TBSドラマ「テセウスの船」第7話からは解決編です。
真犯人は原作漫画同様、加藤みきおでした。
小学生一人にここまで大掛かりな連続事件を起こせるようには思えませんね。
共犯者が存在するのでしょう。
そいつは一体誰でしょうか。
当記事には原作漫画を基にしたネタバレが含まれています。
お気を付けください。
加藤みきお一人では犯行は難しい?
加藤みきおは平成元年時点ではまだ小学生です。
周囲が警戒していなかったとはいえ、小学生が一人でやれるレベルの事件ではありませんね。
原作では、ドラマ第7話以降にあたる2度目の平成元年の世界に共犯者が存在します。
共犯者はアイツ
共犯者は木村みきおです。
ん?どういうこと??
木村みきおです。
つまり、令和の世界で田村心にナイフをつきつけたあの車椅子に乗っていた男です。
木村みきおは田村心とともにタイムスリップしており、少年時代の加藤みきおに助言を与えているのです。
タイムスリップ者がいなかった1度目の世界
1度目の世界、つまりシンがいない世界ではすべてが偶然で出来上がっています。
原作では加藤みきおが独白するシーンがあるのですが、序盤のパラコートを飲ませるシーンは周囲を警戒することもなく堂々と三島千夏に飲み物を渡しています。
はなから完全犯罪を目論んでいたのではなく、子どものいたずらが暴走したのが偶然警察の目をかいくぐっただけだったようです。
シンが由紀ノートを持ち込んだ世界
村の異分子であるシンが登場し、加藤みきおがやろうとしていることを先回りして嗅ぎまわるようになってからはボロが出始めています。
たとえば金丸刑事(演:ユースケ・サンタマリア)を突き落とした際には佐々木紀子に目撃されています。
ただし佐々木紀子は恐怖で口を閉ざし、疑っていたシンと金丸刑事はいなくなりました。
唯一疑っていたのは佐野文吾刑事ですが、由紀ノートを手にしたことで佐野文吾の警戒の裏をかくことに成功しています。
最後の世界ネタバレ
加藤みきおが犯人だと知ったシンがいる世界では、疑いの目を向けられながらも上述の通り木村みきおのアドバイスにより事件の現場を目撃されることだけは避けられています。
加藤みきおの目的は佐野鈴です。
鈴を自分のものにするために、邪魔な人たちを消してきました。
この最後の世界では、最終的に木村みきおが全ての罪をかぶり、鈴たちを加藤みきおが助けることで加藤みきお自身は正義の味方になるという計画を練っています。
最後に
TBSドラマ「テセウスの船」の真犯人は加藤みきおでした。
このまま原作通りに終わるのであれば、平成元年の世界で加藤みきおに手を貸している人物は木村みきおです。
原作者の「真犯人は別にいる」というメッセージは何だったのでしょうね。
もしかしたらドラマ版では木村みきおが加藤みきおに手を貸しているのではなく、加藤みきおを操っている別の人物がまだいるのかもしれません。
その人物が「本当の犯人」という可能性もありますよね。
このまま原作漫画通りの結末を迎えそうですが、できれば最後にどんでん返しをして欲しいですよね。