悪魔の弁護人・御子柴礼司

悪魔の弁護人 御子柴礼司が金にがめつい理由は?国選をやりたがるのと矛盾してる?

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フジテレビドラマ「悪魔の弁護人」の主人公、弁護士の御子柴礼司は反社など後ろ暗い人間の弁護を法外な報酬で引き受ける人物です。

 

ですが一方で国選弁護を引き受けることも多いとされています。

 

国選弁護制度とは、ご存知のように被告人が金銭的困窮により弁護士を雇えない場合に国が費用を払って雇う制度です。

 

つまり報酬は相場よりとても安いです。

 

矛盾していますね。

 

理由は何なのでしょうか。

 

 

なお当記事は原作小説を基に記述しています。

 

原作小説はすでに4巻刊行されており、ドラマはそのすべてを原作としています。

 

たった8話で描ききれるはずもないため、原作小説にあった設定の多くがカットされるはずです。

 

ですので当記事の内容はドラマ版では明かされないかもしれません。

 

また、設定そのものが変更される可能性もあります。

 

ご注意ください。

 

 

 

御子柴礼司の相場

 

「べらぼうに高い」とされており、実際に3億円を請求したことがあります。

 

請求する前に被弁護人のことを調べており、特に後ろ暗い方法で集めたお金を奪っています。

 

一方の国選弁護人の場合、御子柴礼司自身が報酬額を決めることはできません。

 

 

御子柴礼司のお金の使い道

 

普段は特に豪遊しているわけではありません。

 

原作ではベンツに乗っていますが、これは普段弁護を担当するターゲットたちへの威嚇の意味があるものです。

 

法に触れることにためらわないような人間相手に軽自動車では舐められてしまいます。

 

 

本当の使い道

 

実は毎月100万円をある家族あてに振り込んでいます。

 

ある家族というのは、御子柴礼司が園部信一郎と名乗っていた頃に犯した少年犯罪の遺族です。

 

いつもふてぶてしい態度をしているので過去の事件を反省しているのかわかりにくいですが、医療少年院を経て変わったのは名前だけではありません。

 

本気で罪を悔い、贖罪をしようとしています。

 

その1つとして毎月100万円を遺族に振り込んでいるのです。

 

 

また、医療少年院で御子柴礼司は教官相手にある事件を起こし、下半身不随にさせてしまっています。

 

その教官が老人ホームに入ることになった際にもかなりの額を振り込んでいます。

 

 

国選弁護士を引き受ける理由

 

国選弁護士を進んで引き受けるのも理由は贖罪です。

 

金のために弁護をしている私選の場合と違い、国選の場合は過剰な刑罰を受けるのを防ぐために弁護をしています。

 

 

最後に

 

フジテレビドラマ「悪魔の弁護人」の御子柴礼司は自分が犯した罪の贖罪のため、被害者遺族への送金のために加害者の弁護を引き受け莫大な報酬を得ています。

 

一方で過剰な罰を受けそうになっている人を救うために国選を進んで引き受けています。

 

つまりこの2種類の弁護は目的が違うんです。

 

そのため、表面的には「金にがめつい弁護士がなぜか国選をやりたがる」というおかしな行動をしているように見えるわけですね。

 

御子柴礼司はふてぶてしい態度なので反省の色が見えませんが、実は医療少年院時代の出来事によって更生しています。

 

 

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