日テレドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」の第5話ではニセモノのミスパンダが登場しました。
動画の冒頭では毎回本物のミスパンダである川田レン(清野菜名)の声で喋っていますよね。
どうなっているのでしょうか。
なんかいろいろと設定が緩い気がしますね。
序盤だけ本物の声の謎
あれはおそらくそれまでに公開されている動画の声を抜き取ったものなのでしょう。
「どうもー、みんなシロクロつけてる?パンダでーす」というのは毎回本物のミスパンダも使っていた冒頭のあいさつです。
雑音が少ない動画から抜き出すことは難しいことではなさそうです。
それでもいろいろと雑
ドラマ内では不思議なことに「捜査一課のエース」すらもミスパンダとニセパンダの区別がついていませんが、ニセパンダは似せる気があるのかわからないくらい雑です。
そもそも衣装が違う
ミスパンダはへそ出しでパンタロンです。
一方のニセパンダは長めのシャツにハーフパンツ+タイツ(?)です。
また、顔もニセパンダは全てを覆う黒いマスクをしていますが、本物は口元を露出し、黒い口紅をしています。
これはドラマなので視聴者が区別をつけられるような衣装にする必要があるという事情なのかもしれませんね。
なぜか知っている「飼育員」の存在
これまで、飼育員である森島直輝は動画に登場していません。
森島直輝自身は変装をしておらず、帽子を被っているだけです。
そのためミスパンダとの間でこそ「飼育員さん」という名称が使われていますが、世間的には存在は知られていないはずです。
顔出ししているのに一切報道されない飼育員さん
このニセパンダ騒動では警察が指名手配することになりました。
ですが指名手配されたのはなぜかミスパンダのみのようです。
普通に考えたら、マスクをしていたミスパンダよりも帽子しかかぶっていない飼育員さんを前面に押し出して報道しますよね。
飼育員さんである森島直輝はメンタリストNなのですから、一瞬でバレるでしょう。
このあたり、もしかしたら「警察は二人を指名手配したが報道機関が忖度した」という可能性もありそうです。
最後に
日テレドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」第5話に登場したニセパンダの動画で冒頭だけ清野菜名の声なのは、おそらく本物の動画から音声を抜き出しているからなのでしょう。
ただ、衣装やマスクがちょっと似ているだけで警察すらも騙せてしまったり、その警察もなぜか飼育員さんを指名手配しなかったりと設定が雑な気がします。
第5話では医師の門田明宏(演:山崎樹範)が本性を現したと思ったら何者かに消されました。
新しくハブとマングースという異名のついた有能な(?)刑事も登場しています。
細かい(とはいいきれない部分もありますが)粗を見ないフリをすれば、全体的なストーリーは面白いですよね。
ニセパンダの正体や刑事との対決など、今後の展開も気になりますね。