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苦労したけど報われない?努力と違うんだから成長するとは限らない!意味の違いはわかってる?

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私は海外在住ですが、日本語を教えて欲しいという現地の人に「努力と苦労の違いは何か?」と聞かれてハッとしました。

 

日本人は、この違いを明確に区別せずに「苦労したんだから報われて当然」と考えたり、「苦労してやったほうが成長する」と考えたりしているように感じます。

 

 

 

苦労と努力の違いは明確

 

苦労は「苦しい状況にあること」です。

 

努力は「ある目的を叶えるために行動すること」です。

 

違いますよね。

 

努力は「ある目的を叶える」つまり「今できないこと」を練習や勉強で習得することなので、この「練習や勉強」の部分を見て「苦労」と混同しているのだと思います。

 

 

「苦労すると報われる」は「幸福量保存の法則」に基づく勘違い

 

「幸福量保存の法則」をご存知でしょうか。

 

「不幸なことのあとには幸せが来る」というアレです。

 

「幸福量保存の法則」を信じている人の中には、「人生の幸福には総量が存在するため、今幸せを手放しておけば後で幸せになれる」だとか「幸せすぎるので意図的に不幸に見舞われに行く」などと言い出す人もいます。

 

これはオカルトです。

 

この法則を信じていると、苦労をしたんだから(不幸を味わったんだから)報われて当然(幸せになって当然)と感じてしまうんです。

 

 

努力しても報われるとは限らない?

 

残念ながら、努力した人が確実に報われるとは限りません。

 

特に今の時代のような競争社会では、「自分よりできる人」がたくさんいれば報われませんし、「けがや病気で活動ができなくなる」となれば努力が無駄になることもあります。

 

私はいつもこれを「確率」で説明しています。

 

 

努力をすることは成功確率を高めることです。

 

何もしなければ1%もないであろう挑戦を努力を重ねることで50%近くまで引き上げられるのであればやらない理由はないですよね?

 

この1%と50%はあくまで例なので、場合によっては0.001%と90%だったりするかもしれません。

 

そして多くの場合はこの挑戦を何度も受けられます。

 

1%の確率で100回受けるのと、50%の確率で100回受けるのではどちらが成功しやすいか、言うまでもありませんよね。

 

確率を理解できない人の念のため言っておきますが1%の確率で100回挑戦しても成功率は100%にはなりませんので注意してください。

 

 

努力=根性論?

 

努力というのは昭和の考え方だ。

 

根性論だから今の時代にあわない。

 

そんなことをいう人がたまにいます。

 

「努力せずに片手間で成功するのがかっこいい」という気持ちはわかります。

 

でもそれは無理です。

 

この世の全ての成功者はなんらかの努力を重ねてその地位に上り詰めています。

 

 

根性論は「気合されあれば何でもできる」という考え方です。

 

一方の努力は「ある目的を叶えるために行動すること」です。

 

目的を叶えるために行動する過程で苦しい時期は存在します。

 

そういった場面では「苦しい事から逃げない」という根性は確かに必要です。

 

それすらも根性論扱いするのでしょうか。

 

根性論を否定する人は、いついかなる時も気合や根性を発揮せずに生きたいのでしょうか。

 

「努力」は自分の心をすり減らして強引に目的を叶えることではありません。

 

苦しい練習や勉強であっても、自分に可能なスケジュールでこなしていけばいいんです。

 

 

最後に

 

ということで、努力と苦労の違いに気づいたというお話でした。

 

実際に「うまく行っていない人たち」と話すと、努力と苦労を勘違いして「ダイエット一生懸命しているのに給与が上がらないの」と悩んでみたり、「英会話習っているのに素敵な彼氏ができないの」と嘆いてみたりしています。

 

「〇〇しているのに」の部分が努力、「△△ないの」が目的(が到達されないという愚痴)ですね。

 

目的にあった行動ではないのでこれは努力ではなくただの苦労です。

 

もちろんダイエットでキレイな体を維持することは健康の面で大切ですし、異性から振り向かれやすくなるでしょう。

 

でも「外見を売りにした仕事」でもない限り、どんなにダイエットを頑張っても給与をアップさせるという目的に効果は発揮しません。

 

このような愚痴をこぼす人は総じて「俺/私こんな頑張ってるのになんで不幸なの」と言います。

 

目的に沿っていない行動は努力ではなく苦労です。

 

そして苦労を続けても目的は叶いません。

 

子どもの頃であれば手当たり次第苦労することで経験を積むことが将来的に何らかの結果をもたらす可能性はあります。

 

でもそれは大人になってからやるにはあまりにも非効率です。

 

大人にはそんな悠長な時間はありませんよね。

 

やりたいことがあるのならそれに向けた努力をするべきですし、特にやりたいことがないのでとりあえず行動したいというのなら苦労をするのではなくやりたいことを見つける(=目的を立てる)べきです。

 

 

最後に、「目的を持つのがそんなに大事なのか」というちょっとズレたお叱り(?)を口にする方へ。

 

目的がなくても大丈夫です。

 

目的がないということは、叶えたいことがないということです。

 

叶えたいことがないというのは、全てが叶った理想郷にいるということです。

 

あなたはすでにゴール地点にいます。

 

その幸せを大いに楽しんでください。

 

現状に不満ができたら、それを解決するのが目的となりますので解決のために努力をすべきか考えてください。

 

 

 

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