小学校時代に「神童」と呼ばれた人は多いでしょう。
ですが中学校・高校では授業の難易度が上がり、神童だったはずの少年少女はいつしか授業だけではついていけなくなり、落ちこぼれとなってしまいます。
また、社会人になっても同様のケースが見られます。
英会話学校などの頭脳系の習い事においてもしあなたが授業についていけずに「私って才能ないのかな」と落ち込んでいるのだとしたら、今回紹介する方法を試してみてください。
この方法は誰もが「気付ける」裏技ですが、意外にも教師や親ですらきちんと言葉で教えてくれないことが多いです。
チート級の裏技
いきなり結論からお伝えします。
その裏技とは、「予習」です。
「なんだ、そんなことか」って思いましたか?
「知ってるよ」って思いましたか?
で、あなたはそれをしたことがありますか?
知っていてもやっていないのならそれは知らないのと一緒ですよ。
メリット
この方法の最大のメリットは「授業で何をするのかわかる」ことです。
予習をすることで授業は同じ範囲の二回目の勉強になります。
つまり「強くてニューゲーム」状態になるのです。
予習は教科書をざっくりと眺めるだけでも大丈夫です。
新しく出てくる単語や公式を「暗記」せずとも、「そういうものがある」と感じる程度でも大丈夫です。
予習でなんとなくでも概要を理解していることで先生の説明を全て聞く必要がなくなります。
すでにわかっている部分は聞き流しつつ、理解が足りない部分だけちゃんと聞けばいいんです。
つまり予習をすることで授業中に集中する時間が少なくなります。
学校の授業は(休み時間があるとはいえ)長時間にわたります。
そのすべての時間を集中し続けるのはとても難しいです。
予習をすることで授業中に気を緩めることができるので本当に必要な場面でちゃんと集中できるようになります。
もう一つの隠されたメリット
「授業がわかる」というメリットの他に、教師や親が言わない隠されたメリットが存在します。
それは「周囲からの評価がよくなる」です。
予習をしても内容を完璧に理解することは難しいです。
そのため、予習によって疑問が出てきます。
それを授業中または休み時間に教師に質問することで、教師からの心証は驚異的によくなります。
私はこの方法で中学・高校時代に不良扱いから「先生が自慢する生徒」へと心証を上げました。
中学生・高校生にとって大人からの評価が高いことは大きなメリットです。
同じ問題を起こしても心証がいい子どもの方が許されるケースが多いです。
これは子どもの頃だけの話ではありません。
大人になり社会に出ても、周囲からの評価が高いほうが失敗をしたときの風当たりは弱くなりますし、助けてもらえる確率も高くなります。
最後に
ということで授業についていけない人へのチート級の裏技を紹介しました。
予習をすることで授業は驚くほど簡単になります。
現時点でどんなに頭が悪かったとしても「わからないところを先生に聞く」という行為を繰り返せば学力は上がりますし、何よりも先生が目を掛けてくれるようになります。
これは大人になってからも同じです。
英会話学校やセミナーなど、スポーツ以外の習い事では予習をすることで理解力は大幅に向上しますし、一緒に通っている人たちから「デキる人」だと思われることでモチベーションもアップします。
もちろんマンツーマンの授業でも「わかっているところとわからないところを同じ濃度で説明を受ける」という無駄なことがなくなります。
世の中の「デキる人」の多くはこのチート級の裏技を駆使しています。
頭が悪くて「私は才能がない」と感じている人はぜひこのチート級の裏技を試してみてください。
「そんな努力はしたくない」という人もいるかもしれませんね。
あなたに「才能」がなく、これまで勉強してきたという「蓄積」もなく、さらに「努力」もしないのであればそりゃ無理ですよ。
才能がないなら代わりに何かを差し出しましょう。
何もないあなたのもとに突然白馬の王子様はやってきませんし、空から一億円も降ってきません。
眠っていた才能が開花することもありません。
フィクションと現実を混同しないようにしましょうね。