという謎風潮
昨今のSNSの発達により「多くの若者が140文字しか読めない」とバカにされています。
たしかにその傾向はあります。
140文字ギリギリまで使った文章すらも、その主張・内容に関わらず「長い」と切り捨てる人がいます。
ただ、だからといってタイトルで釣るような記事が正当化されていいのでしょうか。
「本文を読む気にならない若者」という問題と「タイトル詐欺の記事を書くライター」の問題は別です。
両方改善すべき問題です。
テレビもYouTubeもみんな同じ
テレビの場合はいろいろと規制が入りましたが、それがなかったころはどんどん過激になっていました。
YouTubeは言うまでもありません。
YouTubeのゲーム攻略系動画には大量の「チート級〇〇」というタイトルがありますし、YouTuberやVTuber自身の公式動画も「大号泣」「大炎上」「大激怒」などの過激な文字が踊ります。
結局、ニュースだろうがブログだろうがテレビだろうがYouTubeだろうが、「見てもらう事が大事」な媒体ではタイトルも本文も過激になっていく傾向があります。
もちろん、「だから仕方がない」という意味ではありません。
「他もそうだからニュース記事もOK」ではありません。
コメントをするのは違う?
一方、コメントをする場合はその内容自体が他の人の目にも留まることになります。
そのため、せめて記事本文を理解する努力くらいはすべきだとは思います。
もちろん「タイトルと本文が真逆じゃねーか」という憤りを(第三者に不快にならない文面で)コメントするのは問題ないと思います。
ただ、タイトルだけ読んで本文をスルー・スクロールしてコメント欄に書き込むのはさすがに「いや、ちゃんと読もうよ」とはなりますよね。
最後に
ということで「タイトルしか読まない若者はバカ」という風潮についてでした。
たしかに「自分の興味があるジャンルなのにタイトルだけで判断してしまう」のであれば(若者に限らず)バカです。
ただし、だからといってタイトル詐欺を容認するのも違うのではないでしょうか。
個人ブログに限らず、この手のジャンルは「とにかくpv(ページビュー・視聴回数)が大事」です。
視聴回数がそのまま収入に反映されるわけではありませんが、ページを開いた数が多い方が結果的に収入は増えます。
だから過激なタイトルや逆張りタイトル、盛り盛りのタイトルになりがちです。
これは若者がタイトルしか読まないかどうかに関わらず、やるべきではありませんよね。
当ブログもうっかりするとそういうタイトルをつけてしまうので気を付けて行こうと思います。