外こもりにはいくつか定義があるようですが、ここでは外こもりを
物価の安い海外でゴロゴロすること
と定義させていただきます。
外こもりといえばタイなどの東南アジアが有名ですが、ビザが年々厳しくなっていますよね。
次の聖地を探している人も多いのではないでしょうか。
そんな方々にウクライナをオススメします。
実際に僕は3ヶ月生活してきました。
2018年に初めて訪れ、ウクライナに魅了されて毎年滞在しています。
生活費などを紹介していきますのでご覧ください。
180日の間に90日だけの滞在ならビザは不要というルールなので、約3か月滞在したらジョージアなどに移動しています。
目次
物価が安い!!
ウクライナでの外こもりの最大の魅力は物価の安さです。
個人的には月6万円あれば十分生活できると感じます。
※航空費・保険を除く
個別に見ていきましょう。
宿
外こもりにとって最も大きな出費である宿代。
限界まで削るならドミトリーです。
1泊500円も出せば清潔で設備の整ったドミトリーに泊まれます。
※2019年に物価が上昇したことや外国人旅行者向けの税金が施行されたことで700円程度必要となりました
たまには個室に泊まりたいという方でも1500円もあればホテルに泊まれますし、
AirB&Bを利用すると1000円前後で泊まることが可能です。
月の家賃としては3万円もあれば十分ということになります。
賃貸
正直おすすめしません。
ネット上では1万円2万円の物件があるとされていましたが、調べたところそこまで安くはありませんでした。
それでも4万円程度であれば見つかりましたがオーナー側は年契約など長期を望んでおりビザなしで滞在できる3ヶ月では値段が上がります。
食費
宿代の次にかかる出費といえば食費ですね。
東南アジアだと屋台で食べるのが安上がりです。
ウクライナでは東南アジアほどの豊富な屋台はありません。
安さに挑戦すると栄養が足りなくなりがちなのでビタミンサプリを持って行くのをおすすめします。
ウクライナの屋台といえばケバブによく似た食べ物「シャウルマ」です。
トルコを含め世界で最も安いはず。
野菜も肉も摂れるので安くて健康な生活が送れます。
また、日本でいうファミレスに相当する大衆食堂「プザタハタ」もオススメです。
首都キエフには至る所にありますし、地方都市でも数店舗はあります。
注文方法が旧ソ連っぽいのでこちらの記事を参考にしてください。
最安はスーパー
食事を安く上げるなら自炊です。
ウクライナの安宿にはキッチンがついていることが多く、自炊できる技術があるならばかなり安く抑えることができるでしょう。
料理ができない人が食費を安くあげるならスーパーのお惣菜がオススメです。
ほとんどのスーパーに併設されており、サラダから肉、魚などたくさんの種類が手に入ります。
メインを1品とサラダを1品で100円から200円程度です。
パンは「食パン」ではなくフランスパンのようなものになりますがかなりの量が入って40円程度です。
ヨーグルトは400gで50円ほど。
デザートにケーキを食べても1つ100円と格安です。
外食
首都キエフには麺屋武蔵があります。
日本のラーメンに比べたら多少質は落ちますが、海外ラーメンとしてはかなりおいしいです。
ウクライナの伝統料理が食べたいならばプザタハタです。
400円あれば堪能できます。
SIMカード
宿から外にでないタイプの外こもりならSIMカードはいらないかもしれませんが、ウクライナでは購入をおすすめします。
その理由は値段です。
首都キエフで最も性能がよいキエフスターというメーカーは「アンリミテッド」がまさかの1ヶ月500円です。
サービス内容が変わり数GBで500円です。
首都以外の街に行くならlifecellが便利ですが、そちらも20GBで500円とこちらも格安。
※おそらくこちらも変更になっているものと思われます。近々チェックしてきます
普段は宿のWifiで外にいるときだけ使うなら月たった500円なのでとりあえず買ってしまっても問題ないでしょう。
移動費用
国内の移動はとても安いです。
地下鉄・バス
市内であれば地下鉄が走っておりどこまで乗っても1回あたり8グリブニャ/32円です。
バスには市営のものと私営のものがあり、小型の私営バスは28円、大型の市営バスは32円です。
(2018年8月以降)
タクシー
首都キエフはUberが利用可能です。
流しのタクシーを拾うこともできますが英語を喋れても旅行者向けの価格を提示されることがあるのでUberをオススメします。
都市間移動
首都キエフから古都リヴィウや港町オデッサに行く場合、寝台電車で1000円から2000円という驚きの安さになっています。
シーズンや購入時期によって値段が多少変わるので早めに購入しておくとよいでしょう。
僕の1ヶ月の生活費
最後になりましたが、僕が実際にキエフで生活してどのくらいのお金を使ったかを公開します。
宿
500円×31日=15,500円
食事(飲み物含む・アルコールなし)
18,000円
交通費
2,000円
SIM
500円
ここまでが必須の費用ですね。
合計で36,000円です。
ここから遊びにつかった費用も計上して
みましょう。
外食
10,000円
コスプレイベント
2,000円(2日間)
都市移動交通費
1200円×2(往復)=2,400円
その他
5,000円
「外食」はデート費用と言い換えてもいいかもしれません。
自分ひとりで外食することはなく、現地で知り合った女の子とレストランに行ったりしています。
額が大きいのは見栄を張って女の子の分も払っているからです(笑)
「コスプレイベント」はウクライナで人気の日本文化イベントです。
ウクライナ美女が日本のアニメキャラのコスプレをしています。
首都キエフでは年2回開催されています。
「都市移動」はキエフからリヴィウへ移動しました。
キエフからオデッサも同じような値段で移動が可能です。
「その他」はちょっとここでは書けない内容となっています。
察してください(笑)
総額 55,400円
航空券・保険代を除いて月55,400円となりました。
「遊び代」については人によってもっと少なかったり多かったりするでしょう。
東南アジアで外こもりしている方はどのくらいでしょうか。
きちんと栄養のある食事をとった上でこの値段なら納得できる安さではないでしょうか。
最後に
ウクライナの外こもりの魅力を紹介しました。
ウクライナは90日までビザなしで滞在が可能です。
ウクライナの周辺国も物価が安い国があるのでウクライナを中心に東欧を周り続けるという外こもり生活も面白そうですよね。
2019年には実際にウクライナとジョージアで1年の半分以上を過ごしました。
金額だけならばジョージアの方がさらに安いです。
個人的にはウクライナのほうが美人が多いので好きですが、単純な外こもりならばジョージアのほうがいいでしょう。