フジテレビドラマ「悪魔の弁護人」の第2部(第3話・第4話)で老人ホームに入所している後藤清次を演じた俳優は誰でしょうか。
この人物は御子柴礼司が話を聞こうとした際にやたらと怯えていましたよね。
その理由や稲見武雄との関係性などをネタバレします。
なおネタバレは原作小説を基にしております。
ドラマ版では一部設定が異なる可能性がありますのでご注意ください。
後藤清次を演じた俳優は誰?
渡部雄作です。
渡部と書いてワタナベと読みます。
朝ドラ「すずらん」「梅ちゃん先生」「ひよっこ」や大河ドラマ「新選組!」などに出演経験があります。
プロフィール
名前:渡部雄作(わたなべゆうさく)
生年月日:1946年8月21日(73歳)
出身地:北海道
身長:170cm
事務所:イーピン企画
後藤清次が怯えていた理由は?
ここからは一部原作小説を基にした記述があります。
ネタバレが含まれますのでお気を付けください。
第3話の時点で明かされていますが、後藤清次には体中にアザがあります。
これは介護士たちが持っている警棒のようなもので殴られた跡です。
ちなみにこの警棒は原作小説では「護身棒」と呼ばれており、錯乱した患者から自分を護るためのものと説明されています。
特に錯乱しているわけではない御子柴礼司も殴られているように、護身という名前とは裏腹に虐待に使われています。
特に後藤清次は認知症を患っていることもあり、介護士に言い返さないタイプだったため栃野守からの虐待のターゲットになっていました。
そのため、後藤清次は御子柴礼司に近づかれた際にも「先生、ヤメテ」と怯えていたのです。
ちなみにこの介護施設では介護士のことを先生と呼ばせています。
後藤清次と稲見武雄
稲見武雄には息子がいました。
その息子はすでに亡くなっています。
原因はある男性が線路に転落したのを助けたからです。
転落した男性をホームに上げたのですが、本人は間に合わずに撥ねられてしまいました。
その男性というのが後藤清次です。
稲見武雄は自分の息子が助けた男性に何かしたいと考えて同じ老人ホームへ入所したのです。
ちなみに、稲見は自分が後藤清次を助けた男性の父だと名乗っていません。
当時すでに離婚しており息子とは名字が変わっていたこともあり、後藤清次も稲見武雄がどんな人物なのか知らなかったようです。
最後に
フジテレビドラマ「悪魔の弁護人」の第2部(第3話・第4話)に登場した老人ホームの入所者の後藤清次を演じている俳優は渡部雄作です。
この老人ホームは虐待が常態化しており、特に後藤清次はそのターゲットとなっていました。
そのため御子柴礼司が近寄った際に怯えていたのです。
なお、後藤清次は過去に駅のホームで転落した際にある人物に命を助けてもらっています。
その助けた人物は稲見武雄の息子です。
稲見武雄は自分の息子が救った後藤清次を虐待から守り続けていたのです。