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経済的に助けて欲しい人が不幸自慢をしても無理 あなたがすべきなのは現状ではなく将来の話!

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2020年からのあの感染症により、たくさんの経済的に困窮している人がいます。

 

また、2019年以前にも「相対的貧困」がクローズアップされることがありました。

 

でも多くの場合助けてもらえていないようです。

 

なぜでしょうか。

 

私はアピールするポイントが間違っているからなのではないかと思います。

 

※この話はあくまで個人同士の話です。政府・自治体などの公的機関の制度に関しては別です

 

 

 

不幸自慢という悪手

 

「不幸自慢」とは、自分の惨状をアピールすることで周囲の同情を引き出す行為のことです。

 

経済的に困窮している人たちの多くは自分がいかに経済的に困っているかを訴えていますが、これも不幸自慢に含まれるでしょう。

 

これは悪手です。

 

なぜなら、あなたがどんなに不幸だろうと助ける側には関係がないからです。

 

 

主張すべきは将来の話

 

自分が今どんなに不幸かを話したところで相手に響きません。

 

それより、主張するなら将来の話です。

 

自分を助けてくれたら将来助けてくれた人にどんなメリットがあるのかを主張しましょう。

 

富裕層だろうと貧困層だろうと、人は自分にメリットがあるなら(自分の労力をメリットが上回るなら)喜んで動きます。

 

 

相手へ何も返せない?

 

経済的に困窮している人の中には、「私にはスキルも才能もないから返せるものがない」と考える人もいるでしょう。

 

じゃあ、「なぜそんなあなたを助けなければならない」のでしょうか。

 

ちなみに「ノブレスオブリージュ」は貧困側が言う言葉ではありません。

 

 

「将来」を加えれば返せないはずがない

 

今まで何もしてこなかった人には、誇れるスキルも才能もないでしょう。

 

でも「今から」ならいくらでもスキルを身に着けることはできます。

 

助けてくれる人が仕事や趣味で何をしているのかを調べ、自分が将来身に着けるスキルで何かできることはないか考えましょう。

 

ちなみにこの手の話で最も明快なのが、「あなたの会社で働きます」です。

 

要は「お金をください、その代わり私の時間と体力・知力を労働力として捧げます」という意味ですね。

 

 

何も与えないけど助けて欲しい?

 

上記のような話をしても、なんだかんだと言って行動しない貧困層はとても多いです。

 

「こっちがこんなに困っているのに対価を要求するの!?」と怒り出す輩もいます。

 

でも落ち着いて考えてください。

 

何も返してこない相手になんで身銭を切らなくてはならないでしょう。

 

あなたは相手が困っていたら自分のお金を差し出せますか?

 

日本において相対的貧困に悩む人を助けるための額は、海外で物乞い相手にあげる額とは桁が違います。

 

 

最後に

 

私は貧乏自慢・不幸自慢をされてもあまり助ける気になりません。

 

単純に私自身に掃いて捨てるほどの貯えがあるわけではないのが第一の理由ですが、第二の理由である「見返りがない」というのも大きな要因です。

 

見ず知らずの人よりも友人・知人のほうが「困っているから助けて!タダで!!」と言い出すケースが多い気がします。

 

「困っているときはお互い様」という言葉は知っています。

 

知ってはいますが、その言葉は「一方がタダでいくらでもこき使える言葉」ではなかったはずです。

 

 

 

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