TBSドラマ「テセウスの船」のタイムスリップ先である1989年の世界に登場する田村心の母・佐野和子を演じる女優は誰でしょうか。
2020年の世界では「人前で笑うな」「人前で泣くな」など尋常ではないネガティブ思考の持ち主ですが、事件発生前は家族を支える明るくて頼もしい母親です。
原作漫画を基にどうなっていったのかを紹介しますのでご覧ください。
記事後半にネタバレがありますので、キャスト情報のみを知りたい方は前半でお引き返しください。
佐野和子役の女優は誰?
榮倉奈々です。
賀来賢人の奥さんですね。
朝ドラ「瞳」で主人公の一本木瞳を演じています。
最近(?)では「東京タラレバ娘」「この世界の片隅に」「僕らは奇跡でできている」などに出演しています。
映画「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」では安田顕とのW主演で加賀美ちえ役を演じています。
プロフィール
名前:榮倉奈々(えいくらなな)
生年月日:1988年2月12日(31歳)
出身地:鹿児島県
身長:170cm
血液型:A型
事務所:研音
佐野和子とは
ここからは原作漫画を基にした記述が含まれます。
ネタバレがありますのでご注意ください。
佐野和子は田村心の母で、死刑囚として収監されている佐野文吾の妻です。
2020年の現代と事件発生前である1989年とでは性格が大きく変わっています。
肝っ玉母ちゃん
旦那は音臼村を守る警察官ですが、家では佐野和子のほうが権力があるのではないかと思うほどです。
1989年時点では田村心を妊娠している状態ですが、家事・育児を全て担当しています。
タイムスリップしてきた田村心を家に泊めるように提案しています。
現代との性格の違い
明るい肝っ玉母ちゃんでしたが、音臼小学校の事件の容疑者として旦那である佐野文吾が捕まってから性格が変わっていきます。
当初こそ無実を信じ強く生きていたのですが、村八分にされ誰からも信じてもらえず、何度も引越しを繰り返す中で旦那の無実を信じること自体を罪だと感じるようになっていきます。
そして子どもたちにも「人前で笑顔を見せるな」「人前で涙を見せるな」と言い聞かせるようになります。
当時は今以上に加害者家族への風当たりが強く、週刊誌などでも何度も「加害者家族も悪である」という論調の記事が掲載されています。
タイムスリップ後の現代
田村心がタイムスリップから帰ってくると、過去の出来事が大きく変化しています。
心の母である佐野和子は世間のバッシングに耐えられず亡くなっており、心は姉の鈴とともに児童養護施設で育っていることになっています。
佐野和子は子どもたちと一家心中をはかったのですが、鈴が寸でのところで思いとどまり、心を担いで逃げ出したため2人だけ生き残っています。
最後に
TBSドラマ「テセウスの船」の1989年の世界に登場する佐野和子役を演じる女優は榮倉奈々です。
明るい女性で、家事と育児を取り仕切る肝っ玉母ちゃんです。
ですが旦那が事件の容疑者として捕まり、村八分にされてしまいます。
その後何度も引越しをしますが、旦那のことがバレるたびにバッシングを受けており、次第に無実を信じる気力がなくなっていきます。