なつぞらの第3週、第13話から第18話の
あらすじをネタバレしていきます。
ネタバレが苦手な方はお戻りください。
第3週のサブタイトルは
なつよ、これが青春だ
です。
そのサブタイトル通り、なつは高校生に
なりこれまでよりも恋愛面にも重きが
置かれはじめます。
目次
なつ、高校生になる
第3週では一気に時間が経過し、
昭和30年(1955年)の初夏となります。
なつは十勝農業高校の3年生、天陽は
中学を卒業後、実家の農業を手伝い始めて
います。
なつ、柴田家との距離が縮まる
なつが十勝に来てから9年が経っています。
泰樹のことを「じいちゃん」、剛男を
「父さん」富士子を「母さん」と呼ぶように
なっています。
ですが「奥原」なつのままです。
それは「いつか本当の兄と妹のもとへ帰る
かもしれない」という想いからのようです。
兄は私を捨てたかったのかもしれない
結局、兄から手紙が来ることは一度も
ありませんでした。
柴田家でも手を尽くしましたが兄・咲太郎や
妹・千遥の消息は分からないままです。
なつは不安そうに「兄は私を捨てたかったかも」
と天陽に愚痴をこぼしますが、天陽は
「そんなことないよ」と励まします。
なお、天陽の兄・陽平は奨学金を貰い
ながら東京の芸術大学に通っています。
天陽家、馬のほかに牛が追加される
前週に泰樹から仔馬をプレゼントされていた
天陽ですが、このころには農協から乳牛を
借りていました。
ちなみにこの頃剛男が農協で働いて
います。
どうやら剛男が手を回してくれたようです。
借りているこの牛がメスの仔牛を産んだら
農協に借りていた牛を返すという契約に
なっているようです。
十勝に電気が通る
なつが子供だった頃には十勝では
電気が通っている家はまれでしたが
このころにはたくさんの電柱が並ぶように
なっています。
泰樹、農協と対立する
泰樹は農協をよく思っていません。
そのため、天陽が農協から乳牛を借りた
という話を聞かされるとみるみる険しい
表情になります。
前述しましたが、柴田剛男は現在農協に
務めています。
そのため柴田家の食卓は冷戦状態です。
対立の理由1
農協がお金のない農家に牛を貸し出して
いることに「農協が牛飼いを牛耳っている」
として反対しているのです。
現実の世界でも農協が農家を牛耳っている
ことが問題視されることがありますよね。
泰樹はまだ農協ができたばかりの時点で
それを懸念しているようです。
先見の明がありますね。
対立の理由2
泰樹の農協を嫌う理由はもう1つあります。
それは牛乳を一手に引き取ってメーカーと
交渉しようとしていることです。
乳業メーカーが十勝に参入してきたことで
酪農家とメーカーが交渉するようになると
酪農家の規模や質などにより待遇に差が
出てきます。
その不公平を解決するために農協が
一度牛乳を集め、メーカーとの交渉窓口に
なろうとしているのです。
泰樹はそれを嫌っています。
自分で作った牛乳を自分の力で売りたいと
考えているのです。
夕見子
本当の姉妹のように育っている夕見子
ですが、実は十勝農業高校には通って
いません。
柴田家の中では空気をかき回す役と
なっており、泰樹と剛男の険悪な空気を
和らげることになります。
なお、和菓子屋・雪月の息子・雪次郎が
気になるようです。
子供の頃は雪次郎のほうが夕見子に
気が合ったようですが高校編では逆に
なっています。
十勝農業高校の級友
十勝農業高校は男子比率が高く
なつと同じクラスの女子は居村良子
だけです。
他になつの知り合いとしては、お菓子屋
雪月の息子である雪次郎も通っています。
十勝農業高校・演劇部
雪次郎は演劇部に入っています。
なつが泰樹と剛男の問題に悩んでいることを
打ち明けると雪次郎は演劇部の顧問の
倉田先生を紹介します。
倉田先生は農協の問題を戯曲にしようと
考えており、なつのことも演劇部に
誘っています。
当事者の目として脚本の手助けを求めて
いるようです。
菓子屋・雪月
雪次郎の実家である雪月は繁盛しており
お店の中でお菓子を食べられるように喫茶店が
併設されるようになりました。
そしてその店内には天陽の描いた絵が
飾られています。
柴田家両親 剛男と富士子の馴れ初め
富士子が19歳の頃、泰樹が近所の農家を
回り候補者を見せて歩いていました。
一人娘だったため、婿養子になれる
次男以下が候補でした。
各農家に顔を出し、畑を手伝いながら
相手を選ばせようとしていたのです。
泰樹にとって剛男は魅力的な男ではなく
別の子の引き立て役のはずでした。
しかし富士子は「この人しかいない」と
剛男を選びました。
なつから「顔がよかったから?」と聞かれた
際には「顔はどうでもよかった」と否定
しますが後で「二枚目だった」と顔が
好みだったことを認めています。
演劇部の戯曲
なつは演劇部に参加するか迷っています。
泰樹のことが大好きななつは
じいちゃんを励ませられるような演劇
ですか?
じいちゃんが見ておもしろいと思える
ような、感動できるような・・・
絶対に傷つけないような演劇ですか?
と顧問の倉田先生に聞きます。
味方がほとんどいない泰樹に寄り添える
ようなことをしたいという熱意を倉田先生に
伝えます。
その熱意に応えるように倉田先生が
なつに伝えたのは
女優になれ
ということでした。
農協を題材にした演劇を泰樹に見て
もらうためにはなつが舞台に立つ必要が
あると主張します。
ちなみに、前述の通り十勝農業高校は
男子比率が多いため演劇部に女性部員は
一人もいませんでした。
ですのでなつが女優第一号となります。
最後に
なつぞら第3週、第13話から第18話
までのあらすじをざっくりとネタバレしました。
第3週はなつが高校生になり、ついに
広瀬すずが登場します。
高校で演劇部に入るまでの導入部となって
います。
なつは天陽といい感じになり、夕見子は
雪次郎がかなり気になっている様子です。