中国の武漢を発生源として新型コロナウイルスが日本に上陸しています。
ですがそんな中、「絶対に休めないから」と解熱剤を服用して仕事を続け、周囲に感染をさせてしまう事態が頻発しています。
この「風邪でも絶対に休めない人種」というのは大きく分けて3種類あります。
あなたはどれに分類されますか。
もし自分が風邪や肺炎になった際、ちゃんと「休む」という選択肢を取れるでしょうか。
休めないのであれば、対策が必要ですね。
目次
風邪でも絶対に休めない人種は3種類
Twitterでこんなツイートが話題になりました。
「風邪でも休めない人」は2種類いる。
「代わりがいない人」と
「休めば給料が減る人」だ。日本はこの30年ぐらいで、この2種類の人間を爆発的に増やしてしまったのがよくわかる。
— hikimello (@pori313) February 16, 2020
さらにもう一つ「代わりがいないと思い込まされている人」もいます。
自分に代わりはいないという勘違い
多くの場合、代わりはいます。
技術的な意味で自分しかできないという仕事はほとんどありません。
1つのプロジェクトを1人が受け持つような専門性の高い仕事であれば代わりがいないということもあるかもしれませんが、それは非常にレアなケースですよね。
その勘違いは企業側に責任がある
昔は「バイトを休む際には代わりを見つけるのが当然」でした。
今では「代わりを見つけるのは経営者の仕事」という認識を持つ人が増えましたが、それでも未だに従業員に代わりを見つけることを強制する企業は多いです。
「休んだら収入が減る」ならやっぱり「絶対に休めない」
代わりはいても、給料が減ったら生活ができないという人は結果的に「絶対に休めない」といえるでしょう。
具体的に言えば、非正規社員やバイトがそれに当たります。
貯金もなく、毎月の給料で辛うじて生活費を賄っている状態なのであれば、有給でないのなら休むことで生活費が足りなくなってしまいます。
それって社会が悪いの?
上記で紹介したツイートへのリプライなども含め、多くの人は「社会が悪い」「企業が悪い」と思っていますよね。
「その立場にいる自分が悪い」と考える人はほとんどいません。
まあ、そう考えた人は自分が休めるような仕事に転職しているからなのかもしれませんが。
人を変えるのは自分が変わるより大変です。
人の集合体である「社会」や「企業」ならなおさらです。
変えられない相手に文句を言ってもどうしようもないですよね。
だったら自分が変わりましょう。
自分が変わるのはそんなに難しいこと?
「自分が変わればいい」という主張は、ギリギリの生活をしている人には酷な話に聞こえるようです。
今の生活でいっぱいいっぱいで他のことを考える余裕がないのだそうです。
だからこそその現状を変える必要があるのではありませんか?
そのいっぱいいっぱいの状況が楽しかったり充実しているというのであればそれは幸せなことなので問題ありません。
ですが多くの場合自分のことを底辺だと感じ、苦しんでいるわけですよね?
だったら変わった方がよくないですか?
はっきり言って、いっぱいいっぱいな状況で変わるために新しいことをするのは大変です。
ですが会社や社会を変えるよりはずっと簡単です。
自分を変える方法
自分に投資をしましょう。
金額は収入の1割程度で十分です。
早く変わりたいなら「目標とする収入」の1割がいいです。
「お金を得るための技術」に投資してください。
1日1時間の隙間時間は取れますか?
これはまとまった時間でなくても大丈夫です。
たとえば通勤中はどうでしょうか。
勤務開始前に数分時間はありますか?
昼休み、食事が終わってから数分時間はありませんか?
家に帰ってからはどうですか?
なお、趣味の時間や睡眠時間は削らない方がいいです。
新しい技術を得るのは多少なりともストレスになるので、好きなことをして心を休ませる時間を削ると心も削られます。
数分の隙間時間を削り出したら、その時間に読書をしましょう。
もちろん目標とする「お金を得る技術」に関する本です。
数分では何もわからないと思うかもしれません。
結局同じところを繰り返し読むことになるかもしれません。
ですが、まとまった時間で読書をするよりも実は効果があります。
というのも、短時間しか読めなければ逆にその読んだ部分は(短期的には)記憶に留まるからです。
他のことをしていても頭に残り続けるので、反復して学習することになります。
同じ部分を繰り返し読むことについても言うまでもありませんね。
反復して学習できます。
1日合計1時間を削りだしていれば、月30時間になります。
同じ部分を繰り返し読むことになっても、月1冊は読めます。
1冊程度って思いますか?
月1冊を侮ってはいけません。
小説やマンガではなく1つの技術に絞っているのであれば、10冊も読めば相当なレベルに達します。
月1冊なら1年も経たずにその域に達することができるんです。
もちろん知識だけではお金にはなりません。
実践して実際にできるようになる必要があります。
知識を得てから(10冊読んでから)よりも読書をしながら実践したほうがいいです。
実際にやってみれば本に書いていることが理解しやすくなります。
実践についても、一度にまとまった時間を取る必要はありません。
「ちょっとだけ、一部分だけやってみる」を繰り返していけばいいんです。
最後に
「絶対に休めない人」には3種類あります。
・代わりがいない人
・代わりがいないと思い込んでいる/思い込まされている人
・休めば給料が減る人
の3種類です。
実際に代わりがいない人は社長や専門知識を持った上でクライアントを一人で抱え込んでいる人くらいです。
部下に同じことができるように指導してください。
代わりがいないと思い込まされている人は、勘違いです。
大丈夫なので休んでください。
問題なのは休めば給料が減る人、つまりバイトや非正規社員の方々です。
貯金もなく毎月の生活費と給料がトントンの方は、自分を変えましょう。
社会や会社を変えるのは大変です。
自分が変わるのも大変ですが、他人を変えるよりはラクです。
いきなり変わるのは難しいので、とりあえず「お金になる技術」の中から自分がやってみたいこと(できることでなくていいです)を1つ決めてその技術書を読むことから始めましょう。
隙間時間を集めて1日1時間取れれば、月1冊は読むことができます。
1年もしないうちにそのジャンルではかなりの知識量になります。
覚えたことを実践して試していけば、1年もしないうちに「新しいお金になる技術」が手に入ります。
「そんなことできるわけねーよ」って思いましたか?
試しにやってみてください。
1日1時間、それも無駄な隙間時間を繋ぎ合わせるだけです。
趣味の時間を減らす必要はありません。
睡眠時間も減らす必要はありません。
無駄な細切れの時間を使うだけです。
それだけで可能性が上がるんです。
私にはやらない理由がわかりません。