引きこもりやニートは何もする必要がないため、だらだらしていると一瞬で外が暗くなります。
就職活動や外出は難しくても、何か一つでも始めてみたい。
そう思っていたのに今日も何もせずに終わってしまった...
そういう人は多いはず。
というか私がそういう人でした。
私は今も会社などに属していないため、油断すると何もせず1日が終わります。
どうすればそれを防げるか知りましたので共有します。
なお、当記事は「何かやりたいことがあるのに時間を無駄にしてしまう」というケースの対処法を紹介しています。
「特にやりたいことがない」という人が当記事を読んでもあまり意味はないです。
結論
「時間の経過を知る」ことが1日を無駄にしないために必要な事です。
具体的に言うと、時計を見る習慣をつけることが必要です。
学校や会社に属していると、チャイムの音や会議・上司への進捗報告などで時間を意識させられています。
引きこもりやニートはそれがないので際限なく無意味な時間を過ごしてしまうのです。
メモする
ただ漠然と「今何時かな?」と時計を見るだけでも効果はありますが、もっと劇的な効果が欲しいのなら「何をしたのかをメモする」というのがオススメです。
可能な限り空白の時間がないように書いたほうがいいですが、最初の頃は行動をメモするというのが習慣化されていないため多少空白期間があってもOKです。
むしろ完璧に書こうとして「俺には無理だ」となるほうが問題です。
~13:00 起床
14:00~15:00 YouTubeを見ながら昼食
15:00~17:30 読書(漫画)
19:30~20:00 プログラミングに挑戦する
23:00~26:00 YouTubeを見る
26:00~27:00 YouTubeを見ながら夕食
27:00~29:00 ゲーム
29:00~ 就寝
※このメモはあくまでイメージです
誰に見せるわけでもないので正直に書いていきましょう。
実際にやってみるとわかりますが、ポジティブな行動(読書や勉強など)はメモ忘れがほとんど発生せず、何をしていたか思い出せない空白の時間はYouTubeや漫画やゲームなど「できることなら削りたい時間」であることがわかってきます。
毎日夜寝る前にでもポジティブな活動時間と無駄な時間の比率をメモしてみましょう。
「うわっ...私の活動時間、少なすぎ...?」と愕然とするはずです。
1日単位の比率だけでなく、週単位・月単位などの合計時間なども計算してみるとやる気が出やすくなります。
特に「メモを取り始めてから合計何時間行動したか」は絶対に減ることのない「努力の結果」なので積み重ねていくと自信に繋がります。
注意・無駄な時間はゼロにしてはいけない
引きこもり・ニートには意外にも「完璧主義でやるならトコトンやりたい」という人が多いですよね。
凝り性と言ってもいいかもしれません。
※余談ですが社会復帰できないのは完璧にやろうとしすぎることが足かせになっている気がします
ですが、「無駄な時間」はゼロにしようとしないでください。
当記事では便宜上「無駄な時間」と呼んでいますが、それはメンタルを回復させる大切な時間が含まれています。
朝起きてから寝るまで努力し続けるような昭和の根性論は心を壊します。
リラックスして休む時間は多すぎるのは問題ですが、かといって無くしてしまっていいものではありません。
最後に
ということでニートや引きこもりが時間を無駄にしない生活をするための考え方を紹介しました。
将来に不安がなくやりたいことも特にないというニートの方は時間をメモする必要はありません。
「今のままでいい」と言えるということは、そこがあなたのゴールです。
幸せな日々を自由に楽しみましょう。
そうではなく「なんとか抜け出したい」と思っているのなら、まずは時間の使い方を覚えるのがいいでしょう。
行動をメモすることで、漠然とした「なんか遊んじゃってるな」という感覚が整理され、具体的に「いつもコレを長時間してるから時間がなくなってるんだ」と気付けます。
またメモする習慣がつけば、「何をしていたか覚えてない」というレベルの本当に無駄な時間を見つけだすこともできます。
この「何をしていたか覚えていない」という時間を有効活用できるようになれば、YouTubeを見たり漫画を見たりゲームをしたりするといった能動的な遊びの時間を削ることなく行動することもできるかもしれません。
最初の頃はメモを取るのが面倒に感じ、書き忘れたりするでしょう。
そこで「もうダメだ」と思わずに2週間ほど続けてみてください。
習慣化できればめんどくささはかなり少なくなります。
なんせ紙に鉛筆でちょこっと書くだけです。
体力も知力もほとんど必要ないです。
習慣化すれば歯磨き程度の感覚で出来るようになりますよ。