ウクライナでは外国人はパスポートを
常に持ち歩く必要があります。
盗難などを恐れて持ち歩かない人もいる
ようですが、私はキエフで一度警察に
捕まりました。
その一部始終を紹介します。
怖いので絶対にパスポートは持ち歩くように
しましょう。
目次
パスポートは持ち歩くこと
滞在中,パスポートまたはウクライナ当局が
発行した長期滞在者用の身分証明書を必ず
携帯する必要があります。
ルールは守りましょう。
ちなみにコピーでもいいと拡大解釈
している旅行者を見かけます。
実際、コピーを見せてOKだったという
話も聞きますがウクライナにはまだまだ
不良警官もいます。
ちょっとでも付け入るスキを与えたら
罰金という名のワイロを請求されるかも
しれません。
そんなこと言ってパスポートチェックなんてされないでしょ?
たしかに滅多にパスポートチェックは
ありません。
私は累計で1年近くウクライナにいますが
パスポートチェックをされたのは1度だけ
です。
キエフのメトロでパスポートチェック
実際に私がパスポートチェックを受けた
ときのレポートをします。
私は普段パスポートを持ち歩いている
のですが、たまたまホテルに置いていた
タイミングでチェックを受けました。
駅の名前は忘れてしまいましたが独立広場
近くの駅だったような気がします。
キップ(トークン)を買って乗ろうとしたら
改札の前に警察が立っており、パスポートを
要求されました。
詰め所へ連れていかれる
パスポートを所持していないことを
知ると隅にある詰め所へ連れていかれ
ました。
パイプ椅子に座さられ、ウクライナ語で
激しく怒られます。
こちらは意味がわからないので英語を
使える人はいないかと聞きますが次々
やってくる警察官は誰も使えないと
言います。
入り口に警察官が仁王立ちになり、
デスクに手錠などを置いて威嚇して
きます。
狡猾な警察官
長い間尋問されますが警察官からは
お金の要求はしてきません。
おそらくワイロを要求することは
NGなので旅行客から言い出すのを
待っているのでしょう。
私はとにかく「ホテルにあるから取りに
行かせてくれ」と繰り返しましたが
聞く耳持たずでした。
二人でいたので一人を置いていく
走れメロス式を提案しましたが認めて
貰えませんでした。
結果的には無傷・無償で開放
ウクライナの日本大使館の電話番号を
表示して「通訳を呼びたい」と言った
ところ、なぜか開放されました。
毎回これで開放してもらえるかわかりま
せんが、スマホに大使館の電話番号を
登録しておくと少し安心です。
最後に
ウクライナはパスポートの所持は必須です。
極まれに警官によるパスポートチェックが
あります。
不良警官は長時間拘束してきます。
日本大使館の電話番号を見せて開放される
とは限りません。
そもそもパスポートは所持することという
ルールですので守りましょう。