2018年版下町ロケットの前半、ゴースト編
で的場俊一のまわりをウロチョロしていた
奥沢康之。
個人的にはダイダロスの社長と見間違える
ことがあります。
この奥沢康之を演じている俳優は誰でしょうか。
後半のヤタガラス編でも的場俊一の
手先となって行動しています。
ネタバレを含みつつ紹介しますので
ご覧ください。
目次
帝国重工機械事業部・奥沢康之役の俳優は誰?
演じているのは福澤朗です。
フリーアナウンサーですね。
アナウンサーといえば下町ロケットには
もうひとり古舘伊知郎がいます。
ともにプロレス実況をしていた経歴が
あるので私は油断すると二人を見間違え
たりします。
プロレス実況のほかには高校生クイズでの
「ファイヤー!」も有名ですよね。
プロフィール
名前:福澤朗(ふくざわあきら)
出身地:東京都新宿区
生年月日:1963年9月14日(55歳)
血液型:O型
最終学歴:早稲田大学第一文学部哲学科教育学専修
事務所:ノースプロダクション
奥沢康之とは
帝国重工の花形事業部である機械事業部の
部長をしています。
過去にあの島津裕が部下として働いていた
ことがあります。
島津裕の天才的な閃きに対し否定を
し続け、島津を退職に追い込んだ人物
です。
なお現在は「ミスタートランスミッション」
という恥ずかしい名前で呼ばれつつも
機械事業部を「従来のやり方」で成長
させています。
的場俊一の子分
反藤間派として帝国重工のスターダスト計画
というロケット事業にも反対の姿勢を取る
的場俊一の子分としていつも的場の周りを
ウロチョロしています。
ヤタガラス編では的場俊一が財前道生の
無人農業トラクタープロジェクトを横取りし
奥沢康之は現場指揮を任されています。
的場俊一の意向を汲み取り大型トラクターを
開発するのですが日本の農業にマッチせず
ギアゴースト・ダイダロスの中小企業連合に
よる「ダーウィン」に惨敗してしまいます。
佃製作所の敵?
当初、財前道生が主導し佃製作所に
エンジン・トランスミッションを発注する
予定だった無人農業トラクターですが
的場俊一が横取りしたことで内製化に
方針転換となりました。
以降、現場の指揮は財前ではなく奥沢が
とるようになります。
佃製作所はエンジンの製造から外され
蚊帳の外に置かれます。
的場俊一も奥沢康之も顧客の目線を
持たず「作れば売れる」という大企業の
驕りを持っています。
佃製作所を無視する形で計画は進んで
いき、奥沢康之は佃製作所を「ただの
下請けの1社」と蔑ろにしています。
自分の立場を守るために平気で嘘を吐く
帝国重工の無人農業トラクターアルファ1は
アグリジャパンというイベントでの
デモンストレーションでは障害物として
置かれていた案山子の前で止まらずに
踏み潰し、挙句の果てに脱輪し用水路に
転落するという大失態を犯しました。
その後の報告で奥沢康之は「野木教授側の
問題だった」と言い出します。
この報告会はイベント直後に行われた
ものであり、具体的な調査は行われて
いませんでした。
つまり奥沢康之は自分の立場を守るため
堂々と人のせいにしたわけです。
奥沢康之、現場指揮をはずされる
このアグリジャパンでの大失態は
イベントに来ていた藤間社長の逆鱗に
触れることになりました。
保身のために平気で野木教授のせいに
したことに激怒し「製造部は降りろ」と
このプロジェクトから外すことを指示
します。
奥沢康之、最悪の行動を取る
中小企業連合のダーウィンに惨敗した
帝国重工が次に考えたのは「相手の
足を引っ張る」ことでした。
ダーウィンはダイダロスやギアゴースト
だけでなくたくさんの中小企業が参加
しており、その中には帝国重工の下請け
企業もたくさんいます。
その下請けに対し「ダーウィンに参加
するならうちとの取引は打ち切る」と
脅しをかけたのです。
技術で勝てないと判断し裏から手を回した
わけです。
もちろんこれは奥沢の独断ではなく
的場からの指示ではあります。
この結果、一時的にではありますが
帝国重工のアルファ1がシェアを詰め
はじめます。
悪行が週刊誌に載る
ダーウィンにはテレビ番組制作会社の
北堀企画が参加しています。
当然この強引な脅しに屈することなく
北堀企画の手によって拡散され週刊誌などに
掲載されてしまいます。
さらにはダイダロスが主導して下請法違反
として公正取引委員会に申し立てをします。
なお、これを裏で操っているのは前半で
逮捕されたはずの悪徳弁護士・中川京一
です。
この件に関して、奥沢康之はお咎めなし
となっています。
指示を出した的場俊一の責任となっており
的場自身は次期社長候補どころか帝国重工の
居場所すら失いそのまま退職していきます。
奥沢康之vs島津裕
奥沢康之は帝国重工内のトランスミッションの
第一人者です。
ミスタートランスミッションという恥ずかしい
二つ名を持っており、無人農業トラクターの
小型トランスミッションも内製化するため
奥沢主導でテスト開発をしています。
一方の佃製作所は島津裕が加わりさらに
高性能なトランスミッションが完成して
います。
この2つのトランスミッションの評価の
結果は、圧倒的な差で佃製作所に軍配が
上がります。
奥沢康之は結局帝国重工を追い出した
天才・島津裕に勝つことはできません
でした。
最後に
下町ロケット・ヤタガラス編に登場する
的場俊一の子分・奥沢康之を演じるのは
ジャストミートこと福澤朗です。
ゴースト編で島津裕を帝国重工から
追い出した人間でもあります。
佃製作所および島津裕に対しバカに
した態度を取り続けますが最終的に
トランスミッションの外部評価では
島津裕の圧勝となります。
最後の最後まで小物臭のする人物です。