モチベーションさえあれば、大抵のことはなんとかなりますよね。
もちろんブラックな仕事をモチベーションだけで乗り越えようとするのはただの根性論ですが、当記事ではそういう話をしているわけではありません。
やりたいことがあるのにモチベーションが湧かず後回しにしてしまうような状況での話です。
今の状況に不満がありなんとか変わろうとしているのに、頑張ろうとすれば頑張ろうとするほどモチベーションが下がり動けなくなり、その事実に自己嫌悪になる...
そういう人は、もしかしたら自分が使っている言葉を変えることでうまくいくかもしれません。
なお、あくまで当記事は「そういうケースもある」というだけの話であり、全ての人間に当てはまる話をしているわけではありません。
あなたが「合わないな」と思ったら無理にやる必要はありません。
その場合は「なんか言ってらぁ」くらいのノリで聞き流してください。
モチベーションが下がる言葉
「やるしかない」「やらなくちゃ」などの言葉を口にしていませんか?
一般的には「頑張るぞ!」というポジティブなセリフとされているような気がしますが、この言葉がモチベーションを削っている可能性があります。
まじめな人ほどこのセリフで自分を追い込んでしまい苦しんでいるように見えます。
なぜモチベーションが下がるのか
「やるしかない」がモチベーションを削る理由は「しかない」という限定表現だからです。
選択肢を狭めることは自由度の低下を意味します。
制限されていることで閉塞感が生まれ、その息苦しさがぼんやりしたネガティブな感情になり、そのネガティブな感情が原因となってやろうとしていることへの得体のしれない気持ち悪さへと変わっていきます。
その結果、「やるしかないんだけどなんとなく気乗りしない」というモチベーションの低下になります。
「やらなくちゃ」がモチベーションを削る理由は「しなくちゃいけない」というノルマ表現だからです。
ノルマがモチベーションを削る理由は強制されているからです。
強制されているというのは自由度の低下を意味します。
自由度がなくなることで閉塞感が生まれ(後は上述と同じなので割愛します)
じゃあどうすればいいの?
まず、「なぜそれをやるのか」を明確にしてください。
それをやるとどうなりますか?
お金が貰えますか?
怒られずに済みますか?
将来独立したり出世したりしますか?
異性にモテますか?
同僚から憧れられますか?
どれでもいいです。
とにかく「自分に何のメリットがあるか」を明確にしてください。
もしメリットがないのなら、それはやらなくていいことです。
※「上司やパパ・ママから怒られない」などの悪い状況の回避というのも十分メリットです
メリットが明確になったら、そのメリットを享受している自分を想像してください。
嬉しい気持ちになりますよね?
ワクワクしますね?
そのワクワクを得るために行動したくなりますね?
モチベーションが増加しますね?
では、行動を始めましょう。
「それって結局ただの言葉遊びじゃんwww」
「出来ていない人」ほど、この手の言葉の違いを「言葉遊びじゃんwww」「コ・ト・ダ・マwww」などと揶揄します。
別の方法でモチベーションを維持できているのなら好きにすればいいのですが、揶揄する人の大半はできていない人です。
そもそも、当記事のような話題はできている人は辿り着けません。
当記事は「モチベーションを維持できない人」しかたどり着けないようになっています。
なぜならできている人はモチベーションの低下に悩んでいないから(モチベーション維持・回復などの独自の方法を持っているから)です。
低下に悩んでいないならgoogleで「モチベーション 低下」などと検索しないですし、偶然タイトルを見ても興味など持ちません。
現状でうまくいっていないのなら、試してみてください。
試しもせず「どうせ無理」と口にする人たちは、私には「口先だけの人」に見えます。
斜に構える姿をかっこいいと思うのは未成年までにしましょう。
何かをしたいのなら、そしてしたいのにできずに困っているのなら、今までとは違う方法を試してください。
努力もせず短時間に片手間で何かを成し遂げるのはたしかにスタイリッシュでクールなのでしょう。
でもあなたにはその才能はありません。
というかこの世の全ての人にそんな才能はありません。
あなたが憧れるスタイリッシュでクールな人たちは確実に影で努力をしています。
最後に
「やるしかない」「やらなくちゃ」という言葉は、人によってはモチベーション低下の原因になります。
強制されること嫌だと感じるタイプの人は、少なくとも自分自身をこれらの言葉で強制するのはやめましょう。
もちろん「やるしかない」「やらなくちゃ」はあくまで例であり、これ以外のセリフでも強制・ノルマなど自由度が低下するセリフがあるのなら避けた方がいいです。
「自分にとって何が嫌なのか」を把握し、それを使わずに行動することを考えましょう。
もちろん「やるしかない」「やらなくちゃ」というセリフで奮起できる人は使ってください。
モチベーションが上がるのなら使わない手はありません。
当記事は「モチベーションが下がる人もいるから、もしかしたらあなたも良かれと思って使っているこの言葉がモチベーション低下の原因かもよ?」という話です。
全ての人にこうしろと「強制」しているわけではありません。
強制するような状況こそがモチベーションを下げる原因になりやすいので避けようねという話です。