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子どもが親に教えて欲しいこと 大人になると忘れる教訓とは?息子・娘は何を望んでいる?

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大人には誰もが子どもだった時代があります。

 

ですので、自分の息子・娘をつい「すでに自分が通り過ぎた地点にいる未熟な相手」と考えがちです。

 

実際に子どもは一人で生きて行けず未熟であることは間違いないのですが、上記のような気持ちが子どもに透けて見えると相手は反発します。

 

自分だって子どもの時はそう思っていたはずなのに、いざ自分が親になるとその当時の記憶はなくなってしまうようです。

 

思い出してください。

 

 

 

子どもが親に教えて欲しいこと

 

まず、「親は神のような絶対的な権力者ではない」ということを教えて欲しいです。

 

親だってただの人間なので間違いはあります。

 

しかも一人目の子どもに対する親は「初めて親という役割を実践する」わけで、失敗しないほうがおかしいんです。

 

だから、親はちゃんと「お父さん・お母さんはあなたのためを思って一生懸命行動するけど、時には間違えることもある」と伝えてください。

 

絶対に失敗や間違いをごまかしたり嘘の上塗りによって正当化しようとしないでください。

 

それが発覚した瞬間、子どもは親への信頼を失います。

 

失敗したことそのものに信頼を失うんではないんです。

 

それを隠そうとする卑劣な人間性が問題なんです。

 

 

理由を言って

 

「子どもは未熟である」と思っているタイプの親の多くは、「どうせ言ってもわからない」と考えて理由も言わずに禁止したり強制したりします。

 

子どもはそこまでバカではありません。

 

本当に必要なことだと心の底から理解すれば頑張れます。

 

 

怒声で押し進めようとしないで

 

「言ってもわからない」に関連しますが、理由を言っても理解しなかったり同じ失敗を繰り返している子どもに対し、怒声で強要させないでください。

 

ヤンキーなどの「世間的に白い目で見られる人たち」と同じ行動であることに気付いてください。

 

子どもにとって体の大きな親の怒鳴り声や金切り声は体を委縮させます。

 

たしかにその恐怖によって子どもは従うかもしれません。

 

ですがそれは当然ですが恐怖の対象がいる場でしか効果を発揮しません。

 

だから親がいないときには効果がなく、嘘をついてでも親の見ていないところでやるようになります。

 

理由を言ってもわからないのは子どもが悪いのではなく、あなたの説明力が足りないんです。

 

ちなみに怒声で縛り付けて大人になった場合、自分で考えて行動することができなくなります。

 

社会に出ても上司に言われなければ行動しないという消極的な人間になる可能性が高くなります。

 

 

お金の節約よりも使い方を

 

「うちにはお金がない」と節約を子どもの頃から強制する家庭が多いです。

 

もちろん、無駄遣いはダメです。

 

ですが、「お金を使わずに行動することこそが絶対の正義」というような極端な節約を教えるのはやめましょう。

 

そうすると大人になってからも何かを学びたいときにお金を使ってコンサルやセミナーを受講することに嫌悪感を持つことになります。

 

習い事などでも、「初心者のうちは安いもので」という節約方法は悪手です。

 

もちろん無駄に機能のある高級品である必要はありませんが、使いやすさは重視すべきです。

 

安物の道具は成長速度を落とすだけでなく、面白そうだからと始めたはずの習い事そのものへの嫌悪感に繋がります。

 

 

最後に

 

ということで、子どもから親へのクレームでした。

 

「親は完璧でない」というのは子どもも成長すれば気付きますが、特に小中学校くらいまでは家と学校が世界の全てになっている子どもが多いです。

 

間違った行動を悪とするのではなく、間違ったら反省し修正すればいいのだと身をもって教えてください。

 

「親はしっかりしなくては」という思いは大切ですが、だからと言って間違った際に嘘の上塗りで正当化してはなりません。

 

子どもは見ています。

 

「あ、そうすればいいのか」と理解します。

 

 

そして個人的には「お金の使い方」こそ子どものうちにもっと知っておきたかったです。

 

「スキルへの投資」は確実に成長を加速させます。

 

「初心者のうちはお金を使わない方法で」という間違った節約意識は成長を阻害させる上に苦手意識を植え付けることになります。

 

 

 

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