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努力が苦手 できないという人の勘違い 子どもの頃のトラウマ「成績が悪い」は関係ない!

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(おそらく昭和の頃もそうだったとは思いますが)今の時代、大人になってからも努力は必要です。

 

何かを得たいならそれ相応の行動をしなければならず、その行動は一般的に「努力」と言います。

 

努力が苦手だったり努力ができないという人は、何が得たいものがあってもそのために行動することができず、「国が悪い」「環境が悪い」などと愚痴をこぼすだけという結果になってしまいがちです。

 

努力が苦手だと感じている人に話を聞いてみると「俺は子どもの頃勉強ができず成績が悪かったから」と返ってくることが多いです。

 

これは大きな大きな勘違いです。

 

もしあなたが「自分は子どもの頃勉強できなかった」など、過去のトラウマで今行動できないのなら安心してください。

 

それはただの思い込みです。

 

 

 

子どもの頃の勉強は関係ない

 

義務教育の存在する日本で大人が必ず通った「努力」は子どもの頃の勉強ですよね。

 

子どもに「強制的に」努力を要求するため、多くの子どもは勉強に苦手意識や嫌悪感を持ちます。

 

さらに精神が未熟な状態のため「勉強をすることのメリット」も理解できません。

 

日本においては未だに学歴社会の側面は残っており、(「勉強だけ」では不十分なものの)「勉強も」できたほうが将来の選択肢は大きく広がります。

 

子どもにはそれがきちんと理解できないため、将来のメリットよりも(遊ぶ時間を削って努力するという)デメリットが大きく感じられてしまい、勉強を嫌いになってしまいます。

 

そして、この経験から努力=勉強=嫌いと関連付けられてしまい、努力が苦手になってしまうのです。

 

 

目的のための努力は苦痛よりワクワクが上回る

 

目的が明確で自分自身が達成したいと思うのであれば、そこに到達するための行動(=努力)の苦痛は「なんてことない」ものです。

 

仮に多少苦痛が伴ったとしても、それよりも将来のメリット・ワクワク感が勝るのであれば不快感は少ないです。

 

 

レベル上げと努力

 

ゲームをしたことがない人にはわかりにくいかもしれませんが、「RPGのレベル上げ」はまさにこの「メリットが苦痛を上回る」という好例です。

 

多くの場合、同じ場所をぐるぐる回って同じ敵を倒し続けるというレベル上げ(=努力)は苦痛のはずです。

 

ですが、それを繰り返すことでレベルが上がり強敵を倒せるようになるという明確なメリットがあるため、投げ出さずに取り組むことができます。

 

現実もそのまま同じことが言えるはずです。

 

現状では届かない目的・目標に到達するために自分のレベルを上げる行動が努力です。

 

 

努力のためにはある程度の犠牲は必要

 

努力できないと嘆く人は、今の現状から何一つ変えたくないと考えているような気がします。

 

変えたくないというのは「お金を投資すること」だけでなく「遊ぶ時間を勉強などの努力する時間に充てること」も含みます。

 

残念ながら、今を変えずに結果を変えることはできません。

 

結果(未来)というのは当然ながら過去の積み重ねです。

 

そして将来・未来から見ると今現在も過去にあたります。

 

今現在よりも過去の出来事を変化させることはできませんが、今現在の行動は自分の意思で変えられます。

 

今が変われば、将来も変わります。

 

 

自分なりに努力したんすけどダメだったんすよ

 

努力を苦手とする人の中には、「自分なりにがんばった」と言う人もいます。

 

それ、本当に正しい方向に努力したのでしょうか。

 

私の周囲の知人・友人のうち「自分なりに頑張った」と口にしている人の多くが「目的に沿った十分な量の努力」をしていませんでした。

 

 

何の努力をすればいい?

 

「目的に沿った努力をしていない」というと、「じゃあ何時間やったら認めんの?」と逆ギレ気味で質問してくる人がいます。

 

「その行動・努力を繰り返したら望んでいる期間内に目的に到達できるものか?」と「いつまでに目的を達成したいか」によって、1日何時間どのくらいの濃度で努力すべきかが変わります。

 

もしあなたがRPGの主人公だとして目的が魔王を倒すことだった時、生まれた村の周囲にいるスライムやゴブリンを1日1体倒して老衰して亡くなるまでに魔王を倒せるでしょうか。

 

足りないですよね。

 

魔王を倒したいのなら、徐々に強い敵に挑戦していかないと十分な経験値が得られず老衰するまでに倒せるレベルに到達できません。

 

もしあなたが今年中にYouTubeで月30万円の生活費を継続的に稼ぎたいと思っているとして、今の「とりあえず自分の現状を報告してみた動画」を週1で投稿して到達できるでしょうか。

 

足りないですよね。

 

自分のファンを増やしたり、もっと視聴者が興味のあるジャンルを調べて再生数の稼げる動画を投稿すべきです。

 

 

つまり、「それっぽいことをしている」は努力とは言えないことがあります。

 

目的・目標があるのならそこに到達できるような行動をするべきです。

 

 

最後に

 

努力が苦手だという人は子どもの頃に勉強ができなかったというトラウマを抱えているケースが多いです。

 

親や教師から強制された勉強と、大人になってからの努力は違います。

 

そのトラウマは勘違い・見当違いなので気にしなくて大丈夫です。

 

 

目的・目標を達成した状態を明確に思い描くことができて、そのために今何をするべきかまでわかっている状態にすれば、自ずと行動できるのではないでしょうか。

 

それでも行動・努力ができないというのであれば、それは「努力ができない」というよりそもそも目的・目標があなたにあっていないのだと思います。

 

 

なお、会社に所属している場合に上司から「ノルマ」という強制的な目標を課せられた場合に「自分にあっていない」と突っぱねろということではありません。

 

会社のルールに沿えないのなら独立するしかありません。

 

会社にいたいのなら、ルールに従いましょう。

 

なんとかして「ノルマ」を達成することでワクワクするメリットを思い浮かべ、それに向かって行動しましょう。

 

 

 

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