フジテレビドラマ「悪魔の弁護人」の第2部(第3話・第4話)に登場する、老人ホームの入所者の小笠原栄を演じる女優は誰でしょうか。
上品な喋り方の女性ですよね。
実はこの小笠原栄にはある秘密があります。
当記事の後半で原作小説を基にネタバレしますので、キャスト情報のみを知りたい方は途中でお引き返しください。
小笠原栄役の女優は誰?
泉晶子です。
第3話で老人ホームの中庭で御子柴礼司から話を聞かれていた女性です。
1970年頃から芸能活動をしている大ベテランの女優さんです。
朝ドラ「虹」「いちばん星」「瞳」や大河ドラマ「いのち」「武蔵MUSASHI」などに出演経験があります。
最近では2019年春のTBSドラマ「わたし、定時で帰ります。」でシシド・カフカの演じた三谷佳菜子の母親を演じました。
プロフィール
名前:泉晶子(いずみあきこ)
生年月日:1947年2月6日(72歳)
出身地:山口県山口市
身長:163cm
血液型:O型
事務所:劇団青年座
小笠原栄の秘密
ここからは原作小説を基にしたネタバレが含まれています。
なお、ドラマ版は小説1本分のストーリーを2話にまとめていることもあり、一部設定が変更となる可能性があります。
小笠原栄の娘はすでに亡くなっています。
娘は数年前に韓国へフェリーで旅行に行った際に事故で亡くなりました。
正確に言うと事故のどさくさである人物に殺されました。
そのある人物とは、栃野守です。
老人ホームの職員で、稲見武雄に殺害された被害者です。
小笠原栄の娘が亡くなった事件は以下の通りです。
あるとき、下関と釜山をつなぐ韓国籍の客船が転覆事故を起こしました。
その船には乗船者の分の救命具が用意されていませんでしたが、小笠原栄の娘はなんとか救命具を手に入れることができました。
しかしそこへまだ救命具のない栃野守が現れ、小笠原栄の娘を殴った上で救命具を奪ったのです。
その結果、小笠原栄の娘は救命具なしに冷たい海へ飲み込まれてしまいました。
この事件で栃野守は刑法第三十七条「緊急避難」による無罪を勝ち取りました。
とはいえ被害者遺族である小笠原栄は許せるはずがありません。
執念の末、栃野守が働く老人ホームを見つけ出し、入所することに成功します。
しかし自分自身では栃野守に復讐することはできません。
そのため正義感があり力もある稲見武雄を唆したのです。
最後に
フジテレビドラマ「悪魔の弁護人」の第2部(第3話・第4話)の老人ホーム編に登場する入所者の小笠原栄を演じる女優は泉晶子です。
小笠原栄は上品な女性ですが、実は栃野守に殺された娘の母親です。
この老人ホームは虐待が常態化しており、小笠原栄は正義感の強い稲見武雄を唆して事件を起こす引き金を作りました。
・・・と、小笠原栄自身は思っていますが実際には稲見武雄は小笠原栄と栃野守の因縁は知っており、そのことと事件を起こしたことは直接は関係ないと言っています。