「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」の最終回のラストでは記憶を消した直輝とレンがパンケーキ屋で再会していますね。
席が離れている者の、他人同士とは思えないほど長い時間見つめ合っています。
しかしその後が描かれず終わってしまいました。
モヤモヤしますね。
二人は結ばれるのでしょうか。
何も起こらない
地上波終了後「続きはHuluで」とスピンオフの告知がありますが、直輝とレンのその後を知りたくて加入するならがっかりすることでしょう。
スピンオフは前後半に別れており、後半は最終話放送の翌週に公開されます。
スピンオフ前半はあのパンケーキ屋から始まりますが、その数秒後には5年後に話が飛びます。
あの最終話ラストのパンケーキ屋のシーンは数秒間だけ、しかも何も起きずにただただ二人が見つめ合っているだけです。
「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」は当初から最終話後にHuluでスピンオフを公開すると予告してはいましたが、最終話をあのシーンで終わらせて何も語らないのはちょっとイラっとします。
スピンオフ後半であのシーンの意味が明かされるのかもしれませんが、スピンオフ前半では全くその気配がありません。
そもそも直輝はすでに別の女に乗り換えている?
あのパンケーキ屋のシーン、直輝の前に女性が座っていたのに気づきましたか?
一瞬なのでわかりにくいかもしれませんが、黄色いセーターを着た女性が立ち去っています。
パンケーキを頼む前にいなくなったので直輝はフラれたのかもしれません。
5年後の世界では、大学時代の友人が梓やレンなどを女性を「たくさんの恋愛遍歴の中の一部」として話題にするシーンが存在します。
彼らにとって、直輝がとっかえひっかえしていたのは周知の事実だったようです。
周囲は直輝とレンの関係を知っている
直輝はレン・リコの記憶を消し、自分自身の記憶まで改ざんしています。
ですが実は囲碁喫茶の夫婦や大学時代の友人たちの記憶はそのままです。
そのため、5年後の世界で直輝は大学時代の友人は「木の影から見ていた女の子」という表現でレンのことを話題にしています。
スピンオフ・後半では直輝とレンが再会する
囲碁喫茶に入り浸っていた自称天才囲碁少女のカエデは5年後の世界で精神科医になった直輝の元へ通っており、レンとの囲碁対決を見に来るように誘っています。
この対決の日には直輝は診察の予定があるようですが、パンフレットに映るレンを興味深そうに見つめています。
このシーンで前半は終わるのですが、直輝がレンを思い出すきっかけになりそうです。
周囲の記憶を改ざんしなかったことで5年越しに直輝とレンの関係が再燃する可能性がありそうです。
最後に
日テレドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」の最終回、エンディング付近で記憶がなくなった直輝とレンがパンケーキ屋で再会しますが、そのまま地上波分の放送は終わりました。
さらにスピンオフの前半ではそのシーンがどうなったのか一切語られずに5年後の話が始まっています。
後半で再会しそうではありますが、あのパンケーキ屋のシーンの匂わせでHuluに誘っておいてすぐに語らないというのはちょっとフェアではない気がします。
第9話での殺傷事件や最終話でのミスパンダの予告(営業妨害)などもうやむやのままスピンオフではなかったことになっており、後半できれいに終われるようには見えません。
私はもともとHuluを契約しているのでスピンオフ後半も当然視聴しますが、正直すっきりしないです。