ジブリ映画「風立ちぬ」の中盤、二郎と菜穂子が再会した別荘に外国人が宿泊していましたね。
レストランで新聞を読みながら山盛りの草をモリモリ食べているシーンがあります。
あの草は何でしょうか。
外国人が食べていた草は何?
クレソンです。
劇中で、外国人(カストルプ)が二郎と話をする際に「モスキートいない。クレソン、美味い」と口にしています。
ルッコラ?パクチー?
ネット上では「ルッコラ」と誤認している方もいるようです。
ともにアブラナ科の野菜です。
アニメ絵ということもあり外見で区別するのは至難の業ですね。
ちなみに一時期日本で異様に流行した「パクチー」だとする人もいるようです。
ただし、パクチーは葉先が別れているのでジブリ絵でも違うことがわかるはずです。
山盛りの草を生で??
劇中では草のみが山盛りにされたものをそのままモリモリと食べています。
しかも画面にドアップになるシーンもあるため、特に映画館で見ていた人はインパクトが大きかったことでしょう。
日本では(特に大衆食堂クラスのリーズナブルなレストランでは)まず出てこないメニューですが、そういう食べ方をする人もいます。
要はサラダです。
ドレッシングもつけずに配膳されてすぐに食べ始めていますが、クレソンは独特の辛みがあるため「それが好き」という人にはそのままいけてしまうのでしょう。
そういえばパクチーも好きな人は生でムシャムシャとやっていましたよね。
あれと同じです。
最後に
ジブリ映画「風立ちぬ」で外国人・カストルプが食べていた草はクレソンです。
ドレッシングもかけずに生でもりもり食べているシーンはちょっと驚きますが、食べ物の好き嫌いは人それぞれなので「そういうものだ」と受け取りましょう。