2020年の箱根駅伝、花の2区での留学生争いで最も活躍が期待されるのは国士舘大学のライモイ・ヴィンセントです。
昨年は1年生ながら2区で堂々の走りを見せて観客を沸かせました。
今年はハーフマラソンで日本新記録よりも良いタイムを叩きだしており、昨シーズン以上に期待ができる仕上がりとなっています。
※雑誌によって「ビンセント」と表記していることがありますが、当サイトでは「ヴィンセント」で統一させていただきます。
ライモイ・ヴィンセント
国士舘大学に所属するケニア出身の留学生です。
2019年3月のイタリアで行われたハーフマラソンでは1時間0分10秒でした。
ハーフマラソンの日本記録は1時間0分17秒です。
これは大学生の記録ではなくリオ五輪にも出場した設楽悠太選手が立てた記録です。
日本の誰よりも早い選手ということになりますね。
箱根2区の距離は23.2kmです。
ハーフマラソンは21.0975kmなので参考になる記録ですよね。
プロフィール
名前:ライモイ・ヴィンセント
生年月日:1996年7月16日(23歳)
出身地:ケニア
身長:173cm
体重:67kg
所属大学:国士舘大学
出身高校はどこ?
ケニアのニャウルにあるモチョンゴイ高校です。
高校時代にどのような成績だったかはわかりませんでした。
2019年の箱根駅伝
ヴィンセントは2019年の箱根駅伝でも2区を走っています。
2019年は日本大学のワイブィが圧倒的な走りを見せたことで霞んでいますが、実はヴィンセントも素晴らしい走りを見せました。
ちなみにヴィンセントの2019年の箱根2区の区間記録はワンブィ、塩尻和也に次いで3位でした。
今年はワンブィも塩尻和也も卒業しています。
ライバルは同じ留学生の拓殖大学・レメティキでしょうか。
2020年箱根駅伝も当然2区 狙うはごぼう抜き+区間新!
1区がどのような状況でタスキをつないだとしても1位に押し上げる力のあるヴィンセント。
2区以外での起用は考えられませんね。
本人の目標は1時間6分台です。
2区の区間新は第85回で山梨学院大学モグスの打ち立てた1時間6分4秒です。
ヴィンセントが狙うのは当然この記録でしょう。
最後に
2020年の箱根駅伝で花の2区に出場する留学生、国士舘大学のヴィンセント。
昨年も圧倒的な走りを見せましたね。
まだ2年生なのであと3回箱根駅伝に登場します。
区間新を何回書き換えることになるのでしょうか。
楽しみですね。