悩み

貧乏な大人へ 真面目と言いなりを混同しないで!頑張っているのと苦しんでいるのを一緒にしないで!!

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2020年からの例の感染症で日本経済はさらに一段階も二段階も苦しい状況になりましたね。

 

ネット上では「真面目に頑張っている人たちが搾取されている」と怒りの声を上げている人がたくさんいます。

 

「頑張っているのに報われない」と悲しみの声を漏らす人もたくさんいます。

 

ただ、その一部に「真面目」と「言いなり」を、そして「頑張っている」と「苦しんでいる」を混同している人がいるように見えます。

 

これらの単語は同一の意味ではありません。

 

 

当記事は「経済的に苦しい人が状況を打開するために」という観点で話をしています。

 

もしあなたが経済的には困っていないというのであれば、当記事はあなたにとってほとんど価値がありません。

 

ここまで読み進めていただいておいて恐縮ですが、この先に得られるものはありませんのでお戻りください。

 

 

 

「真面目」と「言いなり」

 

「真面目に生きる」とは、会社・上司や親の言いなりで行動することではありません。

 

風潮・同調圧力に応じて動くことでもありません。

 

他者の言いなりで動くことは他者にコントロールされるということであり、他者にとって好都合に動かされるということです。

 

だから真面目に生きているつもりで他者の言いなりになっている方は思うような収益が得られなかったりします。

 

 

「真面目に生きる」とは

 

目的に向かって行動することではないでしょうか。

 

自分のやりたいことやなりたい状況に向けて、働いたり勉強したり、節約をしたり息抜きをしたり、創意工夫をしていく姿は「真面目に生きる」と表現しても異論はないかと思います。

 

経済的に苦しい人は、目的を持っていないケースが多いです。

 

漠然と「お金で苦労したくない」「もっと自由に生きたい」などという思いはもちろんあるでしょうが、それを明確に意識して達成するために行動している方は少ないです。

 

「真面目に働く」と「会社や上司の言いなりで働く」を混同している場合、「毎日ちゃんと会社に行って言われたことをしているのに目的が達成できない(=収入が増えない)」となります。

 

今の時代、言いなりで働いても給料が上がらない会社がほとんどです。

 

今より収入を増やして経済的にラクになりたいのなら、それを目的として行動をしましょう。

 

「行動したくない」と考えているのなら、今の状況に甘んじるしかありません。

 

「私は何もするつもりはないが周囲が私を助けるのは当然だ」という主張に違和感を持ってください。

 

 

「頑張っている」と「苦しんでいる」

 

収入が少ない人の大半は苦しんでいます。

 

ですが、それだけで「こんなに頑張っているのに報われない」と言うのは違います。

 

なにが違うのかわからない方に簡潔に説明します。

 

それは「結果に繋がるか否か」です。

 

少ない収入で生活費を賄う行為は「現状維持」の行為です。

 

そこから抜け出すために必要とされる頑張りは「現状打開」の行為です。

 

現状維持のための行動をどんなに続けても現状が維持されるだけです。

 

現状を打開するために行動をしなければ状況は変わりません。

 

勘違いしないでいただきたいのですが、私は苦しんでいることを頑張っていないと言いたいわけではありません。

 

当記事では苦しんでいるだけで状況は変わらないという主張をしています。

 

「苦しんでいる」は「頑張っている」に含まれる表現ではあるものの、報われるための「頑張り」とは異なるということです。

 

 

じゃあどう頑張ればいいのか

 

この手の話をすると、「じゃあどうすればいんすか」と逆切れ気味で言ってくる方がいます。

 

答えは簡単です。

 

「結果に繋がる行動をしましょう」です。

 

「結果が出なければ頑張った事にならない」という意味ではありません。

 

「その行動をすることで目的に近づけるか」を考えて行動しようということです。

 

たとえば会社の給料を上げたいのなら、職務に関連する資格を取得するという方法があるかもしれません。

 

会社がやろうとしている新しいプロジェクトに積極的に参加することでも評価を得られるかもしれません。

 

※具体的な方法はあなた自身が「どうなりたいか」や所属する会社が「あなたに何を求めているか」で変わります

 

おわかりいただけていると思いますが、結果に繋がるように頑張るためには目的が必要です。

 

目的がなければ目先の利益に飛びつくだけの刹那的な行動になりがちです。

 

 

目的の重要性

 

未だに精神面の話を軽視する人は多いです。

 

そのため、「目的を持ちましょう」と言うと「いや、そんなメンタルの話はいいから実践的な話を教えてよ」という人がいます。

 

さらに行き過ぎると「意識高www」と嘲笑したりします。

 

目的を持たずに結果を出せているのならそれでいいのですが、当記事は「経済的に苦しい人がどうすれば状況を打開できるか」という話であり、当事者はバカにできる立場にないような気がします。

 

当記事に書かれていることを実践した上でうまくいかなかったら反論してくれてもいいのですが、私は「うまくいかないはずがない」と思っています。

 

むしろやる気があるのにやってもうまくいかない人が実在するのなら、私がその方の目的を聞いて一緒に行動計画を立てて一緒に行動してみたいくらいです。

 

※もちろん本当にそれをやるのならこちらも対価を求めます。私は聖人ではありませんのでタダで助けるほど便利な人ではありません

 

 

最後に

 

経済的に苦しい方が頑張っていないとは思いません。

 

ですがその頑張りは現状維持のためのもので終わっているように思います。

 

現状を変えたいのなら、現状を打開するために行動する必要があります。

 

そして現状打開のための行動の指針には目的が必要です。

 

どうなりたいのかわからないのに闇雲に行動するのはギャンブルです。

 

目的を持ってその方向に積み重ねていけば経済的な苦境からは脱出が可能です。

 

 

もちろん、目的を持った瞬間に全てが解決するとは言いません。

 

積み重ねには時間がかかります。

 

しかも積み重ねている間、結果に繋がるまでは労力もこれまで以上に必要です。

 

そこは覚悟しなくてはなりません。

 

 

 

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