フジテレビドラマ「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲」第5話ラストでベッキーが演じる日下部洋子が「御子柴先生が好き」という発言をしました。
まさか最終節は二人が結ばれる恋愛エピソードになるのでしょうか?
なぜかやたらと献身的な日下部洋子
日下部洋子が御子柴弁護士事務所にやってきたのは再就職がうまく行っておらず、ほとんど適当に選んだ事務職の1つでした。
弁護士の事務という仕事に強い思い入れはありません。
御子柴の過去を知った際に、まだ御子柴が必死で贖罪を続けていることを知らなかった段階でも離れていきませんでした。
ただでさえ事務所に「悪魔」などと落書きされるように危険な状況で、さらには過去にとんでもない罪を犯していたことまで発覚したのに離れていかなかったのは恋心があったからなのでしょうか。
御子柴先生が好き発言の概要
第5話での「御子柴先生が好き」というのは、倫子ちゃんとの会話の中で発言されたものです。
倫子ちゃんはなぜかやたらと御子柴礼司に懐いており、事件が解決した後もたびたび1人で御子柴法律事務所に遊びに来ています。
第5話ラストではテレビで御子柴を見かけたことで会いに来たようです。
倫子ちゃんは「私は御子柴先生が好き、お姉ちゃんもでしょ?」と問いかけています。
日下部洋子はやや逡巡しながらも「私も御子柴先生が好き」と答えています。
子ども相手に適当な発言をしただけとも捉えられますが、これまでのやたらと献身的な行動を考えると本当に恋愛エピソードが始まってもおかしくありませんね。
倫子ちゃんの反応もおかしい
倫子ちゃんというのは第1部で登場した少女で、御子柴先生が倫子ちゃんの母親を裁判で助けたことで懐いています。
ただ倫子ちゃんの母親は御子柴が過去に行った事件の被害者遺族であり、結果的に母親は助けたものの姉は(おそらく)少年院に入院することになっています。
つまり御子柴礼司は倫子ちゃんを姉と引きはがした人物とも言えるわけです。
そして母親は裁判の最後に御子柴礼司が園部信一郎であることを知りました。
そのときには絶叫しており、現在の御子柴を赦しているとは考えられません。
母親は無罪になったため家に戻っているはずです。
倫子ちゃんは母親に何と言って御子柴法律事務所に一人でやってきているのでしょうか。
原作にはないエピソード
原作でも日下部洋子は御子柴礼司から何度も「辞めてもいい」「別の事務所で働けるよう、次の就職先は斡旋してやる」と言われていますが頑なに御子柴法律事務所で働いています。
ですが原作では日下部洋子と御子柴礼司がいい関係になりそうな雰囲気はありません。
また、倫子ちゃんについても裁判が終わってからは一度も再会していません。
日下部洋子に「御子柴先生が好き」と言わせてみたり、決してハッピーエンドではなかったはずの倫子ちゃんをやたらと登場させたり、ドラマ版のオリジナル設定はちょっと不思議な感じがしますね。
最後に
フジテレビドラマ「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲」第5話では日下部洋子(ベッキー)が「御子柴先生を好き」という発言をしました。
倫子ちゃんに話を合わせただけとも捉えられなくはないですが、これまでの献身的な行動を考えるとない話ではなさそうです。
倫子ちゃん自身も、母親は御子柴を赦しておらず、姉とも離れ離れにされてしまったにもかかわらずやたらと御子柴に懐いています。
母親と一緒に暮らしているはずなのに、よく一人で来ることを許可されていますよね。