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自分を変えたいときの注意点 今の自分が嫌で変わりたいだけでは詐欺のカモにされる!

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今の自分が好きか?

と聞かれてYESと答えられる人は少ないでしょう。

 

ほとんどの人が自分を変えたいと漠然と考えながら日々を過ごしていることと思います。

 

自分を変えるということは成長するということなので悪いことではありません。

 

ですが、劣等感からその思いが膨らみすぎると詐欺にひっかかる可能性があります。

 

 

 

ただ今の自分を変えたいだけなら失敗する

 

自分に劣等感を強く抱いている人は、「とにかく今の自分を変えたい」という「変えること」に必死になっていることがあります。

 

どう変わるかまで考えておらず、とにかく今の地獄を抜け出さればなんでもいいと考えていることがあります。

 

その結果、何かやらなければという強迫観念染みた思いに突き動かされ、意味が薄い努力に必死になったりします。

 

 

「今の自分が嫌」は詐欺師の格好のカモ

 

詐欺師にとって、この手のとにかく変わりたい願望を持っている人を騙すことは簡単です。

 

何に変わりたいかという目的がないので、詐欺師が持っているカードをそのまま提示するだけでいいのです。

 

たとえば「1日30分で月収30万円」だとか「運動も食事制限もせずに痩せられる」などのワードをカモ相手に変化させる必要がないのです。

 

 

何に変わりたいか?

 

何に変わりたいか、どうなりたいかという目的がないと、そもそも努力する方向が定まりません。

 

どこに向かって走ればゴールできるかわからないのに夢が叶うと思いますか?

 

これは「何を借りればいいか書かれたカードがない状態で借り物競争をしている」ようなものです。

 

具体的な例をあげるなら、「収入をアップさせたい」という夢があるのに「ダイエット」を頑張ってしまうような感じです。

 

OLさんがよくやらかしていますよね。

 

そして「私こんな頑張っているのに給料が少ない!!」と呟いたりします。

 

毎日食事制限をしたり、運動したりという努力そのものはすごいですし、それで素敵な体型を維持しているのは素晴らしいことです。

 

ですがそれって収入とどう関係ありますかね。

 

例が極端すぎるのでもう少し近づけてみましょう。

 

「イケメンと結婚したい」という夢があるのに「過度なダイエット」を頑張ってしまう感じです。

 

もちろん世の男性はスタイルがいい女性のほうが好きです。

 

ですが過度なダイエットによってガリガリになっている状態は、ちょっとぽっちゃりした体型よりも敬遠する男性もいます。

 

目的(夢)と手段(努力)がズレていることが理解できるでしょうか。

 

 

当然ですが、ダイエットは異性のためとは限りません。

 

男性にモテるためではなく、自分のためにガリガリになりたいのであればそれは問題ないんです。

 

男性に振り向いてもらいたいという目的でのガリガリになるダイエットがNGなんです。

 

これが目的と努力を一致させる必要があるという意味です。

 

 

なりたいものがない!どうやって見つけるか?

 

この話をすると「夢なんて持っているほうがレア」と言い出す方がいます。

 

「夢を持ってるやつがそんなに偉いのか」と怒り出す人がいます。

 

そういえば朝ドラ「スカーレット」でもお父ちゃんが同じことを言っていましたよね。

 

今のままでいいなら夢は必要ありません。

 

というか今のままでいいなら夢は叶っている状態です。

 

おめでとうございます。

 

 

そういう方ではなく、今を変えたいと考えていてその行動の指針がない人には夢を持つのは絶対に必要です。

 

「夢見がち」という言葉など、夢に対して嘲笑する風潮があるため嫌悪感を抱く人は多いです。

 

だったら「目的」と言い換えてみましょう。

 

生きる目的を考えてみましょう。

 

老後まで見据えなくて大丈夫です。

 

とりあえず1年、5年、10年程度のスパンで大丈夫です。

 

どうなっていたいですか?

 

自分は何のために生きていたいですか?

 

そのために、何をするべきでしょうか。

 

 

やりたいことがない?じゃあ、やりたくないことは?

 

今が地獄という人はやりたいことがない(というかやりたいことを考えられる状況にない)ということが多いです。

 

では、やりたくないことを挙げてみましょう。

 

私は社会人時代、以下のようなことがやりたくないと思いました。

・満員電車で会社に行くこと

・朝6時に起きること

・0時を過ぎて家に帰ること

・眠いのを我慢して仕事をすること

 

実際にはもっとたくさんありますが、書けば書くほど「最大の問題点」が見えてきます。

 

私は当時「定められた時間で労働をする」というのが最大の苦痛でした。

 

突き詰めていくと「絶対働きたくない」というわけではないんですね。

 

「やる気があるときだけ働く」という条件であれば私のような社会不適合者でも働くことはできます。

 

これがわかったため、私は会社員ではなくフリーランスを選びました。

※結局フリーランスも締め切りはあるため、その後個人事業スタイルへとさらに変化しています

 

 

「自分にできること」は必ずある。でも見つけるのは難しい

 

これまで何も成し遂げていない、成功体験がない人は「自分にできること」なんて何もないと思ってしまいがちです。

 

その結果、ブラックな環境から逃げられなくなります。

 

たしかに「自分にできること」を見つけるのは難しいですし、時間もかかります。

 

ですので、まずは自分がやりたくないことは何かという問いにきちんと向き合い、本当にやりたくないことを突き止めましょう。

 

そしてそれだけを避けましょう。

 

 

最後に

 

自分を変えたいと悩んでいる人は、どう変えたいのかを考えてみてください。

 

何になりたいですか?

 

夢や目的がない状態で変わろうとするとおかしな方向へ努力をしてしまい、結局無駄になってしまうことがあります。

 

また、詐欺師の恰好のカモとなり、今以上に不幸になってしまいます。

 

 

夢(目的)を見つけるのは簡単なことではありません。

 

日本では夢をバカにする風潮があるため、夢を考えることに嫌悪感を持っている人も多いです。

 

ですが変わりたいなら変わった後の姿を思い浮かべるのは絶対に必要です。

 

変わった後の姿をはっきり思い浮かべられれば、今との違いを埋めて行けばいいだけです。

 

自ずとやるべきことも決まってきますよ。

 

 

変わった後の姿を想像してワクワクできるようになれば、それに向けた努力は苦痛にならなくなります。

 

たとえばゲームなどで、レベルアップした姿を想像できていればレベリングも苦痛ではないですよね。

 

 

 

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