TBSドラマ「キワドい2人」に登場するあやのに視聴者から不満の声が上がっています。
警察のバディものであり、主人公の二人がともにイケメンなので女性視聴者が多いので「やっかみ」ではないかと思っていましたが第5話では擁護不可能なレベルでクレイジーな行動をし始めました。
ただ、演じている女優にまで不満の矛先が向かっているのは行き過ぎな気がします。
今年は散々SNSでの誹謗中傷が問題視されたにも関わらず、今でも平気で「ブサイク」だの「ごり押し」だのと文句を言う人がいて驚きます。
少なくとも氏原彩乃を演じている女優に今回のドラマのキャスティングに口を出せるほどの権力はありません。
監督または事務所から要求されて演じたのであり、全く罪はありません。
ドラマの登場人物について「このキャラクターはいらない」と言っているのか、それとも女優への誹謗中傷なのか、落ち着いて発言を振り返ってみましょう。
あやの不要論
もともとこのドラマは主演の二人のファンの声が大きい作品なのか、序盤から彩乃への風当たりは強かったですね。
女性ファンだけでなく、原作既読組からも「あえて変更する必要はなかったのでは?」という声が上がっていました。
内容としても、警察ではない一般人に潜入捜査まがいのことをさせたり、警察の内部情報を漏らしているというあまり褒められた行動ではありませんでした。
イケメン無罪?
氏原彩乃の年齢は18歳という設定です。
つまり30代・20代の男性が未成年の女性を自宅に呼んでいる状況です。
これは現実であれば「事案」として報道されかねない内容です。
イケメンだから無罪なのかドラマだから無罪なのかよくわかりませんが、わざわざ原作から年齢を下げて未成年にする必要はなかった気がしますね。
貧乏家庭の未成年という設定はどうなった?
上述の通り、彩乃は18歳です。
しかも父親が足を怪我して働けずにいました。
狂言誘拐の結果、労災がおりるなど働いていた職場の社長が心変わりをしてサポートしてくれるような雰囲気になりましたが、具体的に何をしたのかなどは明かされていません。
もしかして生涯生活に困らないほどのお金を用意してくれたのでしょうか。
だから彩乃は毎回暇そうに神崎・黒木の下へ遊びに来ているのでしょうか。
あの狂言誘拐エピソード以降、これらの設定は一切明かされず当たり前のように「3人目のバディ」みたいな顔をして神崎家に来ていますが、最終話では何か明かされるのでしょうか。
特に第5話がクレイジーすぎる
これまでも神崎・黒木の異母兄弟の家庭事情に散々首を突っ込んできた彩乃ですが、第5話では神崎の母が遺した手紙を勝手に見せてしまい、神崎・黒木の関係を破壊しました。
しかもなぜかまるで自分が被害者かのように涙を流しながら「ごめんなさいぃ...私が余計なことをしたからぁん」などと口にしていました。
どういう思考回路でその発言に至ったのかわかりませんね。
打ち切りで脚本が捻じ曲がったと言われても納得できてしまう
このドラマは元々話数が短い作品であり、打ち切りではありません。
ですが彩乃の件以外でもご都合主義な展開が多いですよね。
特に最後のエピソードでは「お前ら落ち着けよ」と言いたくなるくらいバタバタした内容になっています。
話数が少ないのであれば少ないなりに、序盤の一話完結エピソードを省いて最終章だけをしっかり描いたほうがよかったような気がします。
もちろん、これは素人の一視聴者による後出しの意見なのでプロの脚本家がこれでいいと判断して放送している今の内容の方が面白いのだとは思いますが、「これじゃない」感は拭えません。
最後に
TBSドラマ「キワドい2人」のヒロイン(?)氏家彩乃が余計な事しかしていません。
そもそも未成年でお金がないという設定はどうなったのでしょうか。
次回が最終回ですが、何か重大な秘密が明かされたりするのでしょうか。
最終話を見終わった後に「あぁ、彩乃がいるのはそういうことだったのか」と納得できるといいですよね。
とはいえ最後にいきなり「実はこの子も神崎父が養子にしていた」と言われても困りますが(笑)