「日本は終わる」と言われて久しいですね。
実際に「国がなくなる」という意味で終わることはないでしょうが、お金のない庶民には厳しい政策が次々と打ち出されています。
年金支給年齢を80歳に引き上げようとしているなんて噂まで出ています。
悲観的になっている方にお金持ちは「嫌なら出てけ」なんて言ったりします。
じゃあ出て行きましょうよ。
外こもりは国内で生活するよりずっと安く生活が可能です。
これまでは「短期バイトなどで貯金をして食いつなぐ」という浪費型の外こもりが主流でした。
ですが今は「ネットさえつながればどこにいても稼げる時代」です。
海外で生活しながら収入を得ることができます。
技術力が磨ける収入源であればいつか日本に戻ろうと思ったときにリカバリーしやすいです。
なお当記事では国内のアパートを解約し日本国籍を所有したまま海外に滞在するという方法を前提としています。
住民票を抜けば健康保険・年金の支払いが不要です。
健康保険の代わりに海外保険に加入しても差し引きプラスです。
外こもりするなら収入源はコレ!
プログラミングです。
HP制作やwordpressでのブログなども含みますが、せっかくなのでJAVAやC++などのプログラミング言語を学びましょう。
今ならPythonも人気がありますね。
プログラミング言語は正直に言えば習得がやや難しいです。
ですがだからこそ、差別化が図れます。
短期間で仕事を請けられるレベルになるにはある程度の素養が必要ですが外こもりは幸いなことに時間だけは大量にあります。
普通の新人プログラマが数か月で身につける技術を1年2年かけてゆっくり学んでいくならやりやすいはずです。
派遣として短期労働もできる
IT系の派遣は時給が高いです。
ですので、日本に一時帰国をして3か月または半年程度働いてお金をためてまた海外に行くという方法が可能です。
テレビドラマ「ハケンの品格」での主人公・大前春子(演・篠原涼子)がこの方法を取っていましたね。
コーディングが可能であれば時給3000円を越えることもあるので残業をしなくても
20日×8時間×3000円=480,000円
という素晴らしい収入が入ってきます。
テスターなどのプログラミング知識が不要な仕事でも2000円ほどになるため
20日×8時間×2000円=320,000円
です。
フリーランスで仕事を請け負えないレベルの段階では派遣で数か月働いて海外に行くという旧来の手法も取れますね。
なお派遣にはサービス残業という概念がなく、残業中は時給が25%upします。
外こもりの生活費
外こもりをしたことがない人にとって「海外で生活すると安くなる」というのは「1クリックで3万円貰える」くらい怪しいかもしれません。
実際にどのくらいの生活費になるのか私自身の経験から紹介していきます。
タイ・バンコク
タイの首都・バンコク。
近年物価上昇がすさまじいと言われていますがそれでもまだまだ日本より安いです。
※2023年時点での物価に修正しました
宿
ドミトリー:400円/日 600円/日
個室:1000円/日 1500円/日
食費:200円/食(600円/日)
ドミトリーなら合計で1か月30,000円48,000円です。
個室でも1か月48,000円63,000円です。
海外では保険は入ったほうがいいでしょう。
また、宿と食事のほかにもこまごまとした費用がかかります。
海外保険:10,000円/月
その他:10,000円/月
「その他」は遊ぶお金です。
何に使うかは想像にお任せします。
これで合計50,000円68,000円となります。
※個室の場合は68,000円83,000円
遊ぶお金が10,000円あるとはいえかなり節約した生活になります。
ドミトリーなのでプライベートな空間がないのも慣れるまでは辛いかもしれません。
慣れるまでは個室に泊まったりタイマッサージなどで豪遊しましょう。
なおタイではタイマッサージは1時間1000円1500円程度です。
バンコクはいたるところにWifiが飛んでおりSIMカードそのものも安いです。
またホテル住まいなので光熱費がゼロというのもメリットですよね。
そして年中暖かい(暑い)のでたくさん服を買う必要がありません。
おしゃれがしたい?
タイでそういうのはないですね(笑)
なおタイで外こもりするのであればバンコク以外でもパタヤやチェンマイもオススメです。
特にチェンマイは誘惑の場が少ないので遊ぶお金を節約できますよ!
ウクライナ
私が大好きなウクライナはご存じの通りのんきに暮らせる状況ではなくなりました。
私は外こもりするならタイよりこちらのほうが優れていると思います。
宿
ドミトリー:500円/日
個室:1500円/日
食費:600円/日
保険:10,000円/月
その他:10,000円/月
月額(ドミトリー):53,000円
月額(個室):83,000円
タイより若干宿代が高いですが質がとてもいいのでコストパフォーマンスで比べるとこちらが圧倒的に優れています。
ビザなしで90日まで滞在できるのもメリットです。
ただし180日の間に90日までという制限があるため、タイと違って「ビザラン」はできません。
また日本からだと渡航費が高くなるのもデメリットです。
タイからだと直行便が飛んでおり片道5万円で行くことが可能です。
次に紹介するジョージアはウクライナから1万円で行けます。
ジョージア
もう一つ、東ヨーロッパの国で外こもりにおすすめなのがジョージアです。
正確には東ヨーロッパではなくコーカサスと呼ばれる地方です。
宿
ドミトリー:300円/日
個室:1000円/日
食費:600円/日
保険:10,000円/月
その他:10,000円/月
月額(ドミトリー):47,000円
月額(個室):68,000円
ジョージアの最大のメリットはビザなしで365日滞在できることです。
そしてオーストリやシュクメルリなど日本人の舌にあう美味しい料理が激安価格で食べられます。
ただしウクライナ同様、日本からだと渡航費が高いです。
1か月程度の短期では結果的に高くついてしまいますが半年から1年という長期スパンで考えるのであれば悪くない選択肢ではないでしょうか。
最後に
日本は貧乏な庶民に厳しい国です。
忙しい日々を過ごして搾取され続けるならば、いっそすべてを捨てて海外に外こもりしてしまいましょう。
貯金を切り崩して生活するのならばリスクが高いですが、有り余る時間を利用してプログラミングなどの勉強をしてフリーランスで仕事を請けられるようになれば日本に帰る必要がなくなります。
日本の賃貸マンションを解約し住民票を抜けば健康保険と年金を払う必要もなくなります。
※年金は手続きが必要です
海外保険は1万円程度かかりますが日本での健康保険より安い場合がほとんどのはずです。
年金は我々若い世代が貰えるかわからないですし、自分で自分の老後の貯蓄をしたほうがマシです。
国内で働いても地位も給与も上がる見込みがない方は外こもりという手段もあることを知ってください。