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愚痴ばかり言う人は見ている場所が間違っている 同じ環境でもうまくいく人との最大の違いとは

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アベガー、コロナガー、カンコクガー、チュウゴクガー、オヤガー、センセイガー...

 

自分の人生がうまく行っていない人は、自分以外の人間や環境に文句を言う傾向があります。

 

そういう人たちは「人生がうまく行っている人は政府や環境に恵まれていた」と思い込んでいるように感じます。

 

たしかに、生まれながらにしてお金に不自由していなかったり、親や時代に恵まれた人はいます。

 

ですが、愚痴を言っている人と同じ「辛い環境」でも成功している人や楽しんでいる人はたくさんいますよね。

 

違いは「見ているモノ」です。

 

 

 

コップに水が半分入っている...

 

※これは自己啓発セミナーでは使い古されすぎて逆に胡散臭さすら感じる導入話です

 

目の前のコップに水が半分入っています。

 

どう思いますか?

 

A.もう半分しかない

 

B.まだ半分もある

 

 

A.もう半分しかない

 

Aのように答える人はネガティブな傾向があります。

 

よく言えばリスクを減らし安全に生きようとするタイプとも言えます。

 

ただし、それが極端になると「もう半分しかない、俺は終わりだ」と考え、自らを不幸な人間だと感じるようになってしまうのです。

 

文句を言う人はこのタイプではないでしょうか。

 

 

B.まだ半分もある

 

Bのように答える人はポジティブな傾向があります。

 

チャンスを有効利用しようとアンテナを張っているタイプの人です。

 

ただし極端になるとノーテンキになりリスクを考えず無謀な行動をしがちです。

 

リスク管理ができていないと大怪我をすることもありますが、成功を掴んだり日々を楽しんでいたりするのはこちらのタイプです。

 

 

同じ環境でもいくらでもチャンスはある

 

少なくとも日本では、「絶対に這い上がることのできない人」は存在しません。

 

職業の選択はほぼ自由ですし、肌の色や性別や国籍での差別は致命的な壁ではありません。

 

 

ただし

 

残念ながら「完全に平等」ではありません。

 

「裕福な家庭とそうでない家庭」や「子どもの好奇心に寛容な親と昔ながらの勉強こそが至高と考える親」ではスタートの時点で成長スピードに差があります。

 

たとえば習い事をするための費用や進学のための費用などは子どもにとって平等ではありません。

 

親がどれだけ子どもの要求を満たせるかという外部要因で大きく人生が変化します。

 

 

生まれた場所が東京であれば早い段階でたくさんの文化に触れられます。

 

一方の地方生まれだと古い慣習を「常識」だと思い込まされたり、バイトの選択肢が限られていたり就職活動に交通費や宿泊費などのお金が必要になったりします。

 

 

ですがそれは人生の決定的な差ではありません。

 

少なくとも「日常的な平和・幸せを手に入れる程度の裕福さ」であれば誰にでも手にすることができます。

 

最初にお話した「コップに半分水が入っている」の寓話を思い出してください。

 

「結局貧乏人は何もできない」と諦めるか、「平等ではないけれどチャンスが存在する」と捉えるかで見えてくるものは全く違います。

 

 

日本はやりたいことがほぼできる

 

「努力や工夫をすれば」という条件をつければ、今の日本ほど自由度の高い国はありません。

 

もちろん年齢制限や性別制限、身長制限などが存在する仕事(スポーツ選手含む)は難しいですが、それ以外は仕事だろうと趣味だろうと、だいたいなんでもできます。

 

その道で第一線の活躍をできるかどうかはまた別の話ですが、少なくとも「やりたいことをやりながら平和に・幸せに過ごす」程度は可能です。

 

 

努力・工夫のできない人

 

今が幸せでない人の多くは、「でも俺は努力ができない人だから」と諦めてしまっています。

 

努力を苦しみぬくことだと勘違いしていませんか?

 

「成長するために行動すること」が努力の本質であり、苦しいかどうかは別の話です。

 

もちろん基礎を身に着ける際の反復学習は面倒ですし、同時期に始めた一回り二回り年下の子に次々と抜かされていくのはプライドが傷つくでしょう。

 

ですが、それは努力ができないこととは関係がありません。

 

見ている場所が違うから辛いんです。

 

何かを学びたい・身に着けたいと思った時、比較するのは同時期に始めた他人ではありません。

 

比較すべきは過去の自分です。

 

「過去の自分がライバル」という話をすると鼻で笑う人が多いですが、自分の成長を確認するために過去と比較するのは当たり前の行動です。

 

有名なPDCAサイクルやOODAループなどの戦略においても自分の状況を把握することは必須です。

 

過去の自分と比べ成長していることを実感しつつ、足りない部分にも目をそらさずに改善していくことが「成長するための努力」です。

 

「成長するための努力」は「学ための工夫」によって苦しみを半減させることができます。

 

楽しく学べる方法、苦しまずに学び続けられる方法を努力して工夫すれば諦めることなく成長できるはずです。

 

 

最後に

 

あれはダメこれはダメと愚痴ばかり言ってネガティブなことばかり見つめて自分を追い込む必要はありません。

 

今の状況が嫌なら自分が変わりましょう。

 

他人を変えるのは大変です。

 

国を変えるのだって一人の力では難しいです。

 

※選挙などで自分にあった政党に投票することは大切です

 

他人を変えるより、制度を変えるより、自分が変わるほうが簡単です。

 

変えるのが難しい他人を見ていないで自分自身を見つめなおしましょう。

 

「努力」と「苦しむこと」は同義ではありません。

 

現状を抜けるために必要な資格やスキルを得るための努力に「コーヒー断ち」のような無意味に苦しむ行動は不要です。

 

正しい努力で現状を抜け出しましょう。

 

日本を否定することで鬱憤を晴らすより、その日本という環境を利用したほうが楽しいですよ。

 

 

 

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