なつぞら第2週・第11話では天陽くんの
家が登場しましたね。
ボロ屋と荒れ果てた土地しかなく、
なつを遊びに誘った天陽に向かって
「こんな家に誘うのは失礼だぞ」
と言ったほど。
なぜ天陽の父が農家ではなく郵便配達を
しているかという理由が明かされました。
次回(第12話)のネタバレをしますので
ご覧ください。
天陽くん、離農してしまうん?
しません。
第11話でなつが泰樹に助けを求めた際
「土が悪すぎる、放っておけ」
と突き放されていますが、泰樹に気持ちの
変化があり助けることになります。
天陽の両親はすでに諦めている
泰樹を含め、柴田家が家族総出で天陽の
家にやってきます。
その際、「本気で農業をやる気があるのか」
という問いに天陽の両親はNOと答えて
います。
子供同士の話ですよ
泰樹が来たのはなつから助けを求め
られたからで、天陽が十勝にいたいと
言ったからです。
天陽の両親は「子供同士の話だから
大人が真剣に話すことではない」と
言い出します。
それに対し泰樹は
子供の事情を真剣に聞いてなぜ悪い?
あんたの息子にも事情があるだろう。
それを真剣に聞いてやれ
と啖呵を切ります。
凄惨な山田家の冬
11話に登場した家ではわかりにくい
ですが、あの家は壁がとても薄く、
ところどころに隙間があります。
冬はマイナス30度になることもある
北海道でそれは地獄です。
当時は床暖房も当然存在せず、夜通し
火を炊くこともできません。
河原で拾ってきた大きな石を焼き、
それをぼろきれで包んで抱いて眠る
ような生活をしていたのです。
ひどいときには寝ている間に背中に
雪が積もることもあったようです。
そんな状況でさらに作物を育てられず
与えられた馬も亡くなってしまった
のであれば心が折れても仕方がない
ですよね。
山田家の土で作物を育てるには5年はかかる
十勝の土は火山灰により酸が強い土です。
大量の木の根をどかすだけでなく、
その酸を洗い流す必要があります。
まともに作物を育てられる土地にするには
5年近い年月が必要なようです。
それを聞いて天陽の両親はしり込みしますが
天陽だけは「やりたい!」と懇願します。
そして泰樹だけでなく近隣の開拓民たちが
集まり、荒れ地の開墾が始まります。
泰樹、粋なプレゼントをする
泰樹は天陽に仔馬をプレゼント
しています。
さらに
お前がこの馬を育てて稼いだら返せばいい
と気前のいいことを言っています。
孫世代には甘いおじいちゃんですね。
最後に
なつぞら第12話の内容をざっくりと
ネタバレしました。
天陽は泰樹のおかげで離農せずにすみ、
無事大きくなるまで十勝で過ごすことが
できます。
なお、天陽は中学卒業後は進学せず
自宅の農業を手伝っています。
なつは農業高校に通いますが、二人は
かなり親密になっています。
第13話(第3週)からはついに
なつが大きくなり広瀬すずが登場します。
天陽も無事に十勝で生きていけている
ようです。