下町ロケットではギアゴーストの要である
天才エンジニア・島津裕が退職し後釜として
氷室彰彦という男が登場しますね。
氷室彰彦を演じる俳優は誰でしょうか。
原作小説を基にしたネタバレもありますので
ご覧ください。
目次
氷室彰彦役の俳優は誰?
演じるのは高橋努です。
ドラマROOKIESや映画クローズに出演して
います。
ヤンキー役など素行の悪い役柄が多い
ですね。
下町ロケットでは不良ではないですが
無能なのに偉そうという不良以上に
残念な役柄で登場します。
プロフィール
名前:高橋努(たかはしつとむ)
生年月日:1978年8月23日(40歳)
出生地:東京都江東区
血液型:A型
所属劇団:渋谷ハチ公前
事務所:トライストーン・エンタテイメント
氷室彰彦とは
ギアゴースト社長・伊丹大が佃製作所を
裏切り帝国重工への復讐に走った際に
島津裕を解雇し後釜としてスカウトしてきた
社員です。
島津裕同様、技術責任者という立場に
います。
無能すぎる氷室彰彦
ここからは原作小説のネタバレが含まれて
います。
お気をつけください。
外部からやってきた技術責任者ですが
「なぜよりによってこんな人を」と思う
くらい無能です。
実は伊丹大はもともと島津裕がいたころから
氷室には目をつけており勧誘をしていた
ようです。
本来であれば島津裕の下について学ぶことで
本当にスペシャリストになれたかもしれない
逸材でした。
伊丹大は「島津以上に優秀で使える男」
という評価をしています。
ですが人一倍神経質ですぐにキレて
周囲に当り散らす癇癪持ちです。
一応、島津裕は退職する際に引継ぎを
しています。
具体的にどんなやりとりがあったかは
原作でも明らかにされていません。
他人に責任を擦り付けるクズ
自分のプライドに自信がありすぎてミスを
認められない人物です。
無人農耕トラクター「ダーウィン」が
問題を起こした際にはトランスミッションの
チェックをせずに「通信障害だろ」と
他の会社が携わった部分に問題があると
言い放ちます。
挙句の果てに「顧客が買い取るお金を
用意できずイチャモンをつけてきたのでは」
と客がうそをついていると疑う始末です。
最終的にギアゴーストのトランスミッションに
問題があると発覚するのですがその際には
「島津裕の責任で俺の責任ではない」と
言い放ちます。
自社のトランスミッションを疑わない理由
氷室彰彦は無人農耕トラクター・ダーウィンに
問題が発生してもギアゴースト社の
トランスミッションに関して問題があるとは
頑なに認めませんでした。
その理由は氷室彰彦が以前勤めていた会社に
あります。
以前はトランスミッション大手のトーミツ
という企業にいたのですが、この企業では
設計部門の立場がとても強く一度承認された
設計は基本的に修正されません。
そのトーミツで優秀とされていた氷室彰彦も
同じように一度承認されたギアゴーストの
トランスミッションを見直すのはプライドが
許さないのでしょう。
ギアゴーストで何も残せない氷室彰彦
前任者があまりにも別格すぎたのか
氷室彰彦はギアゴーストでは何も成果を
残すことができませんでした。
最終的に無人農耕トラクター・ダーウィンの
トランスミッションが何らかの問題を抱えて
いることを認めたのですが具体的にどこを
修正すればいいのか発見することはできま
せんでした。
天才・島津裕の「ひらめき」は単純に
言われたことをやれるだけの優秀さでは
太刀打ちできないようです。
氷室彰彦、退職する
結局氷室彰彦は無人農耕トラクターの
問題を解決することができず退職して
しまいます。
トランスミッションの問題を解決するには
佃製作所の持つ特許が必要ということが
わかり、それに代わる新技術を思いつく
ことができず立場のない氷室彰彦は逃げる
ように会社を辞めていきます。
最後に
下町ロケット・ギアゴーストに島津裕の
代わりにやってきた氷室彰彦を演じるのは
高橋努です。
外部から招き入れた優秀なエンジニアの
はずですが島津裕の後釜としては全く
役に立ちませんでした。
以前の会社では優秀だったが故に許されて
いたであろう傍若無人な振る舞いも後ろ盾の
技術力に問題があるとわかればただのクズな
性格です。
ギアゴーストは島津裕の技術力があってこそ
というのが再確認できますね。