新型コロナウイルスの影響で本業が稼げなくなった方や仕事を失うリスクを感じている方がネットビジネスの世界に雪崩れ込んでいます。
私は当ブログのほかにもネットで完結するタイプの収入がいくつかあるのですが、その全てにおいて共通する「初心者が成功できない理由」があります。
これから始めてみようと考えている方々に共有させてください。
理由はただ1つ、「諦めるのが早すぎる」ということです。
目次
諦めるべきタイミングはいつ?
結論から言いましょう。
諦めるのは「やれることがなくなってもなお結果が出ない」時です。
多くの初心者はネットビジネスの定石を知ろうとしません。
これまで先駆者が積み上げてきた王道の手法をきちんと理解し、実践できていません。
それなのに勝手に雰囲気だけ真似しただけで「結果が出ない」と言い出すのは間違っています。
初心者はまずこれまで結果を出した人と同じ手順で行動するべきです。
※同じ成果物を作れと言っているわけではありませんし、データを丸パクリしろと言っているわけではありません
初心者は「オリジナリティ」を重要視しすぎるあまり、王道・定石の手順を踏まずに行動しがちです。
一見無駄に見える手順の中に「稼ぐために必須な手順」が含まれていたりします。
本当に無駄な手順もありますが、それを初心者が見極められるわけがないんです。
まずは王道・定石のパターンを理解し実践できるまで行動してみましょう。
初心者は判断が早すぎる
「結果が出ないなら諦めたほうがいい」というのはある意味正しいのですが、初心者の多くはその判断が早すぎます。
上述の「やれることがなくなる」という状態は初心者に到達できる場所ではありません。
先駆者が積み上げた手法をすべて「きちんと理解し実践できる」ようになるにはそれなりの時間と試行回数が必要です。
王道の手法が正しく実践できる段階はすでに初心者ではなく、初級者または中級者に該当します。
この段階でなお結果が出ないのであれば、そのジャンル自体に問題があるので諦めてもいいでしょう。
ですが多くの場合「何らかの結果」は出ているはずです。
「量より質」の信仰はほどほどに
今の時代、「量より質」が重視され、泥臭く練習する体育会系的根性論をバカにする風潮があります。
特にネットビジネス界隈では、Twitterなどでキラキラした姿を披露している人たちが「量」の部分をアピールしていないのでその傾向が強いです。
初心者は彼ら彼女らの見えている部分ばかりに憧れ「量より質」を突き詰めるあまり、数回で結果が出ないと辞めてしまう傾向があります。
質を重視するのであっても、ある程度の練習量は必要です。
大人になるとなぜか多くの人が忘れてしまうのですが、物事にはある程度回数を重ねないとモノにならない「習熟」という概念があります。
自転車に乗るのだって、ゲームでキャラクターを操るのだって知識だけではどうにもならなかったはずです。
大人になると「自分はできる」という謎の思い込みにより、知識さえあれば結果が出ると勘違いしてしまうようです。
知識を正しく理解し、それを自在に使えるように繰り返しましょう。
「じゃあ何回やったらいいのか?」という問いには「人による」としか答えられませんが、私は新しいジャンルに挑戦する際に「100本ノック」を基準にしています。
もちろんいい加減な100本ではなく、1回1回を本気で取り組んだ上での100本です。
※「毎回ホームランを打つつもりでやる(意訳)」というプロ野球選手の言葉をそのまま実践しています
辞める理由を探すな!「分析の結果、やらないことにしました」
「分析」はとても大切です。
考えて修正していくことは、上達の近道です。
しかし初心者の中には「自分は向いていない」という分析をしてしまう人がいます。
それは分析とは言いません。
辞める理由を探しただけです。
分析は一発で正解を導き出す方法ではない
良い「分析」とは「どうすればうまく行くか」を見つけ出すことです。
ただ多くの人が勘違いしているようですが、一度の分析で「確実に成功する方法を見つけ出す」ことはできません。
「こうすればうまく行くのでは?」という分析をして、それに沿って行動した結果「うまく行かなかった」というパターンのほうが多いんです。
それは「この方法ではうまく行かない」ということを見つけられたということで、次につながるんです。
次は「それ以外の方法でうまく行く方法」や「その方法でダメだったのはなぜか?それを改善したらうまく行くか?」を分析していくんです。
分析は一発でゴールにたどり着く夢の手法ではありません。
※発明王エジソンの逸話を基にしています
最後に
ネットビジネスに限らず、失敗する人に共通しているのは「諦めるのが早すぎる」ということです。
勝手に自分の限界を決めたり、勝手に「自分には無理」と分析したりして辞めてしまいます。
王道・定石と呼ばれる手法をきちんと理解・実践し、自分なりに分析・改善してもなお結果が出ないのであれば辞めましょう。
ですがその状況になってもな結果が出ないことはほぼありません。
※もちろん月収1000万円などクレイジーな目標を立てているのなら話は別です