フジテレビ版「リカ」の第1話では唯一リカの怪しさに気付いていた看護師長が階段から滑り落ちて意識不明の重体になっています。
看護師長は今後どうなるのでしょうか。
リカがエスカレートしていく中、目を覚まして凶行を止めることはできるのでしょうか。
原作小説「リハーサル」を基にネタバレします。
なお、原作小説とドラマ版では一部設定が異なっています。
お気を付けください。
また、当記事で紹介している看護師長の症状はあくまで小説及びドラマにおける創作上の表現であり、医学的に正確かどうかはわかりません。
あくまでフィクションの世界の事象であることをご理解ください。
原作の看護師長
原作では婦長と呼ばれています。
2003年より以前の設定のため看護師を看護婦と呼んでいた時代となっています。
原作でもドラマ同様、階段から滑り落ちてしまっています。
ドラマ同様に踊り場がある階段ですが、原作ではその踊り場を越えて下の階に転落しています。
原作での症状
発見直後に刈谷先生が駆け付けています。
その際には意識がなく、右手首の単純骨折、左足首の開放骨折が見られました。
ちなみに開放骨折というのは皮膚を突き破って体表面の傷に繋がっている状態を言います。
神経や血管、筋肉などの損傷がひどく、出血が多くなることが多く、感染症の危険性もあります。
単純骨折はその逆で皮膚まで達していないものを言います。
頸椎圧迫骨折
看護師長は意識を失っており、前頭部に打撲跡がありました。
レントゲンの結果、頭蓋骨にヒビが入っていることがわかりました。
これにより頸椎圧迫骨折と診断されています。
四肢が麻痺し、呼吸筋も麻痺したことで自発呼吸でもできなくなっています。
なお、看護師長は運動能力のほとんどを失っていますが脳は無事なので思考力は残っています。
スパゲッティ
その後も容体は回復せず、手足を動かすどころか呼吸・食事・排泄もできない状態が続いています。
点滴、水分補給、排泄などのためのチューブが大量に婦長に繋がった状態になっています。
なおこの状態を大矢昌史たち花山病院の医師・看護師は「スパゲッティ」と呼んでいるそうです。
※この病院独自の俗称のようです
まばたきで伝えた危険信号
唯一動かせるのはまぶたくらいです。
大矢昌史が看護師長の病室に見舞いに行った際、激しくまばたきをして意思を伝えようとしていました。
YES・NOしか伝えられない中、「リカが危険だ」ということを大矢昌史に伝えています。
看護師長が自分の意思を伝えたのはこの時が最後で、その後一命を取り留めたものの眠り続けています。
最後に
フジテレビ版「リカ」の花山病院編の小山内看護師長は第1話ラストで階段から突き落とされ、意識不明の重体となっています。
原作では階段から転落したことで頸椎圧迫骨折となり、体を動かすことができなくなっています。
脳は無事ですが、まばたき意外のあらゆる行動ができなくなってしまいました。
大矢昌史が見舞に訪れた際にリカの危険性を伝えたのを最後に目を閉じて眠り続けています。
全身をチューブで繋がれている状態を大矢昌史たちは「スパゲッティ」と呼んでいるようです。
ところでドラマ版のリカの好物はミートソースの「スパゲッティ」ですね。
何か繋がりはあるのでしょうか。
なお原作ではリカがミートソーススパゲッティ好きという設定はありません。