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早起きは無意味では?三文の得と信じている人は考えて欲しい夜までの行動

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「早起きは三文の得」という言葉を持ち出すまでもなく、「早起きはいいこと」というのが常識となっていますね。

 

ですが、それは本当でしょうか。

 

上昇志向のある方は、朝活などに取り組んでいたりします。

 

そこまでしなくても、「朝起きて勉強したい」と思っている方は多いはず。

 

当記事でこの風潮を否定してみたいと思います。

 

いえ、「勉強しても無意味だ」と言いたいのではありません。

 

私が否定したいのは「眠い中無理やり朝早く起きること」です。

 

 

 

朝起きてもスッキリした頭で勉強なんてできない

 

まず早起きの最大のデメリットを共有しましょう。

 

それは「朝起きるのが辛い」という点です。

 

目覚ましをかけずとも朝早く起きれる方はいいんです。

 

そういうナチュラルな朝型の方は否定しません。

 

そういうタイプではなく、眠い中けたたましい目覚ましの音で強引に目覚めて行動することに不快感を感じる人には早起きはデメリットだと言いたいんです。

 

あなたは、寝足りない中で不快なアラームで起きて、さらに決して心地よいとは言えない勉強をノリノリでできますか?

 

私はできません。

 

私はもともと夜型ということもあり、朝はとにかく眠いです。

 

しかも秋冬春は寒くて布団から出られないです。

 

「いや、その困難に打ち克ってこそ結果が出る」なんて思いますか?

 

絶対にありえません。

 

 

無意味な「縛りプレイ」

 

そもそも、何か努力をする場合に「余計な負荷はかけない」というのが最短路です。

 

たとえば、英会話ができるようになりたい場合に同時にスペイン語を勉強するという負荷をかけると習得が遅くなるのは誰の目にも明らかです。

※外国人の中にはこの方法を使う人がいますし、日本人でもそれが出来る人はマレにいます。でも一般的にはそうではないですよね?

 

「朝頑張って起きる」という行為そのものは、受験勉強の知識や資格試験の知識を増やすことに直結していません。

 

あくまで朝起きてから「勉強する」ことで知識が増えます。

 

つまり早起きして勉強するというのは「朝起きる」「勉強する」という2つの負荷がかかっているんです。

 

無理して朝起きなくても同じ質・量の勉強ができるのなら、そのほうが絶対にいいんです。

 

日本では「苦労は買ってでもしろ」という意味不明なことわざが存在し、制限をかけて何かを成し遂げることを称賛する風潮があります。

 

もちろん、一流の人がパフォーマンスとして制限をかけてやるのはいいんです。

 

そうではなく、素人が学ぶ過程で「無意味な」制限をかけるのは無意味だと言いたいんです。

 

 

夜眠い中やっても効果が薄い

 

朝型称賛派の方は「夜うとうとしながらやっても頭に入らない」と反論するでしょう。

 

その反論、私も賛成です。

 

夜、特に深夜、眠い中勉強するのは朝無理やり起きるのと同様、脳が覚醒していないので効率が悪いです。

 

「なんだよ、じゃあ結局勉強するなってことじゃん」なんて思います?

 

違います。

 

全然違います。

 

 

いつやるの?

 

夕方です。

 

学校や仕事から帰ってきて、遊んだりゴロゴロしたりする前にやりましょう。

 

やりたくないものの筆頭になりがちな学校・仕事から解放された瞬間は最も脳がリラックスし、開放された状態です。

 

このタイミングが最も脳が元気です。

 

「学校・会社で眠くて眠くて仕方なく、終わったら即帰宅して寝よう」と思っていたのに、いざ学校や会社を出ると妙に元気になって遊びだすという経験がある人は多いはず。

 

この一番元気な時に勉強をしましょう。

 

「え?何?遊ぶなってこと?」と思います?

 

違います。

 

遊ぶのは夜です。

 

深夜です。

 

昭和の時代と違い、夜でも遊べます。

 

特に動画を見たりゲームをしたりといった一人で完結できるものは時間に縛られることがほぼありません。

 

遊ぶのは眠くなってから。

 

眠くない時間帯に勉強しましょう。

 

大丈夫、やりたくてやりたくて仕方がない「遊び」は眠くても楽しめます。

 

 

「早起き」は睡眠時間を削ることではない

 

早起きを崇拝している人の一部に「早起き」=「睡眠時間を削ること」だと勘違いしている人がいます。

 

これは明確に間違っています。

 

未だに睡眠時間を削ることをすごいことだとする風潮がありますが、健康に悪いという事実が医学的にも科学的にも証明されていますよね。

 

となると、正しい早起きは結局寝る時間を早めることになります。

 

確かに早く寝て睡眠時間を確保できれば、朝起きる辛さは軽減されます。

 

この方法であれば、早起きして勉強することに問題はなくなるかもしれません。

 

ただ、この方法は結局「夜の時間を朝に持って来ただけ」です。

 

昭和の「テレビが主役」だった時代は夜の方が誘惑があったかもしれません。

 

ですが、令和の今はどの時間でもさほど誘惑の差はありません。

 

つまり、「睡眠時間を確保できるのなら、夕方に勉強するのも早起きして勉強するのも変わらない」と言えます。

 

ただ、私はこの「早く寝て朝起きる」というのを一時期習慣にしていたことがありますが、会社員ではないフリーランスなので効果がほぼ実感できませんでした。

 

特にプログラミング関連の仕事を請けている時は、「ノっている」時間を区切ってまで早く寝ることはむしろ逆効果にさえ感じました。

 

 

最後に

 

ということで、私は「朝無理やり起きて眠い中頑張ること」に否定的です。

 

もちろん、朝すっきり起きられる人はいいんです。

 

私のような、目覚ましで起きること自体が不快なタイプは無理に起きても効率が悪いです。

 

それでも早起きしたいのなら、睡眠時間を削らずに早く寝るようにしましょう。

 

早起きしてお勉強して得られる知識より、睡眠時間を削ったことでの健康被害のほうが大きいです。

 

 

当記事の結論としては、睡眠時間を削らないという大前提を守った上で、「早寝早起きをして勉強する」か「学校・仕事が終わった後の夕方から勉強を始める」の2パターンを推奨します。

 

個人的には後者を好んでいます。

 

どんなに早く寝ようと、秋冬春の寒い日はふとんから出るのが大変なので。

 

「軟弱なwww」と思った方は「無意味な縛りプレイ」のあたりをもう一度読んでいただけると私の言いたいことが伝わるかもしれません。

 

 

 

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