TBSドラマ「テセウスの船」の主人公、田村心(シン)はタイムスリップ先で自分たちを苦しませ続けてきた過去の事件と対峙することになります。
原作漫画を基にネタバレをしていきますのでご覧ください。
目次
田村心(シン)役の俳優は誰?
竹内涼真です。
ソフトバンクのCMなどで毎日何度も見る俳優ですね。
ブレイクのきっかけは「仮面ライダードライブ」の主人公・泊進ノ介役です。
その後、「下町ロケット」や朝ドラ「ひよっこ」などに出演してその地位を盤石のものにしましたね。
意外なことに今回の「テセウスの船」は仮面ライダードライブ以来久しぶりの主演です。
※映画では「青空エール」「センセイ君主」などで主演経験あり
プロフィール
名前:竹内涼真(たけうちりょうま)
生年月日:1993年4月26日(26歳)
出身地:東京都
身長:185cm
血液型:A型
事務所:ホリプロ
田村シン(心)
心と書いてシンと読みます。
名前の由来はタイムスリップしてきた田村心です。
タイムパラドックスが発生しそうな話題ですね。
物語での1回目のタイムスリップの前に「心(シン)」と名付けられた理由は明かされていません。
教師の夢
シンは自分の父が音臼小学校の生徒を苦しめたことで、自分が教師になって子どもたちを幸せにしたいと願うようになりました。
実際に大学までは教師を目指していましたが、その頃に再び父親のことが世間にバレてしまい、教師の夢を断念しています。
タイムスリップ
父のことを恨み続けて生きてきたシンですが、妻である由紀に過去と向き合うように言われています。
原作漫画では由紀は娘を出産した際に亡くなっており、遺品を整理する中で由紀が遺した音臼村の連続怪事件のノートを見つけます。
このノートがきっかけで北海道の刑務所に収監されている父に会いに行く決意をしますが、その途中で立ち寄った音臼小学校の跡地でタイムスリップしてしまいます。
佐野家の居候・臨時教師に
タイムスリップ先は1989年の音臼村でした。
シンは由紀が遺したノートを手掛かりに連続怪事件を阻止しようと動きます。
自分の家族である佐野家に居候させてもらうことになり、さらには事件の現場となる音臼小学校の臨時教師として採用されることになります。
2度のタイムスリップ
1度目のタイムスリップでは佐野文吾は半信半疑であり、自分が事件を起こすと聞いて怒ってシンを放り出してしまいました。
その後シンは1度2020年に戻りますが、再び音臼村にタイムスリップしてきます。
2度目の音臼村では佐野文吾もシンの話を信じ、事件発生を阻止するように全力を尽くします。
結末のネタバレ
2度目のタイムスリップで事件は阻止できますが、直後にある人物に刺されてしまいます。
この2度目の1989年のシンはそのまま意識を失ってしまいます。
が、2020年の世界はこの2回目のタイムスリップによってふたたび過去が変わっています。
その世界では音臼小学校の事件は発生しておらず、佐野文吾は家族と共に幸せに暮らしています。
そしてそこには佐野心という名前で生きている田村心がいます。
もちろん、兄である慎吾も姉である鈴もバラバラになっていません。
さらには1度目のタイムスリップ後には別々の人生を歩むことになっていた由紀も再びシンと出会っており、シンが家族に紹介しています。
最後に
TBSドラマ「テセウスの船」の主人公である田村心(シン)を演じるのは竹内涼真です。
父のやったことを恨んでおり、父のせいで教師の夢を諦めるなど辛い人生を送っていましたが、妻の由紀から過去と向き合うように背中を押されています。
シンのタイムスリップは当初悪い方向へと変化してしまい、1回目のタイムスリップから帰ってきた2020年の世界はタイムスリップ前よりも悲惨な世界でした。
ですがさらにもう1度タイムスリップしたことで望んだ未来を手に入れることに成功しています。
ただし、2度目のタイムスリップでシンはある人物に刺されており、意識を失っています。
生死はわかりませんが、もし亡くなっているのだとしたら2020年を生きている幸せな佐野心はそれまでの田村心と同一人物と言えるのでしょうか。
何度もタイムスリップを繰り返して変化させた後の世界は果たして最初の世界と同じものと言えるのでしょうか。