フジテレビドラマ「悪魔の弁護人」の第2部(第3話・第4話)では御子柴礼司が医療少年院時代の恩師・稲見武雄の弁護を引き受けています。
その稲見武雄は離婚歴があります。
元妻・石動恭子を演じた女優は誰でしょうか。
稲見武雄が離婚した理由や、二人の息子について原作小説を基にネタバレしていきます。
キャスト情報のみを知りたい方は前半部分で引き返してください。
石動恭子役の女優は誰?
赤座美代子です。
早稲田大学を中退していますが、大学時代には先輩に松本幸四郎がいました。
19歳で劇団俳優座養成所に入所しています。
「華の15期生」と呼ばれ、地井武男など有名な役者が多数在籍していました。
朝ドラ「あしたこそ」や大河ドラマ「春日局」「炎立つ」などに出演経験があります。
プロフィール
名前:赤座美代子(あかざみよこ)
生年月日:1944年2月10日(75歳)
出身地:愛知県名古屋市
身長:163cm
血液型:O型
事務所:オフィスキール
石動恭子の離婚理由をネタバレ
ここからは原作小説を基にしたネタバレが含まれています。
一部ドラマとは設定が異なっています。
石動恭子は稲見武雄の元妻です。
離婚の理由は稲見武雄が仕事人間だったからです。
具体的には、二人の息子が万引きの疑いで捕まった際に仕事を優先して帰ってこなかったことが引き金となっています。
実際には息子は悪友に悪戯されただけで無実だったのですが、普段から医療少年院で悪いことをした少年ばかりを相手にしていた稲見武雄は「万引きくらい誰だってする」というような態度で息子の無実を信じませんでした。
これにより、妻の石動恭子や息子の武士は稲見武雄に愛想を尽かしてしまいました。
息子・武士は?
すでに亡くなっています。
10年ほど前、駅のホームで老人が転落した際に武士が線路に降りて老人を助け出したのですが、武士本人は間に合わずに轢かれてしまいました。
ちなみに、その助けた老人は後藤清次と言います。
その人は現在認知症を患って老人ホームに入所しています。
第3話で登場した、御子柴礼司を怖がっていたあの老人です。
最後に
フジテレビドラマ「悪魔の弁護人」の第2部(第3話・第4話)に登場する稲見武雄の元妻・石動恭子を演じる女優は赤座美代子です。
1963年から活動している大ベテラン女優です。
石動恭子が稲見武雄と離婚したのは、稲見が仕事人間で息子の冤罪を信じなかったことがきっかけです。
息子の武士はすでに亡くなっており、稲見は武士が助けた老人を追って老人ホームに入所しています。
なお、ドラマでは石動恭子は御子柴礼司に強い憤りを見せており、稲見武雄にも嫌悪感を隠していません。
原作では石動恭子は稲見武雄に未練があるような様子を見せていました。
やや設定が異なっていますね。