TBSドラマ「テセウスの船」第6話では犯人が木村みきおであることが発覚し、田村心は再び平成元年の世界へとタイムスリップしました。
木村みきおは事件当時まだ小学生で、加藤みきおという名前でした。
原作ではそこに遠い親戚と名乗る加藤信也が登場します。
この男は一体誰でしょうか。
当記事は原作漫画を基に記述しています。
記述時にドラマ版にも登場するかわかりません。
みきおの遠い親戚・加藤信也は誰?
加藤信也は偽名です。
本名は木村みきおです。
つまり、2020年の世界で車椅子に乗っていた、成長した加藤みきおです。
ということで新しい登場人物ではありません。
田村心がタイムスリップした際、木村みきおも一緒に時間を跳んでいました。
ドラマにも登場するのであれば、当然演じる役者は安藤政信となるでしょう。
共犯者・真犯人
小学生の加藤みきおが起こしている一連の事件の動機は「佐野鈴を自分のものにしたいから」です。
ですがシンの登場によりうまくいかず、自暴自棄になりかけます。
そこに木村みきおが現れ、サポートを申し出ます。
よって真犯人は小学生の加藤みきお、共犯者は木村みきおです。
なお、加藤みきおは「たくさんの目」に操られているとされています。
この「たくさんの目」は村人の目ではなく、中二病または精神疾患による幻視です。
今後のシナリオ
原作では、木村みきお・加藤みきおがタッグを組んだ後の世界でも加藤みきお主導のもと、木村みきおが手足となって事件を画策しています。
ですが終盤では加藤みきおが幻視している「たくさんの目」が木村みきおの殺害を指示します。
これにより、音臼小の最後の事件は「加藤信也(木村みきお)が全て仕組み、警察につかまって全て自白、そして死刑になる」というシナリオを考えます。
「佐野鈴の家族が全員いなくなれば鈴は自分(加藤みきお)のものになる」という浅すぎる考えで計画は実行されます。
木村みきおは最後にナイフを持って佐野文吾に向かっていきますが、田村心が身を挺してかばいます。
令和の世界
平成元年の世界では田村心はナイフを突き立てられそのまま意識を失います。
その世界線が続いた先にある令和の世界では、佐野一家は幸せに暮らしています。
そしてそこには佐野心もおり、ある女性を紹介してエンディングを迎えます。
その女性の名前は、岸田由紀です。
最後に
TBSドラマ「テセウスの船」第7話以降に登場するかもしれない「加藤信也」を紹介しました。
原作では木村みきおがシンとともにタイムスリップしており、真犯人・加藤みきおをサポートしています。
ドラマ版は公式サイトや原作者が「真犯人は別にいる」と煽っていましたが、結局犯人は加藤みきおでした。
ここから「実は加藤みきおじゃなかった」というオリジナル展開になる可能性もありますが、おそらくは原作通りの展開になるのでしょう。