仕事や学校が忙しくてスキルアップが
できないという人は多いですよね。
「やらなくちゃいけないけど時間がなくて
やれない」といつまでも手をつけない人の
ほとんどはヒマになっても行動できません。
その理由は簡単です。
目次
ヒマになってもやりたくないことはやりたくない
後回しにする人は常に後回しにする
理由を求めています。
やりたくないことをやらなくていい理由が
欲しいわけです。
その一番手ごろな理由が「忙しい」
なんです。
実は忙しいと言っているほとんどの人には
ヒマな時間が存在します。
ですがその時間に行動していません。
スキルアップのための行動はまとまった
時間が必要なものもありますが、わずかな
時間でも積み重ねていくことはできます。
英会話なら英単語を覚えたりよく使う言い回しを
覚えたりできます。
覚えたいワードを探し出すのに1分もいらない
ですよね。
ダイエットなら腹筋をするのに5分も
かかりません。
なぜやりだせないのか
実は行動は2種類にわけることができます。
1つは過剰行動、もう1つは不足行動です。
単語からなんとなく理解できるかと思い
ますが簡単に説明しましょう。
過剰行動
ついやりすぎてしまう行動です。
たとえば、ついお菓子を食べてしまったり
意味もなくYouTubeを眺めてしまったり。
これらは「やらなくてもいいのにやって
しまう行動」です。
ほとんどは快楽に直結しているのが特徴
です。
しかも残念なのは「強烈な快楽」では
ないので満足感がない点です。
ですので過剰行動をしたことで休息をとった
という意識が少ないのです。
結果として、複数の過剰行動を繰り返して
時間を失うことになります。
不足行動
スキルアップのための活動など、
やるべきだと思っているのに手を出すのが
億劫な行動です。
行動に不快感や労力を感じるのが特徴です。
スキルアップのための学習など、知らない
知識を習得するのはわからないことだらけ
なので覚えるのが大変です。
不足行動を過剰行動に変える
多くの人は「人よりできること」は
たくさんやりたくなります。
たとえば学生の頃、好成績な科目を
勉強するのは苦手な科目を勉強するより
楽しかったはずです。
歌うことが好きだった人は音楽の時間が
好きだったでしょうし、運動神経が
いい人は体育の時間が楽しみだったはず
です。
不足行動の多くは、上達していくと
やりたくなります。
最初から楽しむ方法
私はそんなものはないと思っています。
できないことをするのは楽しいはずが
ありません。
どうしたって知らない知識を使いこなす
までは苦しいです。
周囲と比べれば劣っていますし身につく
までは同じことを何度も繰り返す必要が
あります。
ですので最初から苦労を一切せずに不足行動を
過剰行動にできるとは考えないでください。
それでも不足行動をするために気を付けると
いい点を紹介していきます。
余計なストレスを抱えないこと
不足行動をスタートするために邪魔になる
ことや、行動中に足を引っ張るような
ものは排除しましょう。
使いにくい道具で不足行動をするのは
大変です。
辛いことをしているときに視界に
楽しそうなものが目に入ったらつい
手を出してしまいます。
最初こそお金をかける
始めたばかりの頃は道具や教材にも
お金をかけたくないという人が多い
です。
ですが、上述のように使いやすい道具で
スタートするのはストレスを軽減できますし
よい教材を使えば初級・中級クラスへ
すぐに上達できます。
可能であればその道の実績のある
先生にマンツーマンで指導してもらい
ましょう。
よい指導者
初心者の頃はよい教材・よい教師が判別
できません。
ですので無駄な投資を恐れ、お金を
使わずに行動するという選択をとって
しまいがちです。
ですが正しく効率的に指導してくれる
先生がいれば苦しい初心者時代を
早く越えられます。
私は「実際に自分でも行動しており、
目の前で正解を見せてくれる人」に
教えてもらうようにしています。
ネット上には口先だけのコンサルが多く
実際に行動していない人がたくさんいます。
体験入学や返金システムが充実して
いるところを選んで実際に自分に合うか
試すのが一番です。
それができないとしても、最低でも参加
する前に指導者がリアルタイムで結果を
出し続けていることを確認しましょう。
最後に
過剰行動と不足行動という考え方を紹介
しました。
忙しくて行動できないという人は
やらない理由を探しているだけなので
過剰行動を減らし不足行動を増やす努力を
しましょう。
なお、休息を一切取らずに行動し続けろ
という意味ではありません。
脳や体を休ませることはとても大切な
ことです。
だらだら過ごして休んだ気にもならない
無駄な行動を無くすべきであり、リフレッシュの
ための行動はしっかりとる必要があります。