朝ドラ「なつぞら」で奥原なつの育ての
親である柴田富士子が第3話ではやたら
情緒不安定になっていましたね。
それを敏感に感じ取った娘の夕見子も
不安そうにしています。
家族がバラバラになりそうな危うさ
ですが大丈夫でしょうか。
柴田富士子が情緒不安定
当初は決して歓迎していたはずでは
なかった奥原なつにかなり目をかけて
いる柴田富士子(演・松嶋菜々子)が
柴田家の誰よりもなつを気にするように
なりました。
ある日の晩、なつが夕食時にうとうとと
してしまい、泰樹から「食べるか寝るか
どっちかにせい」と怒られてしまいます。
それを見た富士子は突如泣き出してしまい
ます。
ちょっと情緒不安定ですね。
夕見子・明美にも伝染?
富士子が泣き出した際には耐えられず
夕見子が食事を放り出し部屋へ戻り、
まだ赤ちゃんの明美も泣き出してしまい
ます。
母親の不安定な感情が子供たちに伝わり
伝染してしまっていますね。
なぜか動かない泰樹
なつに対してはうたたねを厳しく諭した
泰樹ですが、なぜか食卓を立った夕見子は
スルーです。
父・剛男が「夕見子!」と声を出して
いますが、なつにあれだけ厳しく言った
泰樹が何も言わないのはちょっと気に
なりますね。
子供たちの不安
母・富士子は奥原なつにかかりっきりで
祖父・泰樹も実の孫たちのことを見て
いない状態です。
これには夕見子だけでなく照男も不満を
持っているようです。
照男は薪割りをしている際に父に対し
「じいちゃんに頼られたことないし」と
不満をこぼしています。
なつと打ち解けられないどころか、なつの
せいで家族間の気持ちが離れようとして
いますね。
実は夕見子はおじいちゃんっこ?
ある晩、夕見子が両親の寝室に文句を
言いにきました。
なつのイビキがうるさくて寝られない
というのです。
これに対し、父が「ここで寝よう」と
川の字になることを提案しますが
夕見子は「おじいちゃんのところで寝る」
と拒絶してしまいます。
復員した父との距離はまだ埋まっていない
ようですね。
夕見子はおじいちゃんの部屋に行くの
ですが、そこでは奥原なつに負けない
大音量のイビキをかいて寝ている泰樹が。
結局夕見子はどこで寝たのでしょうか。
・・・ここ、ギャグシーンだったんですかね。
最後に
「なつぞら」第3話では富士子が情緒不安定に
なるなど、柴田家がかなり壊れかかって
います。
なつという異物のせいで子どもたちは
自分に向けられるはずの愛情が薄まったと
感じているのでしょうし、両親もうまく
感情を振り分けられていない節があります。
最終的にはうまくいくのでしょうが、
今の状況が続くのは見ているこちらも
苦しくなりますね。
早く打ち解けて本当の家族のように
なってほしいですね。