努力できないと口にする人の多くは「努力した直後に結果が出ないこと」に不満を持っているようです。
要は「目に見える効果がない」から努力のメリットを実感できず、努力しない状況との差を感じられずにいるわけですよね。
言いたいことはわかります。
やってもやっても結果が出ないならやる意味がないような気がしますね。
根性論で「それでもやるしかない」と気持ちを奮い立たせるしかないのでしょうか。
違います。
もちろん根性論でできる人はそれでいいです。
ですがそうでない人のほうが圧倒的に多いはず。
根性論ではどうにもならない方のために、解決方法を紹介します。
目に見える効果を作る
努力できないのは努力の結果がわからないからです。
だから目に見える効果を作ればいいですよね。
私がオススメしたいのは以下の2つです。
・超短期の目標を作る
・行動量をメモする
注意
この2つは「唯一絶対の正解」ではありません。
私には合っていますが、どんな人にも有効とは限りませんし、どんなジャンルでも有効とは言い切れません。
だから「自分に合わない」と判断したら別の方法を探してください。
この方法が合わないからといって「やっぱり私は努力できないんだ」と思う必要はありません。
超短期の目標を作る
最終的な目的や目標を持つことも大事ですが、遠すぎると努力の結果が相対的に見えにくくなります。
だから最終目標とは別に、「今日」「今週」「この1時間」でクリアすべき超短期の目標を作りましょう。
このときの目標は「1時間机に向かう」など時間を設定するのはあまりオススメしません。
もちろん結果を出すためにはある程度の時間は必要ですが、時間に気を取られて惰性で同じことを繰り返しても効果は薄いです。
具体的に「この時間で何を出来るようにするか」を設定しましょう。
そしてその「出来る事」が増えていき最終的にそれらを集めると目的が達成できるというのが理想です。
行動量をメモする
人は「辛い・面倒なこと」は過剰評価しがちです。
そのため、ちょっと努力しただけで「自分なりに頑張ってる」と思いこんだりします。
当然、ちょっとの努力では結果が出ず、「俺は努力してもダメなんだ」と勘違いします。
「超短期の目標」では「時間」を目標にするのはオススメできませんが、行動量のメモでは「時間」も効果的です。
超短期では濃い目標を立てて努力をしているため、それが積み重なった○○時間は惰性の〇〇時間よりずっと価値があります。
「行動量」は「時間」だけでなく、最終目的のための「できるようになるべきこと」の一覧の撃墜表でもOKです。
「後何ができるようになればゴールか」がわかるので、中盤以降モチベーションが上がります。
最後に
「目に見える効果がない」という努力できない人のために私がしている方法を紹介しました。
私もモチベーションが下がりやすいタイプで、超長期の目標の為に黙々と行動することはできません。
ですがその日その日の超短期目標を立てそれをクリアしていく方法であれば、それをクリアした時に達成感が得られます。
さらにその超短期目標は最終目的へのステップになっており、行動量のメモによって積み重なっていることがわかります。
大きな目標であっても、こうすることで辿り着けていないことに不安になったりイライラしたりすることはなくなります。
ぜひ試してみてください。