日テレドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」の川田レンは実際にはリコでした。
リコはレンのように母親に可愛がってもらいたいという理由で催眠術によってレンになりかわっていました。
そもそも、なぜ母親はリコを檻に閉じ込めたり愛情を注げなかったのでしょうか。
その理由があまりにも薄すぎてネットがざわざわしていますね。
目次
レンだけを可愛がった理由は「双子だったから」
レン・リコの母親、川田麻衣子が涙ながらに語ったところによると、レンだけを可愛がったのは「双子だったから」だそうです。
産まれてくる前、双子を妊娠しているとわかった際には幸せも2倍だと感じていたようですが、いざ子育てを始めたらその大変さに押しつぶされてしまったようです。
周囲からの「母親は最大限の愛情を注ぎ完璧に育てなければならない」という空気に耐え切れず、いつしか「双子じゃなく一人だけなら私でも育てられた」と思うようになっていったのです。
視聴者のほとんどが納得できず
「理由になってない」「動機が薄い」など、ネットでは否定的な意見が多いですね。
子育てが大変だと言うことそのものには多くの視聴者が賛同しているものの、「だからといって虐待していい理由にはならない」という意見が圧倒的です。
レンにも愛情を注いでいなかった可能性が指摘される
リコが川田レンになりきっているとわかったときから指摘されていましたが、幼少期の火事から救い出されたリコに対して母親は「レン」と呼びかけ続けていました。
パニックになっていたとはいえ、レンとリコを区別できていなかったのはモヤモヤしますよね。
実際に似ている子どもを区別できない親は多く、この一点だけをもって愛情がないとはいいきれない部分はあります。
ですが川田麻衣子の場合はレンにのみ愛情を注ぎ、リコには憎悪にも近い感情を持っていました。
ここまで愛情に差がついているのに区別できていないのなら、「レンじゃなくてリコでもいいのでは?」と思ってしまいますね。
なぜレンだった?
リコではなくレンを選んだ理由として、ネットでは「反抗しない大人しい性格のレンが扱いやすかったのでは」と予想している方がいました。
もしそういう判断をしたのであれば、もともと川田麻衣子はどこかおかしかったのかもしれませんね。
「扱いやすい」という理由は、「自分の意のままに操れる」ということに繋がります。
娘を人間として扱っておらず、自分の所有物のように考えているのかもしれません。
意味深な山口紗弥加のコメント?
日テレの公式サイトで放送前に山口紗弥加がコメントした内容が意味深です。
この母親がレンにどのような影響をもたらし、どのようにレンに関わってくるのか、謎解きしながら見ていただけたら。
私とレンとの関係は、少し特殊な形には映るかもしれませんが、それも愛情ゆえの一つの形ということで受け止めていただけると幸いです。
引用:日テレ シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
この時点で山口紗弥加は生きているのがリコだとわかっていたのでしょうか。
だとしたらこのコメントで「レン」と言っているのはすでに亡くなった娘のこと...?
ということは「少し特殊な形」の愛情とは...
実際には前後の文脈からわかりますが、ここで言っている「レン」は亡くなっている娘ではなく、生きている娘のことです。
一方で溺愛対象は「レン」です。
最後に
日テレドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」第7話での川田麻衣子の自分勝手な愛情に関して、多くの視聴者がネガティブな感想を漏らしていますね。
自分の子どもに愛情の優先度をつけてしまうのは、ある意味では仕方がないことです。
ですが片方の殺害を考えてしまうほど憎悪するのはクレイジーです。
視聴者がそこに理由を求めるのは自然です。
もし特に理由もなく、「川田麻衣子は精神的に病んでいるから」ということでうやむやにするのなら残念ですね。
数話残っていますので、リコを憎悪することになった真相が明かされるといいですね。